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我が家がみんな「さん付け」で呼ぶ理由

「さん付け」で呼び合う家庭です

我が家では、親子関係なく「さん付け」で呼びます。

例えば私は「まいたけさん」、息子は「こまいさん」。(もちろん本名ではないです、笑)
初めて遊ぶパパ友ママ友には「珍しいね」と驚かれることもあります。

でも最初からそうだったわけではありません。
妻と付き合っていた頃、お互いを「くん」「ちゃん」で呼んでいました。

転機になったのは、妻の妊娠です。

性別もまだ分からない我が子の人生を考えたとき、自分の子ども時代を思い出しました。


子どもを「一人の人」として見たい

私の父はいわゆる亭主関白。家族を支えてくれたことには今でも感謝しています。

でも、ずっと呼び捨て・命令口調だったのが小さい頃からちょっとイヤだな、と思ってました。
そして、中学生ぐらいから親の良い面とそうでない面も冷静に見えてきて、大人になるにつれ、「家族だから上下関係があるのは当たり前なのかな」と違和感を覚えるようになりました。

だから私は、自分の家庭では最初から子どもも一人の人として接したいと思いました。

もちろん、小さいうちは教えることばかりです。
でも、小学3年生になった息子は、私より詳しいこともあります。ショッピングモールでは道を教えてくれることもあれば、夫婦げんかをなだめて止める一言をくれることもあります。

親が一方的に教える時間は、人生全体から見ればほんの数年。その後は知識も経験も増え、やがて親を追い越していきます。

だからこそ、最初から「一人の人」として尊重した方が、お互いに自然と意見を言い合える関係になれるのではないか。そんな気がしています。


呼び方は、相手への姿勢を表す

呼び方一つで世界が変わるわけではありません。でも、言葉は相手との距離や向き合い方を少しずつ形づくります。

親だから偉い。子どもだから従う。そんな関係ではなく、お互いを尊重しながら、それぞれの役割を果たしていく。そんな願いを込めて、まずは呼び方から対等な関係を築いています。

考え方は皆さんそれぞれだと思いますが、私個人はそんな家庭のほうが、長い人生で見れば心地よい関係を築ける気がしています。

年齢や立場ではなく、「目の前にいる一人の人」として接すること。その積み重ねが、家庭だけでなく、誰もが安心して自分らしくいられる社会につながっていくのかもしれません。

だから我が家は今日も、「こまいさん、おはよう」から一日が始まります。

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