第2.5話 重要 ごめん。大事なことを一つ忘れていました。

もちろん。第2話と第3話の間に入れるなら、「補足だけど、ここは絶対に読んでほしい」という位置づけがいい。

第2.5話 ごめん。大事なことを一つ忘れていました。


第2話、第3話と書いてきました。

「まず休もう」

「逃げたあと、どうするか一緒に考えよう」

「学校以外にも人生はある」

ここまで書いてきました。

でも、ごめん。

一つ、大事なことを書き忘れていました。

これは絶対に書いておかなければいけなかった。



「家に帰れば安全」とは限らない

僕は最初、

学校がつらい

学校を休む

家で休む

というルートを考えていました。

でも、それだけじゃありません。

家に帰ること自体が怖い子もいる。

親に学校のことを話したら怒られる。

「学校へ行け」と無理やり連れていかれる。

家でも暴力を受ける。

怒鳴られる。

脅される。

無視される。

安心して眠れない。

あるいは、家にいることで自分自身を傷つけてしまいそうになる。

そういう子もいる。

だから、

「学校から逃げたら家に帰ればいい」

とは、僕は言えません。



学校も家も安全じゃないなら、第三の場所へ

これを覚えておいてください。

学校が危ないなら、学校から離れていい。

家が危ないなら、家から離れる方法を探していい。

学校も家も危ないなら、第三の場所を探していい。

これは、

「自分一人で知らない場所へ行け」

という意味ではありません。

むしろ逆です。

大人の力を借りて、安全な場所につながってください。

児童相談所。

相談窓口。

学校の保健室や相談員。

医療機関。

信頼できる親族。

地域の支援機関。

緊急の場合は、警察や救急。

「どこへ行けばいいのか分からない」

それでも大丈夫。

「家にも学校にも居場所がありません」

と、そのまま伝えてください。

そこから一緒に考えてもらえばいい。



親に言えなくても、終わりじゃない

これも大事です。

「親に相談できない」

という子は、いると思います。

だったら、

親以外の大人を探してください。

保健室の先生でもいい。

スクールカウンセラーでもいい。

スクールソーシャルワーカーでもいい。

親戚でもいい。

病院の先生でもいい。

相談員でもいい。

そして、

「親には言えないけど、助けてほしい」

と言っていい。

それだけで十分です。



連絡先が分からなくても大丈夫

「そんな窓口、知らないよ」

それも普通です。

だから検索してください。

「こども 相談 189」

「24時間子供SOSダイヤル」

「まもろうよ こころ」

などで検索すると、公的な相談先を探すことができます。

電話が嫌なら、SNSやチャットで相談できる窓口もあります。

そして、この記事の画像にも相談先を載せています。

ただし、電話番号や受付時間は変更されることがあるので、実際に連絡するときは公式サイトで最新情報を確認してください。



そして、今すぐ危ないなら

もし今、

「自分を傷つけてしまいそう」

「今夜を越えられるか分からない」

という状態なら、

学校のこと。

成績のこと。

進路のこと。

親との話。

全部、後回しでいい。

今は命を守ることが最優先です。

近くにいる安全な大人に、

「今、自分を傷つけそうです。そばにいてください」

と伝えてください。

緊急なら救急や警察につないでください。

一人にならないでください。



「逃げる」の意味を、もう一度確認します

僕が言っている、

「逃げろ」

は、

「何もかも捨てて一人で逃げろ」

という意味ではありません。

危険から離れて、安全な場所につながれ。

という意味です。

そして、

一人で解決しろ

という意味でもありません。

むしろ、

誰かの力を借りていい。

という意味です。



僕は最初、ここを見落としていました。

だから第2話と第3話を読んでくれた人にも、

「ごめん。ここだけは追加で読んでほしい」

と言いたい。

学校が危ない子。

家が危ない子。

学校も家も危ない子。

そして、自分自身が危ない状態の子。

それぞれ逃げるルートは違います。

だから、

「自分には逃げる場所がない」

と決めつけないでください。

逃げる場所を、一緒に探してくれる大人や制度があります。

そして、見つからなければ、

「分からないから助けてください」

と言っていい。

それも立派なSOSです。



最後に一つだけ。

君が悪いから、逃げるんじゃない。

君を守るために、逃げるんです。

そして、安全な場所にたどり着いたら、

そこから先の人生を、

一緒に考えよう。

これを今回の「2.5話」として挟もう。
第1話の「まず逃げろ」と、第2・3話の「逃げた後の選択肢」をつなぐ、安全網の章になる。

もちろん。今回は第2.5話なので、「家も危ない」「親に言えない」「どこへ逃げればいい」「相談先が分からない」という検索語をかなり意識して70個。

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