中学受験 1回目不合格でも同じ志望校を再受験して合格をつかんだ理由
第一志望に一度落ちたら、次は安全な学校を受ける。
私は、それが親として冷静な判断だと思っていました。
でもわが家は、一度不合格になった同じ志望校を、もう一度受験しました。
結果は、2回目で合格。
こう書くと、娘を信じて迷わず再挑戦したように見えるかもしれません。
実際はまったく違います。
娘はA判定が一度もなく、過去問でも安心できる合格点には届いていませんでした。しかも志望校は、持ち偏差値より約10高い学校です。
1回目の不合格を知ったとき、私の頭に最初に浮かんだのは、やっぱり無理だったのかもしれない。
という思いでした。
それでも、なぜ同じ学校をもう一度受けたのか。
今振り返ると、合格以上に大切な理由がありました。
不合格を見た瞬間、志望校を変えようと思った
結果を確認した瞬間は、時間が止まったようでした。
何度見ても、結果は変わりません。
不合格。
覚悟していたはずなのに、実際にその文字を見ると苦しいものです。
同時に、親としての迷いも一気に押し寄せました。
✅️もっと現実的な学校を勧めるべきだったのではないか。
✅️偏差値+10という数字に挑戦させたこと自体、間違っていたのではないか。
✅️次も受けて、また落ちたらどうする。
一番怖かったのは、2回目の不合格そのものではありません。
娘の心まで折れてしまうことでした。
親の怖さだけで決めないことにした 🌙
ここで私たちが大切にしたのは、親だけで次を決めないことでした。
1回落ちたのだから、もうやめよう。
逆に、
ここまで頑張ったのだから絶対もう一度受けよう。
どちらも親の気持ちだけで決めてしまえば、娘の受験ではなくなります。
そこで改めて、娘がどうしたいのかを確認しました。
もちろん、小学生です。
将来まで見通して完璧な判断ができるわけではありません。
それでも、本人がまだその学校を受けたいと思っているのかは大切でした。
塾にも相談し、併願校の状況や残された受験機会も確認しました。
そのうえで、もう一度挑戦することを選びました。
1回目の不合格を失敗だけで終わらせなかった ✏️
再受験を決めたからといって、急に学力が上がるわけではありません。
残された時間で新しい参考書を一冊終わらせることもできません。
だから、1回目の受験を振り返りました。
✅️娘にとって何が想定外だったのか。
✅️時間配分はどうだったのか。
✅️焦った問題はあったのか。
✅️最後まで解けなかったのはどこだったのか。
ここで大切だったのは、不合格=全部できなかったと考えないことです。
実際には、できたこともあります。
あと少し変えれば点につながりそうな部分も残っています。
残された時間が短いからこそ、できないことを一から増やすより、すでに持っている力を本番で出し切ることに意識を向けました。
2回目は、初めての試験ではありませんでした 🔍
これは後から気づいたことです。
1回目と2回目では、娘にとって本番の見え方が違っていました。
初めてのときは、何もかもが未知です。
✅️会場に入ったときの空気。
✅️周りにいる受験生。
✅️試験開始を待つ時間。
✅️問題用紙を開く瞬間。
✅️時計を見ながら問題を解く緊張感。
1回目を経験したことで、2回目は一度経験した場所へ戻る感覚に少し近づいていたのかもしれません。
もちろん、緊張がなくなるわけではありません。
ただ、分からないことが一つ減るだけでも、子どもにとっては大きかったように思います。
そして2回目で合格しました 🌸
再び結果を見る日は、1回目以上に怖かったです。
これでダメだったら、娘になんて声をかけよう。
そんなことまで考えていました。
そして確認した結果は、
合格。
うれしかったです。
でも中学受験を終えた今、私は誰にでも、一度落ちても同じ学校を受けたほうがいいとは思いません。
再受験には、子どもの気持ち、併願校、日程、体力、学校との相性など、それぞれの家庭で考えることがあります。
わが家にとって大切だったのは、一度落ちたから諦めないことではなく、一度落ちたあとにもう一度考え直したことでした。
合格した今だから思うこと 🌱
もし親の私が不合格を見た瞬間の怖さだけで決めていたら、2回目は受けなかったかもしれません。
逆に、偏差値+10の学校に絶対合格させたいという私の気持ちだけで再受験させていたとしても、後悔したと思います。
中学受験では、正解が分からないまま決めなければならない場面があります。
だからこそ、
この選択は誰のためなのか。
一度立ち止まって考えることが必要なのかもしれません。
まとめ 🌸
わが家は、A判定ゼロ、過去問も合格点未満、持ち偏差値+10の志望校に挑戦しました。
そして1回目は不合格。
それでも、
✅️娘の気持ちを確認する。
✅️塾にも相談する。
✅️併願状況を冷静に見る。
✅️1回目の経験から修正できることを探す。
そのうえで、同じ志望校を再受験しました。
結果、2回目で合格することができました。
でも私が残したいのは、再受験すれば合格できるという話ではありません。一度不合格になったとき、親は怖くなります。
私もそうでした。
そんなときこそ、偏差値や判定だけではなく、目の前の子どもはどうしたいのかをもう一度見てみる。
わが家にとって2回目の受験は、諦めなかった証明というより、娘の気持ちを聞いて家族でもう一度選び直した結果だったのだと思っています。
