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🌸あなたはなぜ文章を書くのですか?

あなたはなぜ文章を書くのですか?

――子育てと探究のあいだで、私が綴る理由

かつての私は、「外へ向かうこと」こそが、
社会とつながる唯一の方法だと思っていました。
何かを発信しなければ。形にしなければ。
そんな焦りのような想いを、どこかで抱えていたのです。

けれど今、目の前にいる愛する子どもたちと、愛する主人とともに過ごす日々の中で、
私は、少しずつ気づいていきました。

本当に大切なものは、すぐそばにあるのだと。
だからこそ、今この瞬間を、ていねいに紡いでいこう。
「今しかできないこと」が、静かにここで息づいているのだと。

中学生の頃、私の心には漠然とした“使命”がありました。
——和の文化、音楽、海外、東洋医学。
それらを融合させた“何か”を、この世に残したい。
その「かたち」を探しながら、長いあいだ彷徨ってきたように思います。

当時は明確ではなかったけれど、
今振り返れば、その根源にあったのは
“宇宙の理(ことわり)”とつながる「見えない世界」への戸。

きっとそれは、“古(いにしえ)の戸”。
ご先祖さまたちが静かに守り、つないできた、大切な知恵の入り口。
私は、その戸の前にずっと立ち続けていたのかもしれません。

そして今、私はその戸を、親子でそっと開いている感覚があります。

古事記をひらき、自然の声に耳をすまし、
季節のうつろいのなかに“和の文化”を見つける。
そしてそれを、ことばにして、日々の記録として残していくこと。

この時間こそ、今の私にしかできない「祈り」であり、「願い」です。
子どもたちが未来に読み返したとき、
「ママはこういうことを伝えたかったんだね」って思ってくれたら、それだけで嬉しい。

そしてもう一つの願い。
この想いが、どこかで静かに、
同じように日々をていねいに生きる誰かとつながっていったなら。

いにしえから続いてきたバトンを、
たしかに未来へと手渡せたのだと、信じることができるように思います。

私は、まだ道の途中。
でも、だからこそ、『今』を書き続けたい。
この途中の足跡を、未来の灯りとして。

#ハッピーライティングマラソン
#本田健

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