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夢洲で刻む新たな歴史|ラフ×ラフの大阪・関西万博物語 前編【ラフ活記録】

プロローグ

 2026年4月10日、金曜日。Osaka Metro中央線・夢洲駅前。2025年4月13日から10月13日まで開催された「大阪・関西万博」の会場最寄り駅で、開幕1周年を記念するサテライトイベント「EXPO2025 Futures Station」が行われていた(現在は終了)。

 会場には、未来へ向かう列車に乗るミャクミャクを描いた看板が掲げられ、万博で生まれた技術やプロジェクトが掲示されている。

 このイベントのお目当ては、「Futures Train Ticket」(イベント限定台紙)に押す記念スタンプ。

 夢洲駅から未来へ出発する旅の証を手に、約一年前に「大阪・関西万博」で体験した唯一無二の想い出を振り返っていた。


衝撃の報せ

 2025年3月9日、テレビプロデューサー・佐久間宣行プロデュースのアイドルグループ「ラフ×ラフ」が、東京・品川インターシティホールで「2nd Anniversary LIVE」を開催した。

 ライブを大盛況のうちに終え、希望に満ちた3年目を踏み出してすぐ、予想だにしない“お知らせ”が「Japan Expo Paris 2025 in Osaka」の公式サイトにアップされた。

 なんと「ラフ×ラフ」が、万博のステージに出演するというのだ。 

 1970年の大阪万博(EXPO'70)以来、半世紀ぶりに再び大阪で開催される万博。開催が決まったときから注目し続け、2025年1月には工事中の会場を下見に訪れるほど開幕を心待ちにしていた。

 そんな思い入れのある国家的イベントに、推しグループが出演する。奇跡のような巡り合わせを最初は、にわかには信じられなかった。
 グループ公式から発信が中々無かったこともあり、喜びよりも先に「本当に?」という疑念が浮かんだほどだ。

 しかし、公式サイトの文字は消えない。実感が湧かないまま、私は居ても立ってもいられず、再び会期前の夢洲へと向かった。

 1月に訪れた時よりもさらに完成に近づいた会場を眺めながら、「ここに本当に彼女たちが立つのか」と、逸る気持ちを抑えきれずにいた。


徐々に明かされる概要と高まる期待

 「大阪・関西万博」の会期が始まってすぐに、出演の概要が明かされた。

 出演イベントは、フランス・パリで毎年25万人以上を動員する世界最大級の日本文化の祭典「Japan Expo」の熱狂を大阪で再現する、特別なプロジェクトのステージ。

 この記念すべき舞台に、ラフ×ラフが名を連ねたのだ。出演のテクニカルサポートをNTT西日本が務めるという詳細も明かされたが、具体的にどのような形で出演するのか、その全貌は依然として謎に包まれており、ファンの間ではさらなる憶測と期待が交錯していた。

 万博という世界的な舞台、そして海外への発信力を併せ持つビッグイベントへの出演。それは、彼女たちがさらなる高みへと羽ばたくための、最高の舞台になることを予感させた。 


――その舞台となる場所を事前に、この目で確かめるべく、私は開催中の万博会場へと足を運んだ。(中編に続く)


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