【第11弾】1-run生成階層図に現れる周期構造:18→54→162 ★
今回は、1-run生成階層図に現れる周期構造をもう一段掘り下げてみます。
(シリーズ全体を追う時間がない方は、第5弾、第8弾から読むのがおすすめです。)
これまでの記事で、私は
1-run生成階層図という図を手掛かりに、コラッツ写像をビット列として観察してきました。
この図を眺めていると、いくつか気になる規則が見えてきます。
まず、次の18bit列を見てみます。
000010010111101101これを中央で分けると
000010010 | 111101101となります。
さらに観察すると
000010010
↓(0と1を反転)
111101101つまり後半は、前半のビット反転になっています。
記号で書けば、この18bit列は
A | ¬A
という形になっています。
このこと自体は、もしかすると単なる偶然かもしれません。
ただ、この関係は 54bit、162bit の列でも同様に見えます
(少なくとも、観察した範囲ではそうなっています)。
次に、周期を見てみます。
階層図を遡ると、周期は
18
54
162と伸びていきます。
つまり
×3
で増えていることになります。
このことから、1-runの k ステップ前では
周期 = 2 × 3^(k−1)という周期構造が現れているように見えます。
もちろん、これは今のところ
観察からそう見える
という段階であって、
なぜこの周期になるのかまでは説明できていません。
ただ少なくとも、
1-runが完全に突然現れるわけではなく、
その手前に何らかの構造がある
ようには見えます。
ここまでで見えているのは、
・周期が 3倍ずつ伸びること
・ビット列が **前半と後半で反転する形(A|¬A)**になっていること
といった点です。
ただ、この構造がどこから来ているのかはまだよく分かりません。
整理していく必要がありそうです。
階層図には、他にもいくつか特徴が見えてきています。
それについては、次回以降の記事で触れていきたいと思います。
それはそれとして、疑問や質問があれば、ぜひ教えてください。
読者あっての記事なので、遠慮なくコメントしていただけるとありがたいです。
