「ホログラフィック宇宙」について妄想してみた
斬新かつ奇天烈な宇宙像が「ホログラフィック宇宙論」だ。
検索すれば、ブラックホールのエントロピー計算や量子力学の数式等が出てきて、凡人(俺)にはちんぷんかんぷん。
ただ、草野心平の「原子」という詩を読むと、「ホログラフィック宇宙」のイメージが、湧く。いい詩だ。
ホログラフィック理論によれば,宇宙は1枚のホログラムに似ている。
カバーイラストは、Chat君に頼んで描いてもらった。
ホログラムは3次元像を薄っぺらなフィルムに記録している。
ホログラフィック宇宙論によれば、私たちが認識している宇宙は、はるか遠くの巨大な2次元面にホログラフィックに記録された量子場や物理法則と等価だということらしい。ならば、3次元世界の俺らは投影されたホログラムのような虚像なのだろうか。
「はるかのはての涯のないはての」そのまた果てに、直径が無限大なブラックホールならぬ「ブラックプレーン」があり、無限大の表面積に俺らが「実在する」と考えている時空間の情報がすべて記録されていて、そこからホログラフィックに投影された世界が、俺らの宇宙なのだろうか。
俺たちが、そのブラックプレーン(ホール)の内側にいるのか外側にいるのかは、未知で仮想な観測者にしかわからない。
以上、妄想終わり。
以下は、草野心平の詩。
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原子
インディゴ・ガラスの
はるかはるか
はるかのはての涯のないはての
アンドロメダ
唸る星雲
. .黒びかりする闇のなかにぽつんとともる中心の核。
眼には見えずしかも正確に形成される人間の途方もない夢の結晶。
核は一つの星
精力は星の
雲の渦巻き
それが天體のそれのやうに
やがては凄烈な美が生れる
冷たく堅く青くつき刺す
その光
億萬あつまり
乱反射する虹の燦爛
