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ふくいに戻って考えること

明日ウェブセミナーに登壇し、自分のキャリアについて語る機会を頂けた。自分の考えを整理すること、そして今の新鮮な気持ちを忘れないようにすること、そのために書き記そうと思う。

私が東京に行った理由

私が福井県を出たのは、大学進学のため、それだけだ。
元々実家を離れたくなかった。
最初の志望校は金沢にし、レベルを上げろと言われ、京都にしていたが、それでもレベルを上げろと言われ、東京にした。
福井を離れるときから、福井に戻ってこようと思っていた。
それは家族がいたのもあるし、素敵な職場を知っていたのもある。
大学に行ってよかったこと、よくなかったことはまた別途書こうと思う。

東京と福井、どっちをとるか

大学に進学してからも福井に戻ると思っていたけれど、迷った時もあった。
大学2年の冬休み、いよいよ就活が始まるという時のこと。
それまではあまり東京が好きではなくて、東京に残る選択を考えなかったけれど、
周りの同級生たちは大学院に進み就活をしないこと、当時あるきっかけで東京が楽しく感じてきたこと、好きな人ができたこと、色々が重なり、東京に残るのもいいなと思った。
何回も考えて、考えて、泣いたりすることもあって、大好きな家族とさえ衝突するときもあった。
でも最後には福井に戻ることを選んだ。
当時の私は、後々後悔しないかな、とか、今いる付き合った人とはどうなるんだろうとか考えてもいたけれど、あの時は今じゃ考えられないくらい楽観的だったから、まぁ大丈夫だよ!と自分に言い聞かせていた。
今なら胸を張って、福井に戻って正解だよ、って言える。
周りに流されずに正しい選択をした私、偉かった。

福井に戻ると決めた理由

Uターンしてからもよく聞かれるこの質問。
単純に言葉にするのは難しいけれど、なんとなくわかる気がする。

①東京が合わなかった
福井で生まれ育った私には、東京が合いませんでした。
とにかく人が多い。家から出るだけで疲れる。
人は多いのに知っている人は少ない。隣の家の人を知らないのが不自然。
見上げても建物。地平線が見えない。空が狭い。
帰る場所はアパート。自分の家って感じがしない。仮ぐらし。
遊ぶ場所は確かに多いのかもしれないけれど、普段暮らしていて行くわけじゃない。
とにかくとにかく合わなかった。

②ふくいの幸せを再認識した。
一度出たからこそ、やっぱり福井はいいところだって感じました。
空がきれいなこと、広いこと、空気がおいしい所、人が近い所、ご飯がおいしい所、そして何よりも大好きな家族がいること。
私はここにいていいんだって思える、唯一の場所。
いつでも無条件の愛情を注いでくれる家族が近くにいることは、何よりも幸せなことです。

そしてあまり考えたことはなかったけれど、東京に出て思ったこと。
たくさんあることが幸せじゃないと思います。
福井にいると、服を買いに行くのは金沢まで出ないといけないし、ラウンドワンもないし、おしゃれなお店もそんなにないし、東京や大阪に行くのには3時間くらいかかる。
一見不便に見えるかもしれないけれど、これが幸せなんです。
福井にいたころ、ディズニーに行くのなんて一大事で、ずっごい嬉しかった。家族とラウンドワンに行く日だって、前の日眠れないくらい楽しみだった。東京に行ったらあのお店でこれを食べてこのお店に行こうって考えるのがうれしかった。お母さんと金沢へ行くのもプチ旅行で、セールの時行くのがすっごく楽しかった。
でも、東京にいると違う。行こうと思えばどこにでもすぐいけちゃうし、手に入れたいものはなんでもすぐ手に入っちゃう。
その分の嬉しさも半減しちゃうし、貴重さもなくなっちゃう。
足るを知るって言葉があるけれど、本当にその通りだと思った。

③ふくいで働く形があることを知ってもらいたい
私は幸いにも中高で福井の企業を訪問し、企業のすばらしさを知っていた。
だから、福井にUターンできた。
でも、福井に戻ると言ったとき、勿体ない、とか、キャリアを捨てる、とか、目標が低い、とか、何回も何回も言われた。
私の人生私が決めて何が悪いんだ黙っててよと思っていたけれど。

東京で働くことが偉いの?大企業に勤めることが偉いの?人よりも給料が高いっていうのがキャリアの活かし方?
私はそうは思わない。
福井で、自分のやりたいことを見つけて、それを頑張って極める。
福井の経済を強くする。
それだっていいことじゃん。
勝手に人の決めたことを無駄とか決めつけるなっ

でも、Uターンするのに勇気がいるのもわかる。
私の姿をみて、Uターンする人が一人でも増えてくれたらいいな。

福井で働いて思うこと

実際福井で働いて約4か月。
福井で働いてよかったと実感する日々。
理由はたくさんあって書ききれない。

①私を私として認めてくれる
福井の企業は、都会の企業に比べたら規模は小さい。人数も少ないはず。
でもその分、新入社員としてではなく、私として見てもらえているように感じる。
新人が一人の状況で、私の成長スピードに合わせて仕事を教えてもらえる。
上司との距離が近く、様子を丁寧に見てもらえる。
働いてみて、やっぱり人間関係はとてもとても重要だと思う。
先輩方にたくさんかまってもらえること、すごく幸せ。

②Uターンが一つの個性になる
Uターンで戻ってきたってだけで、面白がって話を聞いてもらえます。
何かをやりたいって言ったら、誰かしらが必ず力になってくれます。
私も福井のために何かしたいと思い、イベントの開催を考えていたところ、知り合いや県の職員の方々が協力してくださり、成功までたどり着けました。
東京にいたら、所詮ただの人間一人として埋もれてしまいます。

③のびのびできる
疲れたら海に行く。
日没を見る。
田んぼの葉が風に揺られる音を聞いて、お散歩する。
満天の星空を見る。
東京じゃ手に入らないものが福井では手に入ります。
福井には何もないという声をよく聞くけれど、それは資本主義的に見たらないだけで、こんなに東京にはないものが福井にはあるじゃないですか!!!


まだまだ書きたいことはありますが、疲れたのでいったんここまでに。
大学で感じたことを忘れちゃう前に、また書けるといいな。

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