【第1話】45歳になって気づいた。「回復力」は若さではなく、人生の土台だった。
もちろん。
今回のテーマなら、体験談を軸にしたエッセイとして書くのが、おじさんらしいと思う。
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【第1話】45歳になって気づいた。「回復力」は若さではなく、人生の土台だった。
「体は資本。」
この言葉を聞いたことがない人は、ほとんどいないでしょう。
私も若い頃から何度も聞いてきました。
でも正直に言えば、その本当の意味を理解していませんでした。
今、私は45歳です。
20代の頃は、24時間勤務や夜勤を経験していました。
朝まで仕事をしても、少し寝れば普通に動ける。
多少無理をしても、「若いから何とかなる」と思っていました。
実際、何とかなっていました。
だから、「体は資本」という言葉も、どこか他人事だったのです。
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変化を感じ始めたのは35歳を過ぎた頃でした。
夜勤明けの疲れが翌日まで残る。
一晩寝ても回復しない。
「何だか疲れが抜けない。」
そんな感覚が少しずつ増えてきました。
最初は気のせいだと思いました。
「年のせいかな。」
「仕事が忙しいからかな。」
そうやって理由を探していました。
でも45歳になった今、ようやく分かったことがあります。
若い頃と同じ働き方を続けること自体が、無理だったのです。
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もちろん、人それぞれ違います。
スポーツを続けている人もいます。
基礎体力が高い人もいます。
夜勤が苦にならない人もいます。
だから、「40代になったらみんな同じ」ではありません。
でも、一つだけ共通していることがあります。
人は年齢とともに変化するということです。
それは能力が落ちるという意味ではありません。
体との付き合い方が変わるということです。
若い頃は「気合い」で乗り切れたことも、今は回復する時間を考えながら付き合う必要があります。
それは衰えではなく、自分自身を知ることなのだと思います。
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私がもう一つ気づいたのは、健康診断だけでは分からないことがあるということです。
数値は正常。
異常なし。
それでも疲れる。
それでも眠れない。
それでも気力が湧かない。
そんなことがあります。
つまり、
健康診断で「異常なし」と、「健康である」は、必ずしも同じ意味ではありません。
だから私は、数字だけではなく、自分自身の感覚も大切にしたいと思うようになりました。
「最近疲れやすい。」
「眠りが浅くなった。」
「以前より回復しない。」
こうした小さな変化も、自分の体からの大切なサインなのだと思います。
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今回、改めて感じたことがあります。
仕事は大切です。
収入も必要です。
生活していくためには、お金も欠かせません。
でも、そのお金を稼ぐための体を壊してしまったら、本末転倒です。
私は最近、こう考えるようになりました。
小銭を稼いで、大きなものを失ってはいけない。
人生で一番大切な資産は、銀行口座の残高ではありません。
毎日を元気に過ごせる体です。
だから45歳になった今、私は「体は資本」という言葉を、ようやく自分の言葉として理解できるようになりました。
そして、この気づきが、これからの人生の土台になっていく気がしています。
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第2話予告
「精神だけを見ていた私が、体全体を見るようになった理由」
次回は、精神的な不調を経験したからこそ気づいた、「心と体は切り離せない」という話を書いていきます。ここから、かかりつけ医や睡眠、そして「体全体をメンテナンスする」という考え方につながっていきます。
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