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「英語が話せないのでガジェット3台で国際学会に挑む」

来週、国際学会で発表する。
英語で。

英語が全く話せないのに。しかもつい最近まで、英語発表かどうかすら確認していなかった。


発表が決まったとき、まずやったことはカタカナ原稿を用意することだ。

AIに「この英語原稿をカタカナで読み方を書いてください」とお願いした。昨日から練習を始めている。自分の口から出てくる英語らしき音を聞きながら、これで本当に大丈夫なのか?内容が合っているか?
正直わからない。でもそんなことを気にしていたら前に進めない。

私はエンターテイナーだ。身振り手振りがあればなんとかなる。

実際、メラビアンの法則によれば、言語情報が伝わる割合はたった7%らしい。残りの93%は声のトーンと身振り手振りだ。つまりカタカナ英語でも身振り手振りさえあれば、理論上は93%カバーできる。


問題は質疑応答の5分だ。

プレゼン本体はカタカナで乗り切れる。でも質疑応答はアドリブだ。相手が何を言っているか聞き取れるわけがない。

そこで私はガジェットで武装することにした。

まずAirPods Pro。リアルタイムで相手の英語を日本語に翻訳してAirPodsから流してくれる機能があるらしい。「あるらしい」というのは、まだ一度も試していないからだ。ぶっつけ本番で国際学会に臨む予定である。

次にARグラス。視界の中に字幕を表示してくれる最新デバイスだ。89言語のリアルタイム翻訳に対応していて、相手の言葉が目の前に文字として浮かび上がる。テレプロンプター機能もあるので、原稿を視界に映しながら発表することもできるらしい。

昨日、ついに届いた。
箱を開けて、かけてみた。

使い方がわからない。

あとは、おともにiPadを連れていく。


整理すると、現状はこうだ。

  • カタカナ英語で発表する予定

  • AirPods Proで同時通訳する予定(未テスト)

  • ARグラスは届いた(使い方わからない

  • iPadで質問者の音声をAI翻訳する予定

  • 身振り手振りで残りをカバーする予定

  • 想定問答は用意した(でも聞き取れない)

予定とつもりとわからないしかない。
来週が本番だ。


ここまで読んで、「大丈夫なのか」と思った方もいるだろう。

でも少し考えてほしい。英語が話せなくても、AIが原稿を作り、ガジェットが翻訳し、身振り手振りが残りを埋める。10年前には不可能だったことが、今は普通にできる。

言語の壁というものが、テクノロジーによって静かに溶けはじめている。

英語が話せないことは、もはや国際学会に出られない理由にならない。
準備さえすれば、誰でも世界の舞台に立てる時代になってきた。

装備は、届いた。使えるかどうかは来週わかる。

耳にAirPods Pro、目にARグラス、手元にiPad。ガジェット3台で文殊の知恵。英語は話せなくても、三人寄れば何とやらだ。来週の学会で証明してくる。

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