防災グッズは何が必要?家族で見直した備蓄とおすすめ7選
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9月1日は「防災の日」。
わが家でも、この機会に防災用品と備蓄を見直してみることにしました。
きっかけの一つは、妻の入院です。
現在は、私と高校生の娘、中学生の息子の3人で家のことを回しています。
食事を考える。
買い物に行く。
洗濯をする。
日用品がなくなっていないか確認する。
それまで自分がほとんど把握していなかった家の中のことを、一つずつ確認する生活が始まりました。
そこで気づいたことがあります。
私は、この家に何があって、何がないのかをほとんど把握していませんでした。
食材を探しても見つからない。
日用品の買い置きがあるのか分からない。
ないと思って買ってきたら、別の場所から同じものが出てくる。
そんなことが何度かありました。
そこで、防災用品についても同じではないかと思いました。
「水はある」
「非常食もあったはず」
「懐中電灯もどこかにある」
それだけで、本当に災害への備えになっているのだろうか。
一度、きちんと確認してみることにしました。
今は3人。でも防災用品は4人分を基本にする
現在、自宅で生活しているのは3人です。
でも、わが家は4人家族です。
妻が入院しているからといって、防災用品まで3人分だけ考えるのは違うのではないか。
途中でそう気づきました。
妻が退院して戻ってきたあとの生活もあります。
災害がいつ起こるのかも分かりません。
そこで今回の見直しでは、
「今、自宅にいる人数」ではなく、「4人家族として必要な量」を基本にする
ことにしました。
家庭環境が変わったことで防災を考え始めましたが、備える対象から家族の誰かを外すわけではありません。
家族4人で生活するときにも困らない状態にしておきたい。
そう考えています。
防災用品は「あれば安心」ではなかった
わが家にも、防災用品がまったくなかったわけではありません。
確認すると、
水
レトルト食品
缶詰
米
懐中電灯
モバイルバッテリー
非常用トイレ
救急用品
などはありました。
一見すると、それなりに備えているように見えます。
でも問題は、
「あること」と「家族が必要な量を把握していること」は違う
ということでした。
水は何リットルあるのか。
非常食は何食分なのか。
賞味期限はいつなのか。
非常用トイレは何回分あるのか。
モバイルバッテリーは充電されているのか。
そこまで確認して初めて、「備蓄している」と言えるのだと思います。
これは、家の在庫を自分で管理するようになって気づいたことでした。
4人家族なら、水だけでもかなりの量になる
防災用の飲料水は、一般的に1人1日3リットル程度が一つの目安とされています。
4人家族で考えると、3日分なら、
3リットル × 4人 × 3日 = 36リットル
になります。
1週間なら、
3リットル × 4人 × 7日 = 84リットル
です。
数字にしてみると、かなりの量です。
これまで、
「ペットボトルの水が何本かあるから大丈夫だろう」
くらいに考えていました。
でも家族4人分として計算すると、それだけでは十分とは限りません。
だから、まず今ある水を数える。
そのうえで、不足している分を補っていく。
そう考えることにしました。

家族で見直した防災グッズ・おすすめ7選
今回、何もない状態から防災セットを丸ごと買うのではなく、
すでに家にあるものを確認して、足りないものだけ追加する
ことにしました。
日用品でも、ないと思って買ったら同じものが家にあった経験があります。
防災用品でも重複購入は避けたい。
そこで今回は、わが家で見直したものの中から、購入候補として考えた7つを紹介します。
① 長期保存水
まず追加したいと思ったのが水です。
家庭で保管するなら2リットルのペットボトルは便利ですが、500ml程度のボトルもあると使いやすそうです。
家族それぞれが飲みやすい。
持ち出す場合にも分けやすい。
そのため、わが家では大きなボトルだけではなく、小さなサイズも組み合わせて備えたいと考えています。
たとえば500ml×24本でも、合計は12リットルです。
4人家族の3日分として考える36リットルには届きません。
一箱買えば終わりではなく、普段飲んでいる水も含めて全体量を確認していく必要があります。
② アルファ米などの長期保存食
非常食も見直したいと思っています。
候補の一つが、アルファ米などの長期保存できる食品です。
ただ、同じ味を大量に買うより、何種類か入っているセットの方が家族には合いそうです。
「これは食べやすい」
「これはあまり好みではない」
と、平常時に家族で確認しておくこともできます。
非常時だから何でも食べられるとは限りません。
いざというときに初めて食べるのではなく、一度試しておく。
それも防災の一部だと思っています。
非常食は「特別なもの」だけにしない
防災というと、長期保存できる専用の非常食を大量にそろえなければならないような気がします。
でも、普段食べている食品を多めに買い、古いものから食べて、使った分を補充する「ローリングストック」という方法もあります。
これは今のわが家にも合っています。
レトルトカレー。
缶詰。
パックご飯。
インスタント食品。
普段から食べるものなら、賞味期限が近づいたときにも無理なく消費できます。
妻が入院してから、食材の在庫や消費する順番を自分で考えるようになりました。
その経験からも、
防災だけ別に考えるのではなく、普段の食生活の延長で備える
という方法は続けやすそうだと感じています。
③ 携帯ラジオ
今回、防災用品を見直していて気になったのが、停電や通信障害が起きたときの情報収集です。
普段なら、ニュースも天気もスマートフォンで確認できます。
でも災害時に、
スマートフォンの電池がなくなったらどうするか。
通信が不安定になったらどうするか。
そう考えると、スマートフォン以外の情報源も一つ用意しておいた方が安心です。
そこで、携帯ラジオも候補に入れました。
乾電池で使えるもの。
手回し充電ができるもの。
ライトやスマートフォンへの給電機能が付いたもの。
いろいろなタイプがあります。
多機能なものが必ずしも必要とは限りませんが、停電時でも使える方法があるかは確認して選びたいと思います。
④ LEDランタン
家を確認すると、懐中電灯はありました。
でも、新しく必要だと思ったのがランタンです。
停電したとき、家族で一つの部屋に集まって過ごすことを考えると、手元を照らす懐中電灯だけではなく、周囲を広く照らせるものも欲しい。
そこでLEDランタンを購入候補にしました。
防災用品としてしまい込むだけではなく、普段から時々使えるものなら、電池切れや故障にも気づきやすくなります。
明かりが一つあるだけでも、停電した夜の過ごしやすさはかなり違うと思います。
⑤ 防災リュック
防災セットを調べると、数十点のグッズが最初から入っている商品もたくさんあります。
初めてそろえる場合には便利だと思います。
ただ、わが家にはすでに、
懐中電灯。
モバイルバッテリー。
非常用トイレ。
救急用品。
などがあります。
セットを買うと、同じものが増える可能性があります。
そこで今回は、
空の防災リュックを用意して、必要なものだけ自分たちで入れていく
方法にしようと思っています。
4人家族だからといって、4人分の用品をすべて一つのバッグに入れるわけにもいきません。
誰が何を持つのか。
自宅に置いておくものと、持ち出すものをどう分けるのか。
そこも考えていく必要がありそうです。
⑥ カセットコンロとカセットガス
水や非常食を用意していても、もう一つ必要になるのが「食べ物を温める手段」です。
停電したり、ガスが止まったりすれば、普段と同じように調理できるとは限りません。
そこで、カセットコンロとカセットガスも防災用品として確認しておきたいと思いました。
お湯を沸かす。
レトルト食品を温める。
簡単な料理をする。
災害時でも温かいものを食べられるだけで、気持ちの面でもかなり違うと思います。
ただし、カセットコンロは本体だけあっても使えません。
カセットガスが何本あるのか。
きちんと使える状態なのか。
どこに保管しているのか。
そこまで含めて確認しておく必要があります。
もちろん、使用するときは製品の説明書に従い、換気や火気にも十分注意します。
⑦ 折りたたみ式の給水バッグ
今回見直していて、
「これは用意しておいた方がいい」
と思ったのが給水バッグです。
自宅の備蓄水がなくなれば、給水所などから水を運ぶことになる可能性があります。
でも、水は重い。
普段使っている買い物袋などで何リットルもの水を運ぶのは簡単ではありません。
そこで、使わないときは小さく折りたためる給水バッグやウォータータンクも、防災用品に加えておこうと思っています。
保管時に場所を取りにくいものなら、防災リュックの近くに置いておくこともできます。
非常用トイレも「ある」で終わらせない
今回のおすすめ7選には入れていませんが、わが家には非常用トイレもあります。
ただ、これも水と同じでした。
「ある」ということは知っている。
でも、
何回分あるのか。
どこに置いてあるのか。
家族4人なら、どのくらい必要になるのか。
そこまで把握していませんでした。
新しく買うものばかりを見るのではなく、すでに持っている防災用品の数量を確認する。
これも今回やっておきたいことの一つです。
モバイルバッテリーや救急用品についても同じです。
買ったことで安心するのではなく、
「今、使える状態なのか」
を確認しておく必要があります。
妻が戻ってきたときのことも考えて備える
今回の記事を書こうと思ったきっかけは、妻の入院によって家の管理を自分でするようになったことでした。
だから最初は、
「現在家にいる3人に必要なもの」
という視点で考えていました。
でも、途中で違和感がありました。
妻が戻ってきたら、また4人で暮らします。
そのとき、
「今まで3人だったから3人分しかありません」
では困ります。
防災用品は、今日だけを見るものではありません。
これからの生活も考えて備えておく。
そう考えると、わが家の場合は4人分を基本にするのが自然でした。
このことに気づけたのも、実際に家の在庫を自分で確認するようになったからだと思います。
買い足す前に、まず全部出してみる
今回、防災用品を見直していて一番感じたのは、
「足りないものを買う」より先に、「今あるものを知る」必要がある
ということでした。
私の場合、最初にやることは買い物ではありませんでした。
家にあるものを確認する。
数量を見る。
期限を見る。
使えるか確認する。
そのあとで不足分だけ買う。
この順番です。
今後は、
水は何リットルあるか
食料は何日分あるか
非常用トイレは何回分あるか
モバイルバッテリーは充電できるか
懐中電灯は点灯するか
携帯ラジオは使えるか
カセットコンロとガスはあるか
救急用品の期限は大丈夫か
防災リュックには何を入れるか
4人分として不足しているものは何か
を確認していこうと思っています。
完璧な防災を目指さない
4人家族で1週間分を備えようとすると、かなりの量になります。
水だけでも84リットル。
そこに食品や生活用品、防災用品が加わります。
収納する場所も必要です。
全部を一度にそろえようとすると、それだけで大変です。
だから私は、
まず家にあるものを知る。
足りないものを一つ買う。
普段使う食品を多めにする。
使ったら補充する。
そんな形から始めることにしました。
妻が入院し、自分で暮らしを管理するようにならなければ、防災用品についても、
「たぶん家にあるだろう」
で終わっていたかもしれません。
家族の生活を回すことと、災害に備えること。
一見別のことのようですが、どちらにも共通しているのは、
家に何があり、何が足りないのかを知っておくこと
なのだと思います。
まだ、わが家の防災対策も途中です。
今回紹介した7つも、全部を一度に買うつもりではありません。
家族4人に必要なものを確認しながら、一つずつ整えていく予定です。
9月1日の防災の日。
何か新しい防災グッズを買う前に、
「そういえば、家には何があるんだろう」
と一度確認してみる。
そこから始めるだけでも、備え方は変わるのではないでしょうか。
災害への備えは、住んでいる地域、住宅環境、家族構成などによって必要な内容が変わります。
食品や水については、最低3日分、できれば1週間分×人数分を家庭備蓄の一つの目安として考えています。
防災用品だけでなく、自治体の防災情報、ハザードマップ、避難場所、家族の連絡方法などもあわせて確認しておくことをおすすめします。
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