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正しい日本語でなくていい場合もある

「御社のライターが作る文章が稚拙だ」

以前担当したお客様の求人広告で、そう言われたことがあります。 「え?なんで?」と思ったのですが、「稚拙とはどういうことか?」を紐解いていくと、「日本語が正しくない」ということでした。

いわゆる「てにをは」の使い方だったり、「ら抜き表現」だったり。 たしかに、正確な日本語の使い方からすれば正しくない箇所もありました。そこは認めます。すみませんでした。

しかし、あえて誤解を恐れずに言うと「正しくない日本語でもいい」場合があると思っています。

たとえば、欲しい人材が「若くて元気があるノリがいい人」(かなりおおざっぱ)だったとします。

そんな人に対して、正しい日本語でコピーを書けばどうなるでしょう? 「こんな堅苦しそうな会社、自分には合わないかも」と敬遠されてしまうのではないでしょうか?

普段からSNSやチャットツールでスピーディーなコミュニケーションに慣れている世代にとって、「てにをは」をワザと抜かしていたり、ら抜き言葉を使ったりすることもありますよね。

話言葉と書き言葉って、ぜんぜん違うんです。

普段からそういう言葉遣いをしている人に対しては、同じトンマナ(トーン&マナー)のコピーで語り掛けるべき。これまでの経験から自分はそう感じています。

逆に言うと、士業の事務所で真面目な人を募集する時、これまで資格取得を目指して勉強してきたような人を募集する時は、堅苦しいコピーを書かなければならないと思っています。

だってそういう人たちは堅苦しい文章を見慣れているから。

このように、求人広告の場合、何でもかんでも正しい日本語を使用する必要はなく、ターゲットによって使い分けることが肝要なのです。

「うちは堅苦しい業界だから、広告も真面目にしなければ」という思い込みが、かえって求職者との距離を生んでしまっているケースも少なくありません。 実際に働いている人は、陽気でノリが良い人もいるのでは?

もちろん会社の品位を汚すようなコピー、会社の方向性を無視するようなコピーではいけないと思っています。そこはライターがきちんと調整すべきかと。

日本語が正しいかどうかではなく、 ターゲットに届くコピーかどうか。 求人広告においてはそこが大切なのです。

  • ※賛否両論あるテーマだと思いますが、あくまで個人の意見です。不愉快に感じた方がいらっしゃったら、ごめんなさい。

  • ※いくら正しくない日本語でいいと言っても、読者に誤解を与える表現ではダメですよー。

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ここまでお読みいただきありがとうございます!

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