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アメリカ留学中なのに、息子の口から突然、韓国語が出てきた。


アメリカへ来て、約1ヶ月半。

ホームステイ生活を始めてからも、1ヶ月強が経ちました。

自分自身の語学学習については以前一度書いたので、今日は息子の変化を少し書いてみようと思います。

1. 1ヶ月で英語が話せるようになる、とは思っていない

私自身、学生時代に長期では3週間のホームステイをイギリスで経験しています。

だから正直なところ、数週間や1、2ヶ月海外で生活したからといって、突然外国語が流暢に話せるようになるとは思っていません。

それでも、多感な学生時代に海外へ行くことをお勧めしたい理由があります。

自分にとっての「普通」が、世界の「普通」ではないことを知る。

違う文化や価値観を持つ人たちと出会う。

言葉が十分に通じなくても、なんとか人と関わってみる。

そういう経験をするだけでも、世界を見る目はずいぶん変わると思うからです。

今回、息子がアメリカの中学校へ通うのも短期間。

だから、帰国する頃に英語が話せるようになっていることを期待して連れてきたわけではありません。

ところが最近、私が予想していなかった変化が出てきました。

2. アメリカにいるのに、息子の耳には韓国語

以前も書きましたが、今回のホームステイ先は韓国人ご夫婦のお宅です。

お二人はほとんど英語を話さないので、家の中では基本的に韓国語。

当然、息子の耳にも毎日たくさんの韓国語が入っています。

すると最近、ご飯の前には自然に、

「잘 먹겠습니다(チャル モッケッスムニダ)」
いただきます。

そして食べ終わると、

「잘 먹었습니다(チャル モゴッスムニダ)」
ごちそうさまでした。

と言うようになりました。

毎日美味しい韓国料理を頂いています😋写真はおかずが出てくる前の一枚!

これは毎日のことなので、

「まあ、自然に覚えたんだろうな」

くらいに思っていました。

ところが先日、ちょっと驚くことがありました。

3. 「チンチャ キヨウォ!」

息子と旅行に出かけるため、ホームステイ先のご夫婦に駅まで送ってもらったときのこと。

前回の小旅行でも使った駅なので、息子にとっては2回目です。

最初に来たとき、

「アメリカにしては、小さくて可愛い駅だね」

なんて話していました。

その駅がこちら💁‍♀️

そして今回。

駅に到着するなり、息子がひとこと。

「진짜 귀여워!(チンチャ キヨウォ!)」

「本当に可愛い!」

……。

一同、

「んんんん?」

息子本人は、あまりにも自然に言っているので気にも留めていません(笑)。

この一回だけなら、

「まあ、そんなこともあるよねー」

と思うところなのですが。

さらに昨日。

4. 今度はワンちゃんに「ヒンドゥロ?」

ステイ先のワンちゃんと、息子がボール遊びをしていました。

しばらく遊んでいると、ワンちゃんがハーハーと息を切らし始めました。

私もちょうど、

「ちょっと疲れてきたかな?」

と気になっていたところ。

息子がワンちゃんに向かって、ごく自然に、

「힘들어?(ヒンドゥロ?)」

「疲れた?」

と声をかけたのです。

また韓国語!

ステイ先のわんちゃんは警察犬👮‍♂️

しかも、誰かに「これを言いなさい」と言われたわけでもない。

ちゃんと状況に合わせて、自分から使っている。

ここまで続くと、

「あ、本当に意味がわかって使ってるんだ!」

と実感しました。

5. 英語より韓国語を覚えて帰ったりして(笑)

考えてみれば、息子は韓国語を「勉強」しているわけではありません。

単語帳も持っていない。

文法も習っていない。

ただ毎日、韓国語を話す人たちと一緒にご飯を食べ、話を聞き、生活している。

その中で耳に入ってきた言葉と、その言葉が使われる場面が、少しずつ結びついているのでしょう。

この調子だと、

英語より韓国語を覚えて帰国するんじゃない?

なんて思ってしまいます(笑)。

6. じゃあ、肝心の英語は?

一方、英語はというと。

どうやら、親の前ではあまり話したくないようです(笑)。

学校でどのくらい話しているのか、私には正直よくわかりません。

でも先日、

「新しく友達ができた」

と教えてくれました。

聞いてみると、アフガニスタン出身の子なのだそう。

以前書いたように、アメリカ人の友達も少しずつ増えています。

英語がまだ十分に話せなくても、なんとか会話をして、笑って、一緒に過ごして、友達になっている。

そう考えると、

「どのくらい英語が話せるようになったか」だけが、この滞在の成果ではないんだろうな

と思います。

7. 言葉は、人と一緒に入ってくる

今回、息子を見ていて面白いなと思うのは、

言葉だけを覚えているわけではない

ということです。

「いただきます」も、

「本当に可愛い!」も、

「疲れた?」も、

全部、その言葉を使う人や場面と一緒に息子の中に入ってきています。

英語も同じなのかもしれません。

学校で友達を作る。

先生の話を聞く。

遊ぶ。

わからなければ、なんとか伝える。

そういう毎日の中に言葉がある。

そして、英語だけでなく韓国語まで、いつの間にか息子の中に入ってきている。

まだアメリカ生活は折り返し地点を過ぎたくらい。

帰国する頃、息子の英語がどのくらい伸びているのかはわかりません。

でも、それ以上に、

「世界にはいろんな言葉を話す人がいて、それでも一緒に笑ったり、友達になったりできる」

ということを、頭ではなく体で知って帰ってくれたら。

それだけでも、この3ヶ月には十分な意味があるような気がしています。

……とはいえ。

帰国後、息子が突然韓国語を話し始めたら、それはそれで面白いですけどね(笑)。

世界を教室に。カリフォルニア親子滞在記

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