曇り空の待ち時間

今日は、休みにしては珍しく早起きして
車を走らせた。
少しだけ眠い目をこすって
曇り空の下、人を待っている。
街も空も、どこか静かで
音だけが、ぽつりぽつりと染み込んでくる。
明日から雨が続くらしい。
それを知ってる空が、
今日だけ優しく曇っている気がした。
”やだな”って思う気持ちと
”この時間も悪くないな”っていう矛盾が
ちょうどいいバランスで混ざり合って、
胸の奥にふわっと居座ってる。
なにも起きない日の、小さな物語。
それでも、誰かを待っているってだけで
今日が少しだけ特別になる。
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