苦手な人のことを、家に帰ってまで考えない方法
玄関のドアを閉めて、鍵をかける。
「今日も終わったー!」
ふうっと息をついて、ここからは自分の時間。
……のはずなのに。
お風呂に入っているとき。
髪を乾かしているとき。
布団に入り、さあ眠ろうと目を閉じた瞬間。
あの人の言葉が、頭の中で勝手に再生される。
「あのとき、こう返せばよかった」
「どうして、あんな言い方をされたのか」
「明日もまた会うのか……」
職場で一緒にいるのは8時間なのに、家へ帰ってからも考えていたら、心だけずっと残業しているようなものです。
しかも、残業代は出ません💦
これはもう、そろそろ定時で上がりたいところですよね。
私も以前は、苦手な人をよく家まで連れて帰っていました。
もちろん、本当に一緒に帰るわけではありません。
その人は私の頭の中へ勝手についてきて、いちばん落ち着くはずの夜に、ずっと同じ言葉を繰り返します。
誰も招待していないのに、私の部屋の特等席へ座っているのです。
「考えないようにしよう」は、いったんやめて大丈夫
そんな夜、私は何度も「もう考えないようにしよう」と自分に言い聞かせました。
けれど不思議なもので、考えないようにするほど、ますます気になってしまいます。
『見るな』と言われると見たくなってしまうのに近いかもしれませんね( ˙꒳˙ )
ですから、つい考えてしまう自分を責めるのはもうやめにしましょう!
それはあなたの心が弱いわけでも、気にしすぎる性格が悪いわけでもありません。
ただ、「言えなかった言葉」や「納得できなかった気持ち」が、心の中に少し残っているだけかもしれません。
必要なのは、その人を無理に忘れることでも、許すことでもありません。
何を言われても平気な、鋼の心を手に入れる必要もありません。
今日の出来事に、自分で退勤時間をつくること。
ここからは、「5分ほどの小さな心の退勤」をご紹介します。
特別な道具も、毎日きっちり日記を書く根気も必要ありません!
今夜から使える、3つの手順だけです(*´艸`)
① 3分間だけ、思いきり考える
まずは、スマートフォンのタイマーを3分に設定します。
そして、その3分間だけは、あの苦手な人のことを好きなだけ考えてよいことにします。
腹が立ったこと。
悲しかったこと。
本当は言い返したかったこと。
この時間は、遠慮しなくて大丈夫です。
無理に優しい人でいようとせず、
「私は嫌だった!」
「あれは普通に傷つく!」
と思ったまま認めてしまいましょう!
大切なのは、気持ちを3分ですべて消すことではありません。
考え始めた時間ではなく、考え終わる時間を決めることです。
タイマーが鳴ったら、こう言います。
『はい、今日はここまで!退勤です!ピッ(タイムカードの音)』
まだ少し気になっていても大丈夫です。
完璧に忘れられなくても、いったん閉店できれば合格です✨️
紙に書いて、ビリビリに破いてしまうのもいいかもしれませんねヾ(*´∀`*)ノ
② 言えなかった言葉を、一つだけ書く
次に、紙やスマートフォンのメモへ、あのとき言えなかった言葉を一つだけ書きましょう!
「その言い方は、つらかった」
「私は悪くないと思っています」
「今日は、これ以上できません」
きれいな文章にする必要はありません。
誰にも見せないので、少しくらい乱暴な言葉でも構いません(笑)
口に出せなかったからといって、あなたの気持ちがなかったことにはなりません。
言い返せなかった自分を責めるよりも、「私は本当はどう感じていたのか」を自分だけは分かってあげる。
それだけで十分です✨️
書き終えたら、心の中で「以上!」とつけ加えてもよいでしょう。
これで、言えなかった言葉の回収は完了です。
③ 明日の自分へ、一つだけ預ける
最後に、この件について明日どうするか、一つだけでいいので決めておきましょう!
・必要であればメールで確認する
・用件だけを話す
・少し距離を取る
・明日まで判断しない
・今回は何もしない
「何もしない」も、きちんとした選択です。
決して怠けでも甘えでもありませんからね!
今夜のあなたが、すべて解決する必要はありません。
明日できることは、明日の自分へ預けちゃってください(*´艸`)
一つ決めたら、温かい飲み物を入れる、手を洗う、好きな香りをつけるなど、簡単な動作で締めくくりましょう!
そして、心の中でこう伝えます。
『今日の仕事は終わり。ここからは私の時間!』
これで、心の退勤も完了です(*´˘`*)
また思い出してしまったときは
この手順を終えたあとも、その人の言葉が浮かんでくる夜はあります。
そんなときは、最初からやり直さなくて大丈夫です!
「あ、また思い出してしまった…」
「でも、本日の受付は終了してまーす!」
そう確認して、目の前の時間へ戻ってきちゃいましょう💪
何度思い浮かんできても問題ありません。
一度も思い出さないことではなく、思い出しても自分の時間へ戻れることが、この方法の目標なのです✨️
今夜のためのチェックリスト
・タイマーを3分に設定し、遠慮せずに考える
(あるいは紙に書く)
・言えなかった言葉を一つだけ書く
・明日の自分に預けることを一つ決める
・「ここからは私の時間」と区切る
苦手な人のことを考えてしまうのは、それだけ今日のあなたが、傷ついたり我慢したりしながら一日を乗り切ったからかもしれません。
そして、苦手な人にまであなたの夜の特等席を用意する必要はありません。
その席には、好きな音楽や温かい飲み物、読みかけの本などを置いておきましょう♪
玄関の内側は、あなたの場所です。
眠る前の静かな時間も、あなたのものです。
今夜は心もきちんと定時で上がって、のんびり過ごせますように。
あなたの部屋が、あなたのための小さな癒しの国になりますように✨
