今の仕事は好きですか?キャリアに悩む新入社員の本音から学ぶ、問いの作り方
あなたは今の仕事好きですか?
本当はどんなことがしたかったんですか?
私は新入社員の教育担当をしていて、
教育するだけでなく、新入社員から日々学んでいます。
『 共育(きょういく) 』
教える側と教えられる側がともに育つ
先日、こんな素敵な言葉と出会いました。
今日は、入社してきた社員が
本当は違う部署を希望していたという事例から、
共育のヒントを探っていきます。
この記事は約1700字、約3分で読めます。
目次を入れているので、時間のない方は「まとめ」だけでもどうぞ!
■ 「やりたかったこと」と「今やっていること」って、あとからつながることも
たとえ自分がしたいことではなくても、
その中に「自分にとって意味のある瞬間」
が隠れていることがあります。
あれがやりたかったのに、なんで…。
という問いをちょっと変えてみませんか?
1.自分がしたいもの、なんでそれがしたいんだっけ?
2.そのしたいことって、今してることではできない?
問いを変えてみると、
新しいことに気づくかも。
共通点って意外なところにありませんか?
■ キャリアアンカーという考え方
こうした共通点の見つけ方は、
「キャリアアンカー」という考え方に基づくものです。
――
キャリアアンカーとは?
働くうえで「これだけは大事にしたい」
と思える価値観や指針のこと。
スキルや職種ではなく、
“自分にとって意味のあること”が軸になるという発想です。
たとえば、「人と関わることに価値を感じる」
「新しいものをつくることにワクワクする」
「探求心を大切にしたい」など。
誰かと比べて優れているかではなく、
“自分が納得できるか”という感覚に
焦点を当てる考え方です。
――
経験の中で感じた
「嬉しい」や「楽しい」と思える瞬間こそが、
キャリアアンカーの種だと思います。
■ 本当は違う部署を希望していて
「先輩、実は…違う部署を希望してたんです」ある日、新入社員から打ち明けられました。
こういった悩みはよくあると思います。
周りでもそうした同僚もよくいます。
彼は、仕事にも教育にも、どこか上の空…。
それでも日々のOJTで会話を重ねるうちに、
少しずつ心のうちを話してくれるようになったんです。
「希望した部署じゃない」
「やってみたい仕事とは違う」
そこで、
私はその方に、問いかけてみました。
「どうしてその部署を希望したの?」
「その部署ではどんなことがしたかったの?」
そして、ぽつりとつぶやいたのです。
「…正直、納得してなかったんです」
「なんでこの部署なんだろうって思ってて」
私は、うんうんと頷きました。
「でも…」
「振り返ると、あのとき希望してたのって…」
「たぶん、“誰かの役に立ちたい”なって思ってたんです」
私からはその気持ちを尊重しつつ、
「それって、今の部署ではできない?」
と聞きました。
その瞬間、新入社員はハッとして、
少しだけ気分が晴れた様子でした。
実際は少しだけ悩んでいたり、本気で悩んでいたり、人によって様々です。
正解なんて人それぞれ。
だから、
「問いやヒントを一緒に考える」
この問いを探してあげることが、
本人にとって、私にとって成長できる、
「共育」の在り方だと感じています。
✅ 今日のまとめ
やりたかったこと、今やっていることは「あとからつながる」こともある
そのヒントは、キャリアアンカーという考えに基づく「問い」にある
誰かが「問いやヒント」をともに見つける伴走者となる
私が、最も大切と感じたのは、
好きなことがしたい。でもそれは難しいから、今していることを好きに!
これが好きかもって、
自分で決めていいんです。
あなたが「いま」していることにも、
どこかに好きが隠れているかもしれません。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
新入社員との「共育」を軸に
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