【親子で学ぶ古事記365|2025年11月26日】聖神(ひじりのかみ)/吉日と季節の
【親子で学ぶ古事記365|2025年11月26日】
聖神(ひじりのかみ)/吉日と季節の小話
おはようございます、古戸音羽(こと おとは)です🌿
親子でゆるやかに「古事記」と季節の移ろいを味わう連載、本日は 2025年11月26日(水) の記録をお届けします。
この日は暦の上で少し特別。
「縁起の悪い日」と「運がまっすぐ通る日」が、同時に顔をのぞかせるからです。
親子で「今日はどんな日?」と話しながら、
古代の人が季節や時間をどう感じていたのか、やわらかく紐解いていきましょう。
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☀️ 今日の暦と過ごし方
■ 仏滅(ぶつめつ)
六曜の中で最も凶の日とされ、「物事がいったん終える・滅する」という意味を持ちます。
結婚式やお祝い事は避ける傾向がありますが、
「いらないものを手放す」「整理整頓」「悪縁切り」には向いているとされます。
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■ 天一天上(てんいちてんじょう)
この期間は、方位の神「天一神(てんいちしん)」が天に戻っており、
どの方角に向かって行動しても障りがないとされる16日間です。
🌿 吉凶が重なる日の考え方
仏滅(凶)と天一天上(吉)が重なるため、
いちばん大切なのは、
“今日をどう過ごしたい?”という自分の気持ちなのでしょう!
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🌌 今日の古事記:聖神(ひじりのかみ)
大年神(おおとしのかみ)の系譜の中にあらわれる五兄弟の末子──
それが今日取り上げる 聖神(ひじりのかみ) です。
この神さまは、農耕と深く結びついた“大年神の一族”の一柱であり、
その名に「日を知る(=暦を読む)」という意味が重ねられる説もあるそうです📝
季節や太陽の巡りを読み取る力を象徴する神
とも言われ、暦と暮らしてきた人々の知恵を感じさせる存在です✨
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◆ 原文(『古事記』上巻)
故、其大年神、娶神活須毘神之女、伊怒比賣、生子、大國御魂神、次韓神、次曾富理神、次白日神、次聖神。
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■ 大年神の子どもたちはどんな神さま?
大年神は一年の実りを見守る“農耕の神さま”。
その子どもたちは、昔の人が生きるうえで大切にした 農業・土地・暦 にまつわる力を分担していると考えられているのうです📝
■ 研究で語られてきた4つの見方
1. 稲作のひろがりを示す説
兄弟の神名が、私たちの暮らしに稲作が根づいていく流れを物語っているという見方。
2. 外から来た神さまとする説
韓神・曾富理神・白日神に渡来系の氏族(秦氏)とのつながりが指摘されることから、聖神も“外からの文化を運んだ神”と考える研究もあるそうです!
3. 「日を読む=暦の神」とする説
「ひじり」を「日知り」ととらえ、
太陽の動きを読み、農耕のタイミングを知らせる役目を持つ神とする考え方👀
4. 霊性を帯びた“聖なる神”とする説
ひじり=聖(ひじり)と見て、特別な神聖さを表す存在ととらえる立場
(典拠:新編日本古典文学全集『古事記』注釈、吉田敦彦・神話学研究/倉野憲司『古事記伝説研究』ほか)
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🍂 季節の小話:朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)
いよいよ明日から七十二候は
小雪・次候「朔風払葉」 へと季節が移ろいますね(11月27日頃~12月1日頃)。
■ 「朔風」とは?
「朔」は“北”。
朔風は、冬の訪れを告げる 冷たい北風=木枯らし のこと。
■ 季節の情景
北風が落ち葉をさらい、木々が冬支度を始めるころ。
地面に積もる落ち葉は、やがて土の中で栄養となり、次の春の命を育てる力へと変わっていくのですね🌸
親子で散歩に出て、
「この葉っぱ、来年の春のごはんになるんだね」と話すのも素敵ですね🍁
■ この頃の風物詩
・カモ、ガン、白鳥など冬鳥が渡ってくる
・雪囲い・衣替えなど、本格的な冬支度
・干し柿や保存食作りが盛んな季節
自然は静けさへ向かいながら、来る春の準備を着々と進めています♪
そう考えると寒いのが少し和らぐように思えます✨
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❄️ 親子へのひとこと
今日の空気を、五感で味わってみてください。
季節や光の変化に耳を澄ませることは、
聖神が象徴すると言われる「暦を読む力」につながっていきます。
どうぞ今日も良い一日をお過ごしください。
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