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EvernoteからUpNoteへ移行した話

2009年からEvernoteを使ってきましたが、ついに乗り換えました。乗り換え先はUpNoteです。

2023年1月は年間$69.99だったものが、その後値上がりし2024年と2025年には$129.99を払っていました。以前は大人気だったEvernoteですが、その後類似プログラムが増えたことやEvernoteプログラムそのものが不安定(同期しないとか)になったりで近年はすっかり忘れ去られた存在でした。

2023年にヨーロッパの会社に買収され、ここ数年はかなり改善が進んでおり、2024年の値上げは受け入れました。ところが次回からは$249.99とのメールが届き、我慢の限界を超えました…

今まで何度も乗り換えは考えました。当初は話題になり始めていたnotion。2度ほど乗り換えを試しましたが、その当時はEvernoteからのエクスポートが1回に100ノートまでしかできず(うろ覚え)、その時点で3万以上のノートがあったことで断念。

Obsidianも試しました。これはデータをテキスト形式で保存するので、最悪Obsidianがなくなってもデータがそのまま再利用できる、ということでかなり力を入れて乗り換えを試しましたが、異なるプラットフォーム(WindowsとmacOSとか)での同期は有料というのが問題。Google Driveなどを使うことで無料でもできますが、手間がかかりすぎるのでこちらも断念。

乗り換えを決意したものの、時間ができたのがEvernote更新日が1ヶ月を切ってから。このままでは$249.99が引き落とされてしまう…

検索して、試して、買い切り(6,000円)とデザインがしっくりする点でUpNoteにすることを決意しました。もちろんEvernoteからのデータ移行方法が最重要点ですが、1つのノートブックが1GB未満であればUpNoteはインポートできる。つまりこの時点で36,000件ほどあったノートも分割すればいけるかも…
Evernote からインポートする

ちなみに私のEvernoteではノートブックは4つで管理していて、
1. 今月
2. 終了
3. 後で
4. 未処理
という感じになっており、ほとんどのノートは"終了"に入っています。細かい分類はすべてタグで管理しています。

エキスポートを試してみたところ、ノート数の少ない"今月"や"未処理"はあっけなくUpNoteにインポートできました。ちなみにEvernote内リンクは変換されませんがつらいところ。リンクからそのまま元のEvernoteノートが開きます。UpNoteの内部リンクは貼り直す必要があります。

本丸の"終了"ノートブックを001からのノートブックを作り分割を試し始めます。100件くらいのノートブックにしてエキスポート、サイズが1GB未満であることを確認し、できる限り1GBに近くまでのノートブックにしていきます。最終的には112ですべて移行できました。ほぼテキストだけの小さなノートばかりであれば1000件でも1GBに収まりましたが、写真が大量含まれるノートなどがあると20件でも1GBを超えたりと、忍耐の必要な作業でしたが最終的には5日間ほどで終わりました。なぜか一部のノートではタイトル部分が含まれないという問題がありましたが、それ以外は大丈夫そう…

RYZEN5 3600のWindows 11とM4 MacBook Airの2台で作業しましたが、さすが最新のM4の方が体感で1.5倍ほど処理が速い感じです。それとバイト数の基数が違うためか、macOSではエクスポートされたファイルが1GBを少し超えていても問題ないですが、Windowsでは1GBを超えたものはインポート時にエラーとなります。

気になるのはEvernoteの課金を終了するとどうなるかですが、存在するデータは消えません。ただアクセスできるデバイスが1台だけになります。私はiPhoneだけを有効にしたので、気になる場合はiPhoneで昔のEvernoteのデータを確認しています。

UpNoteは軽快で快適に使っていますが、気になる点。

Evernoteにある
Open Home ⌥ + ⌘ + 1 Ctrl + Alt + 1
Open Tags ⌥ + ⌘ + 7 Ctrl + Alt + 7
に相当するショートカットがない

タグをネスト(タグの中にタグを入れる)にできない。タグを大量に使うので整理ができない

EvernoteではPDFファイルなどをダブルクリックで外部アプリで開けたが、それがない。ファイルをダウンロードしてから開く必要がある。

が残念な点でしょうか。

Evernoteは最近はAIでの処理を売りにしているようですが、その辺りはGeminiを使うので特に必要ないですね。乗り換えて正解でした。UpNoteが末永く使えることを祈るのみです。

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