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【主役はあなたかもしれない 運送業で働くドライバー 】

「時間指定でお願いします。」

その一言の裏側を、
考えたことはありますか。

朝早くから荷物を積み込み、
地図を確認して走り出す。

信号に止まり、
渋滞にはまり、
雨の日も、真夏の暑さも、
荷物は待ってくれない。

「あと一件。」

そう思った頃に、
再配達の通知が入る。

階段を何度も上り下りし、
荷物を抱えて、
「こんにちは。」
と笑顔でインターホンを押す。

玄関先では数秒。

けれど、
その数秒のために、
何時間も走り続けている。

ネットで注文した商品が、
翌日に届く。

それが当たり前になった今だからこそ、
忘れてしまいそうになる。

その「当たり前」は、
誰かが今日もハンドルを握り、
汗を流してくれているから。

街を走るトラックを見るたびに、
少しだけ思い出してほしい。

今日も誰かの暮らしを届けている人がいることを。
主役は、あなたかもしれない。

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余白の人。 ここまで読んでいただき、ありがとうございます。 もしこの作品や言葉が、あなたの心に少しでも残ったなら、とても嬉しいです。 いただいたチップは、次の物語を紡ぐための力になります。 これからも、誰かの日常にそっと寄り添える作品を書いていきます。 本当にありがとうございます。