【親子で学ぶ古事記365|2025年11月15日】少名毘古那神と御諸山の神―案山子(かかし)の知恵と、冬の使者・雪虫―
【親子で学ぶ古事記365|2025年11月15日】
少名毘古那神と御諸山の神
―案山子(かかし)の知恵と、冬の使者・雪虫―
おはようございます、古戸音羽(こと おとは)です🌿
親子でゆるやかに「古事記」や季節の移ろいを味わいながら学ぶ連載、
《古事記365》。
本日は2025年11月15日(土)、「立冬」の次候「地始凍(ちはじめてこおる)」にあたる日の記録をお届けします。
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☀️ 今日の暦と過ごし方
今日の暦です✨仏滅 × 神吉日(かみよしにち)。
「凶」と「吉」が同時に訪れる、ちょっと不思議な日です。
・仏滅は「物事が滅する」とされ、
一般にはお祝いごとを避ける日。
・神吉日は「神様のご加護を受けやすい」吉日です。
矛盾しているようですが、どちらの意味をとるかは心の向け方次第。
悪縁を手放し、新しいご縁を迎えるにはぴったりの日✨
お参りや家の神棚を整える日としてもおすすめです。
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🌿 今日の古事記:
少名毘古那神と久延毘古 ―動けぬ智の神―
出雲の国づくりを進める大国主神の前に、
波間から小さな神が現れました。
彼の名は少名毘古那神(すくなびこなのかみ)。
誰もその正体を知らず困っていたとき、
「久延毘古(くえびこ)なら知っている」と呼ばれたのが、
今回の主役です。
今日の古事記はここから👇✨
少名毘古那について解説した久延毘古くえびこは、今では山田やまだの曾富騰そほどという案山子である。
この神は、歩くことができないが、天下の全てを知っている神である。
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原文
故顯白其少名毘古那神、所謂久延毘古者、於今者山田之曾富騰者也、此神者、足雖不行、盡知天下之事神也。
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久延毘古(くえびこ)は、昔のかかしが神さまになった存在だそうです✨
体は動かないけれど、ずっと田んぼを見守っているので、世の中のことを何でも知っている“知恵の神さま” と言われました。
大国主神が国づくりをしていたとき、海から来た神さまの正体を見抜き、
それが 少名毘古那神(すくなびこなのかみ) だと教えてあげたのも久延毘古です!
昔の人は、かかしを田んぼの守り神や土地のしるしとして大切にしていたため、
さまざまな知恵をもつ神さまとして語り伝えられているのでしょうね😌
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❄️ 季節の小話:冬の使者「雪虫(ゆきむし)」
立冬の頃、白い綿毛をまとった小さな虫がふわりと舞います。
それが「雪虫」。
実はアブラムシの仲間で、体から白い蝋(ロウ)を分泌して雪のように見えるため、この名がつきました。
この虫が飛び始めると、「もうすぐ雪が降る」と言われることから、
“冬の知らせ”を運ぶ使者として親しまれています。
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🌬️ なぜ「雪虫=雪の前ぶれ」?
雪虫が飛ぶのは、気温がぐっと下がった晩秋。
彼らは、カエデの根元からヤナギの木へと旅をする最終世代です。
この旅が始まるころ、シベリアから寒気が南下し、
やがて雪となって舞い降ります。
自然のリズムに寄り添いながら暮らしていた昔の人々は、
その微かな変化を見逃さず、季節のサインとして受け取っていたのですね⛄️
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🌕 御諸山の神と“見守る智”
奈良の御諸山(みもろやま)は、古代より神が降臨する山とされました。
この山もまた、“動かずに見守る”存在。
久延毘古と御諸山の神――
どちらも「静けさの中に知恵が宿る」という共通点を持っています。
現代を生きる私たちにも必要なのは、
“動かずして見通す時間”。
スマホを置いて、風の音や虫の声に耳をすませてみましょう。
きっと、かかしの神さまが微笑んでくれますよ。
そして、今日は七五三でもあります!
良かったら七五三についてまとめているので
見てくださいね✨
https://note.com/mumuwawa/n/n257f3c4ef914
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🌸 まとめと親子の会話ヒント
• 案山子(久延毘古)は「見守る知恵の神」
• 雪虫は「冬の訪れを知らせる自然の手紙」
• 吉凶が重なる日は「心の向け方で吉にも凶にもなる」
👧「動かないのに、どうして全部知ってるの?」
👩「静かに見てるから、わかることもあるんだね」
そんな親子の会話が生まれる一日になりますように。
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