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「占い師に聞かずに決める」が怖い人へ

――自分で答えを出すための5つの問い

「彼に連絡してもいいですか?」
「別れたほうがいいですか?」
「転職しても大丈夫ですか?」
「この人を信じていいですか?」
「もう少し待ったほうがいいですか?」

長く占いの仕事をしていると、何度も聞かれる質問があります。

もちろん、占いを受けるのだから「どうしたらいいですか?」と聞きたくなるのは自然なことです。自分一人では決められないからこそ、誰かに相談したいときもあります。

でも、私はときどき思うことがありました。

本当に、この人の人生を私が決めていいのだろうか。

「別れたほうがいいです」
「連絡しないほうがいいです」
「転職したほうがいいです」

占い師がそう言えば、その瞬間は楽になるかもしれません。

自分で決めなくていいからです。

でも、その選択をしたあとに生きていくのは、占い師ではありません。
相談した本人なのです。

「先生ならどうしますか?」と聞かれることもありました

「先生だったらどうしますか?」

これも、何度も聞かれた言葉です。

私は私の考えを伝えることはできます。
でも、私と相談者では、育ってきた環境も、大切にしているものも、
耐えられることも、望んでいる人生も違います。

私なら別れるかもしれない。
でも、その人はもう少し一緒にいたいかもしれない。

私なら転職するかもしれない。
でも、その人にとっては、今の安定を守ることのほうが大切かもしれない。

だから、

「私ならどうするか」と「あなたがどうしたいか」は、
同じではありません。

誰かの意見を参考にすることはできます。でも、その人の正解を、そのまま自分の正解にすることはできないのです。


それでも、自分で決めるのは怖い

「そんなことは分かっている。でも、自分で決めるのが怖い」
そう思う方もいると思います。

むしろ、ここが一番難しいところではないでしょうか。

自分で決めたら、間違えるかもしれない。
後悔するかもしれない。
失敗するかもしれない。
大切な人を失うかもしれない。

だから、誰かに聞きたくなる。

そして占い師に、
「こちらを選べば大丈夫です」
と言ってもらえたら、安心できる。

でも、その安心には一つだけ難しいところがあります。

もし結果がうまくいかなかったときに、
「先生がそう言ったから選んだのに」
という気持ちが残ってしまうことがあるのです。

反対に、うまくいったとしても、
「次も先生に聞かないと」
となることがあります。

一度「決めてもらう」ことに安心すると、次の選択でも答えが欲しくなる。

恋愛だけではありません。
仕事、お金、人間関係、引っ越し、結婚、離婚。
人生には、選ぶことが何度もあります。

そのたびに誰かに「正解」を決めてもらわなければ動けない状態になると、少しずつ自分の人生なのに、自分で選べる範囲が小さくなってしまいます。


自分で決める=一人で全部考える、ではありません

ここは誤解してほしくないところです。

「自分で決めましょう」というのは、
誰にも相談してはいけないという意味ではありません。

家族に相談してもいい。
友人に話してもいい。
専門家に意見を聞いてもいい。
占いを参考にしてもいい。

いろいろな人から材料をもらってもいいのです。

ただ、最後に、
「私はこれを選ぶ」
と決めるところだけは、自分の手元に残しておく。

私は、それがとても大切だと思っています。


このnoteが向いていない人

このnoteは、占いを利用するすべての方に必要なものではありません。

・占いを一つの参考として楽しみながら、
 最終的な決断は自分でできている方。
・誰かの意見を聞いても、「私はこうしたい」と自分の考えを持てる方

 には、今回の内容はあまり必要ないと思います。

反対に、
「何かを決める前に、まず占ってもらいたくなる」
「先生に『大丈夫』と言われないと動けない」
「自分で決めて失敗することが怖い」
「占い師によって答えが違うと、余計に決められなくなる」
「本当は自分の気持ちがあるのに、占いの結果を優先してしまう」

そんな方に向けて書いています。

そしてもう一つ。

大きな金銭問題、法律、医療など、専門的な判断が必要なことは、
占いだけで判断するものではありません。
必要な場合は、それぞれの分野の専門家に相談してください。


「正解を当てること」を目標にしていませんか?

何かを決めるとき、
「どちらが正解だろう?」
と考えることがあります。

Aを選べば幸せになる。
Bを選べば失敗する。

そんなふうに、どこかに一つだけ正しい道があって、
それを当てなければならないように感じる。

だから、未来が分かりそうなものに答えを求めたくなるのかもしれません。

でも、人生の選択は、本当にそこまで単純でしょうか。

転職したら必ず成功する。
今の会社に残ったら必ず後悔する。
彼と別れたら必ず幸せになる。
復縁したら必ずうまくいく。

そんなことを、選ぶ前に完全に知ることは難しいと思います。

だから必要なのは、
「絶対に間違えない答えを見つけること」ではなく、
「今の自分が納得できる選択をすること」

なのではないでしょうか。

では、どうやって自分で考えればいいのか。

ここからは、
私が「誰かに答えを決めてもらいたくなったとき」に使ってほしい
5つの問いをまとめます。

答えをすぐに出す必要はありません。

紙でも、スマホのメモでも構いません。
できれば一つずつ、実際に書いてみてください。
(40代前後の方から、それ以上の方は、紙とペン、
 手で書くことをおすすめします)


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