【イベント】「図書館総合展2024」に行ってきた
11月5日(火)から7日(木)の3日間、横浜みなとみらい区のパシフィコ横浜で「図書館総合展2024」が開催された。
2023から2024へ
直接参加は前年に続いて2回目。図書館総合展は、コロナ禍後の初開催だった2023年よりボリュームアップして、2日間開催から3日間開催へ、会場も広いホールに移って盛会だった。
今回も「画房らぁぎにぃ」の1DAY出展をしたので、準備に前泊し、関連イベントの施設見学も申し込んだので後泊もして、大倉精神文化研究所附属図書館の見学をして充実した5日間だった。
2024の告知記事はこちら。
2023の告知記事はこちら。
2023の報告記事はこちら。
11月4日:準備編
1DAY出展の準備で、前日に出発した。実は、前日の11月4日(月)は振替休日で、世間は3連休の最終日なのだ。新幹線の混み具合に戦々恐々としていたけど、ひかりの自由席は空いていた。(加えてできるだけ端っこの車両に乗るようにしている)
前回は1DAY出展の机が出てきたのが夕方5時過ぎだったけれど、今回は3時過ぎに行ったら机がちゃんとあった。今回は壁沿いに一列わかりやすくならんでいる。斜め向かいが「としょけっと」のブースで、既にセッティングが終わっていた。昨年より広々としている。
事前募集で、金剛株式会社さんの企画「まるっとライブラリinパシフィコ横浜」で木箱書架(つみき箱)の貸出があったので、いちばん小さなサイズをひとつお願いした。ブースの真ん中に配置してみたが、実は裏が面展できる。 クローズ時とオープン時でレイアウトを変えてみた。スタンプラリーもあったが、半分不在になるのでハンコの紛失が心配だったので参加せず、用紙配布のみにした。
だいたい設営が終わった後、会場をざっと回ってみた。オープニングセレモニーのステージもしつらえていた。




11月5日〜7日:図書館総合展の歩き方
前回、1日目は、「としょけっと」をお手伝いし、後半はフリーで会場を彷徨い、スタンプラリーを2つコンプリートした。2日目は1DAYのブースに専念した。
今回は、3日間なので、3日のそれぞれ後半を1DAY出展にあてて、前半2日を「としょけっと」のお手伝い、最後の3日目に前回参加できなかったフォーラムに申し込んでみた。フォーラムは事前申込だが、席に空きがあれば当日参加も可能だ。1日で3枠あり、9会場で同時並行して行われているので、身体がひとつしかない我が身がなかなか悩ましいところもある。
その中で、「図書館・博物館のOpen化を推し進めるために」「政令市図書館政策プレサミット」に参加した。前者は、「画房らぁぎにぃ」の活動のネタになるもんはないかなぁ……と思ったのだが、大阪自然史博物館のキノコの佐久間さんが後半のディスカッションの司会進行をしていた。後者はもと職場の同僚が司会進行と発表に何人か出る縁で参加したが、政令市はけっこう状況がちがっていて、比較検討はまだまだこれからという様相だった。
「としょけっと」は1日目、2日目で完売が出るほど、賑わっていた。職場の事情などで直接参加ができない出展者と、「こんな本があったのか!」と発見する来場者の新しい出会いがつくられるいい企画だ。(お見合いみたいね)委託販売ってけっこう気を遣うけれど、続けてくれる主宰者さんに感謝! スペースは広くなったので、巡るのも余裕もある。私のつい、最終日にお買い物をした。
まとまった時間を使ったのはそんなところだが、あちこち歩いていて、「おっ!」と思って足を止めると、そこのブースの人が「あ、獲物だ」という感じでニコニコ説明してくれる。資料もいろいろいただける。会場にはユーワクはとても多い。
他にも京都府立図書館自主研究グループのキャラ・まろーちゃんがいたり、本のヒーロー・ダクシオンがいたりする。(アカデミックブースに本部がある)
次世代型文化施設フォーラムブースの畳とちゃぶ台(金剛さんの「まるッとライブ ラリ」の本棚)は和める雰囲気だし、キハラブースは、図書館ごころをくすぐるグッズとディスプレイでいつも人気だ。









1DAY出展いろいろ
2023年から設置された1DAY出展。机一本でショバ代も低価格なので、図書館関係周辺のいろいろな個人や小さな団体が参加できるようになったのは、大変うれしい。ただ、まだ試行錯誤の状態のような気がする。
前回は2日開催で1DAYといいながらほとんどが2日間参加だったが、今回は3日開催で1日目10枠、2日目・3日目がそれぞれ2枠の参加で、2日目3日目は空の机が並んでちょっとさみしかった。他の大ブースに比べたら低額ながら、前回は1枠5000円が、今回は8000円になったのがちょっと痛かったのかもしれない。2日間で10000円ならいけても、3日間24000円はちょっとしんどいよな〜と思う人も多かったのかも。でも、そしたら3日間のうち、どの日に出展する?というと、なかなか決めにくい。新参者の私は、「昨年はほとんどみんな全日(2日)参加だったし、どうせ3日間会場にいるのだし、今回は現状調査ということで」と思って、3日間で申し込んでみた。結果からいえば、2日目がいちばん人出も売上も多かった。思えば、現職さんが3日間とも現場を離れるのが困難だから2日間でと思うと中日が重なるわけだ。
また、1DAY出展だけでなく、他のアカデミックプランも値上がっているので、前年度の予算要求のままで参加できたのが1DAY出展一日分になってしまったという人もいた。個人活動ならその点は自分で呑み込めるが、職場だと追加予算は難しい場合もあるだろうな。
そんなに爆発的に希望者が多くないなら、ハンドメイドイベントのように1日価格から2日連続、3日連続だとちょっとずつ割引になるというのはどうだろう? ちょっと今回はさみしかったから、いろいろ考えてしまった。
あ、配置については、今回が壁一列でわかりやすくてよかった。


11月8日:大倉精神文化研究所附属図書館を見学した
せっかく横浜まで来て、会期前後に図書館見学会もいくつか設定してくれているので、延泊して大倉精神文化研究所附属図書館の見学に行ってきた。恥ずかしながら、全く予備知識がなかったし、こういう機会でないと行かないだろうと思って選んだ。最寄り駅は東急東横線でみなとみらい区から電車で約20分ぐらいだ。そこから徒歩7分ということで、地図を見ながら行ってみると、地図には高低差がでていなくて、大倉山という低い山をのぼる坂道が続いていた。でも、木々の緑が豊かな道を歩いて行くと石造りのステキな建物がみえてきた。
建物は、現在横浜市大倉山記念館となっているが、付属図書館の司書さんが、昭和7年に設立し「大倉精神文化研究所附属図書館」と称した時代から、国立国会図書館の支部図書館だった時代を経て、今に至るまでの変遷や建物全体の説明もしてくださった。建物としては、世界でも唯一のプレ・ヘレニック様式による近代建築らしい。映画などのロケにもよく使われているそうで「ロケ地ガイドマップ」というパンフもつくられていた。見学当日も結婚写真の撮影をしていた。
図書館資料は、哲学・宗教・歴史・文学の専門図書館で、特に神道・儒教・仏教関連の貴重書も多い。閉架書庫にも入って、タゴール文庫など古い貴重な資料も見せていただいた。





