Excelで勤務時間の合計が24時間でおかしくなるのを直す方法|[h]:mm 表示形式
「1日の労働時間を足し算したら、合計が変な数字になった」「20時間働いたはずなのに『8:00』と表示される」——勤怠管理でExcelを使うと必ずぶつかる落とし穴です。
原因は計算ミスではなく、表示形式です。この記事で、コピペ不要・設定ひとつで直せる方法を解説します。
なぜ24時間でリセットされるのか
Excelの時刻は「1日=1」として管理されています。`8:00` は内部的には 0.333…、`24:00` はちょうど 1 です。
標準の時刻表示(`h:mm`)は「1日の中の時刻」を表すため、24時間を超えると1日分(24時間)を捨てて余りだけを表示します。だから「25:00」が「1:00」に、「32:00」が「8:00」になってしまうのです。計算結果(合計)自体は正しく、見え方だけが間違っている状態です。
直し方:表示形式を [h]:mm にする
合計のセルを選び、次のように設定します。
セルを右クリック →「セルの書式設定」
「表示形式」→「ユーザー定義」
種類の欄に次を入力
[h]:mm`h` を角カッコで囲むのがポイントです。`[h]` は「24時間を超えても繰り上げず、累計の時間数で表示する」という意味になります。これだけで「25:00」「32:00」と正しく表示されます。
合計時間を「数値(人時)」で出したいとき
給与計算などで「20.5時間」のように数値で扱いたいときは、合計に24を掛けます。
=合計時間*24Excelの時刻は「1日=1」なので、24を掛けると時間数(小数)になります。セルの表示形式は「標準」や「数値」に戻してください。「8:30」なら `8.5` と出ます。
分単位の端数まで正確に出したいとき
「7時間45分」を「7.75」ではなく分で扱いたいときは1440(=24×60)を掛けます。
=合計時間*1440これで分単位の合計(例:465分)が出ます。残業代や時給計算に便利です。
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凪
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