“近い場所”から音楽を作ってきた人─ 音楽世界線 #6 ゲスト: ZAQさん ─ 佐藤純一による放送後記
今回の「音楽世界線」のゲストは、シンガーソングライター/作詞・作編曲家のZAQさん。
fhánaがランティスに所属していた頃からのレーベルメイトでもあり、実は以前からどこかシンパシーを感じている存在でした。
自身で表に立つアーティストでありながら、同時に作詞・作編曲まで担うスタイル。
しかも、お互いピアノから曲作りを始めることが多いという共通点もあって、音楽への向き合い方に近さを感じます。
さらに、ZAQさんは2017年のアニサマテーマソング「Playing The World」を、僕は2019年の「CROSSING STORIES」を担当していて、“アニサマのテーマソングを書く”という不思議な共通項までありました。
ただ、同じように見える部分がある一方で、僕にとって印象的だったのは“出発点”の違いです。
僕はほぼ独学で音楽をやってきた人間なので、音楽学校で学び、きちんと理論や基礎を積み上げてきた人たちに対して、今でもどこか羨望や負い目のような感覚があります。
だからこそ、音楽教育を経てきたZAQさんの話は、自分にない景色として純粋に興味深かったです。
でも、そんな違いがありながらも、お互い気づけば10年以上この世界で走り続けている“10年戦士”。
作ることの苦しさも、続けることの難しさも知った上で、それでもまだ音楽を作り続けている。
そういう同志のような感覚がありました。
これからも、お互い良い音楽を作っていけたらと思います。

