人生がどん底の後に好転する理由|人生脚本(思い込み)の書き換え方
~3分で読めて、「なぜ人生は、どん底の後に好転するのか?」がわかります~
「失恋・離婚してから人生が変わった」
「失業した後に、本当にやりたいことが見つかった」
「大病をしてから、生き方が変わった」
そんな話を聞いたことはありませんか?
実際、本やYouTubeでも・・
「人生最大の挫折が、人生最大の転機になった」
そういう話は、よく語られます。
しかし、なぜ人は、わざわざ『どん底』を経験した後に変わるのでしょうか?

こんにちは。名無き仙人です。
今回は「人生がどん底の後に好転する本当の理由」について、メタ認知的な視点から解説していきます。
人は、うまくいっている限り変わらない
人は基本的に、うまくいっている限り変わらないんですよね。
例えば・・

良い学校に行く
良い会社に入る
結婚する
マイホームを買う
こうした人生設計を持っている人は多いですよね。
そして、その通りに人生が進んでいる間は「この生き方が正しい」と信じ続けます。
多少苦しくても、多少違和感があっても、その前提自体を疑うことは、ほとんどありません。
なぜなら、人生脚本が機能しているように見えるからです。
人生脚本とは何か?

心理学では、私達は無意識のうちに・・
「こう生きるべき」
「こうなれば幸せになれる」
そういう『人生の設計図』を持っていると言われます。
これを人生脚本と呼びます。

例えば・・
良い大学に行けば幸せ
正社員になれば安心
結婚すれば幸せ
マイホームを買うべき
老後資金を貯めるべき
こうした価値観です。

私の場合は、元中学教師の婆ちゃんから「地元で公務員になるのがいいよ」と聞かされていて・・
【大人になったら地元に残り、教師になる】
これが、私の人生脚本になっていました。
もちろん、それら人生脚本の全てが悪いわけではありません。
しかし問題は、私達がその人生脚本を「自分で選んだ」と思い込んでいることです。
実際には、親や学校や社会から受け取った価値観を・・
無意識に自分の価値観だと思っている場合も少なくありません。

そして私達は、この人生脚本通りに人生を進めようとします。
なぜなら、その脚本が正しいと信じているからです。
人生脚本とは、人生の地図
人生脚本は、人生の地図のようなものです。
私達は無意識に、その地図を信じて生きています。
しかし、人生のどん底とは・・

その地図通りに進んでいるはずなのに、目的地に着かない状態です。
だから人は、人生のどん底にて、初めて・・
「もしかして地図が間違っているのでは?」と疑い始めるのです。
人生のどん底とは「人生脚本の破綻」である
人生のどん底時期では、最悪なことが起きます。
【離婚した、失業した、病気になった、倒産した、大失恋した】
こうした出来事が起きると、どうなるでしょうか?
今まで信じていた前提が崩れ始めます。

例えば、「結婚すれば幸せになれる」という人生脚本を持っていた人が離婚した場合。
あるいは、「この人と結婚する」という人生脚本を持っていた人が失恋した場合。
その瞬間、人生脚本にヒビが入ります。
「え?」
「もしかして、私の思い込みが間違っていた?」
そんな問いが初めて生まれるわけです。
つまり、どん底とは、単なる不幸な出来事ではなく、人生脚本が破綻する瞬間とも言えるのです。

実際、私は、社会人1年目。
中学校の臨時教師になり、生き地獄を味わって、1年で退職しました。
その時に、私の人生脚本【大人になったら地元に残り、教師になる】は、崩れてしまったんです。

「教師になれば、幸せになれる」
この人生の地図が、機能しなくなった。
その頃から私は、無意識的に、葛藤を始めることになったんです。
なんの葛藤?
現実と、思い込みとの、葛藤です。
苦しみの正体は、現実ではなく思い込みとの衝突
ここで、重要な話があります。
実は、失恋や離婚そのものが苦しいわけではありません。
失業そのものが苦しいわけでもありません。
もちろん大変ではあります。
しかし、それ以上に私達を苦しめているものがあります。
それが、「こうあるべき」という思い込みです。
例えば、
独身でも幸せな人
離婚後に幸せになった人
年収が高くなくても充実している人
こういう人は、実際に存在します。
ということは、苦しみの全てが現実由来ではない。
「こうでなければならない」という思い込みと・・
現実が衝突することで生まれる苦しみも大きいわけです。
例えば恋愛なら「この人じゃなきゃ、ダメなのに!」という思い込み。

実際、私の場合、教職を辞めた後、会社員をしながらも・・
「教師として生きる人生が、正解なのに」
「教師になれなかった私は、人生に失敗した落ちこぼれ」
ずっと、そう感じながら、生きることになっていました。
そう、「こうあるべき」という思い込みと、現実とのギャップの中で、葛藤していたんです。
そう、教職を辞めた後もなお、私は、人生脚本に、苦しめられていたんです。
だから、どん底では、人生脚本を書き換えることで・・
人生そのものではなく、人生の見方が変わり始める場合があります。
人生が好転する人は何を変えたのか?
では、どん底を経験した人は全員、人生が好転するのでしょうか?
答えはNOです。
同じ失恋・離婚を経験しても、人生が良くなる人と、ずっと苦しみ続ける人がいます。
その違いは何か?
それは、人生脚本を書き換えたかどうか?です。
例えば、以前は、「他人に認められないと価値がない」と思っていた人が・・
「私は私のままで価値がある」に変わる。
以前は、「安定した会社こそ正解」と思っていた人が・・
「自分らしく生きる方が大切」に変わる。
以前は、「この人が運命の人なのに」と思い込んでいた人が・・
「結婚した人が、運命の人」に変わる。
すると、選択が変わります。
行動が変わります。
付き合う人が変わります。
結果として、人生そのものが変わり始めるのです。

実際、私も、潜在意識の書き換え【転生仙術】に取り組んだ時に・・
思い込みを客観視するワークに取り組むことになって。
「え?『教師になるべき』は、思い込みなわけ?」
「うそ!?全ての生き方が、正解!という考え方でも、成り立つわけ?」

【公務員の教師になるのが人生の正解】という、私の中にあった、根深い思い込みが、書き換わり・・
すると、それまでは、こう思っていたのに・・
「教師になれなかった私は、人生に失敗した落ちこぼれ」
そう思っていたのに、自己評価が、ガラっと変わってしまったんです。
「いやいや!まったくもって、教師になる必要、ないじゃん 笑」
「いやいや。私、別に、何も失敗していないじゃん」
人生に、挫折や、失敗が存在するのは、『人生の正解はこれ』と、人生脚本という思い込みによって・・
人生の正解を1つに、絞り込んでいる場合だけです。
恋愛でいえば「この人じゃなきゃダメ」と、思い込んでいる場合ですよね。
【全ての生き方が、それはそれで正解】
思い込みから自由になると、人生から、挫折や失敗が存在しなくなります。

実際、転生仙術以降、早15年が経ちますが・・
私の人生からは、挫折や失敗が存在しなくなっています。
「こう生きるべき」「この人生が正解」という人生脚本から、自由になったからです。
【全ての生き方が、正解】
人生とは、選んだ後に「これが正解の人生なのだ~」と、自分で、してしまうもの。
自分で「これが正解の人生なのだ~」と、してしまえば、それが正解。
恋愛でいえば「結婚した人が、結果的に、運命の人」と、してしまえば、それが正解になる。
すると、全ての人が、運命の人候補になりますよね。
すると、はるかに、生きやすくなりますよね。
そう、自分を縛っているのは、思い込み。
生きづらさの原因は、思い込み。
だから、思い込みから自由になると、人生から、挫折や失敗が消えるし、とっても生きやすくなるんです。
本当は人生ではなく「自分」が崩壊している
さらに深く見てみましょう。
どん底で起きていることは、実は人生の崩壊ではありません。
本当に崩壊しているのは、アイデンティティ(自分像)です。
例えば・・
良い社員である私
良い妻である私
良い夫である私
成功者である私
こうした自分像があります。
しかし、失業すれば「良い社員」というアイデンティティが崩れる。
離婚すれば「良い妻」というアイデンティティが崩れる。
すると、私達は初めて問い始めます。
「私は誰なんだろう?」と。
この問いが生まれた時、古い自分は死に始めています。
そして、新しい自分が生まれる準備が始まっているのです。
だから昔から、「危機は転機になる」と言われてきたのでしょう。
人生を変えているのは、どん底ではない
最後に。
実は、人生を変えているのは、離婚でも、失業でも、病気でもありません。
本当に人生を変えているのは、思い込みの崩壊と再構築です。

①古い思い込みを消す
②新しい思い込みを入れる
まさに、転生仙術の作業内容ですが・・
どん底は、この「思い込みの入れ替え」を始めるためのキッカケにすぎません。
だから極論すると、どん底を経験しなくても変わることはできます。

心理学『メタ認知』にて、自分を客観視して・・
自分の人生脚本を観察し、「それ、本当だろうか?」と問い続けること。
すると、人生の側から強制的に脚本を壊される前に、自分自身で脚本を書き換えることができるようになります。
メタ認知については、以下の記事が詳しいです。
多くの人は、思い込みを手放せないから、人生の側から強制的に人生脚本を壊される。
その現象が、失恋・離婚であり、失業であり、病気であり、挫折なのかもしれません。
そして、どん底の先で人生が好転した人達は、単に運が良かったのではなく・・
その過程で、人生脚本を書き換えることに成功した人達なのかもしれません。
あなたは今、どんな人生脚本を持っていますか?
そして、その人生脚本は本当に、あなた自身が選んだものなのでしょうか?
それとも、親や社会から受け継いだ思い込みなのでしょうか?
人生が変わる最初の一歩は、その問いに気づくことから始まるのかもしれません。
まとめ
人生のどん底が転機になるのは、離婚や失業や病気そのものが人生を変えるからではありません。
その出来事によって、今まで信じていた人生の地図が機能しなくなり・・
人生脚本(思い込み)を書き換えるキッカケが生まれるからです。
そして、人生が好転する人と、苦しみ続ける人の違いは、人生脚本を書き換えたかどうか。
つまり・・
人生を変える本当の力は、出来事の中ではなく、その出来事をどう解釈するか?
自分の思い込みを見直せるか?
そこにあるのかもしれません。
最後に
もし今、あなたが人生のどん底にいるなら・・
無理に前向きになる必要はありません。
無理に感謝する必要もありません。
ただ、一つだけ。
自分に問いかけてみてください。
「私が信じてきた人生の地図は、本当に正しいのだろうか?」
もしかしたら、苦しみの原因は、現実そのものではなく、その地図(思い込み)の方にあるのかもしれません。
そして、もし人生脚本を書き換えることができたなら・・
今は最悪だと思っている出来事が、数年後には・・
「あれが人生の転機だった」
そんな出来事に変わっているのかもしれません。
人生を変えるのは、どん底ではありません。
どん底で見直した『思い込み』です。
ともに、思い込みを書き換えて、最高の人生へと、してまいりましょう。
なお、思い込みの書き換えについては、以下の記事もおすすめです。
この記事は、名無き仙人(ななきせんにん)のnoteの記事でした。
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さて、最後まで、ありがとうございました。感謝しています。
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