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アラフィフ女性と少女漫画とプールと夏休み

左眼の結膜炎が病院でもらった目薬のおかげで少しよくなってきた気がします。一昨日の夜は、目が痛くて長い間開けていられず、まぶたからあふれる涙を流しながらそのまま眠りにつきました。しかし、今朝起きてみると、痛みが以前よりは薄れてきていて、そこそこ穏やかな気持ちで朝を迎えることができました。とはいえ油断は禁物、ということでしばらくの間はしっかり休息して目を休めつつ、家でゆっくりnoteでも書いて過ごそうかなと思っています。

子どもの頃、夏休みには毎朝近所の公園にラジオ体操に出かけ、持っていたカードみたいな台紙にスタンプを押してもらっていました。その後、小学校のプールに泳ぎに行ったり、家で宿題をしたり、きょうだいと遊んだりして過ごしていたのだと思います。そんな子どもの頃の私の楽しみの一つには、月刊誌である『りぼん』を月に一回、近所の本屋さんで買って読むことがありました。パン屋さんでメロンパンやコロネを買うことと並び、それは子どもの私がお店での買い物を体験できる、貴重な機会の一つだったともいえるでしょう。

当時、クラスの女の子たちは、『りぼん』か『なかよし』を読んでいて、りぼん派の女の子たちは、柊あおい先生の『星の瞳のシルエット』や吉住渉先生の『ハンサムな彼女』の話題でよく盛り上がっていました。オーシャンズ11みたいなダイナミックさが人気の、一条ゆかり先生の『有閑倶楽部』やアニメにもなった、さくらももこ先生の『ちびまる子ちゃん』等、少女漫画という枠に収まりきらない漫画もあり、りぼんはまさに当時の女の子たちの憧れの存在だったといえます。

そこまで熱心にりぼんを読んでいたにも関わらず、実は『星の瞳のシルエット』がどんなストーリーだったのか、大人の私はまったく覚えていませんでした。そこで、どんなストーリーだったのか、気になってGeminiを使って詳しく調べてみました。すると、「主人公の香澄が、親友である真理子の好きになった男の子である久住くんに密かに恋をしている」というまさかの三角関係のストーリーが判明し、意外にも大人っぽいテーマ選びに少し驚かされました。香澄がシリウス(夜空で一番光る星)の形をしたキラキラのネックレスを持っていましたが、あれは久住くんからプレゼントされたものだったのですね。そのキラキラしたガラス製のネックレスに、当時小学生だった私が憧れまくっていたことだけは、今でも鮮明な記憶として心に残っています。

中学生になってからも相変わらずりぼんを読んでいたものの、姉の影響もあり、少し大人っぽい漫画も読むようになります。紡木たく先生の『ホットロード』はサラッとした絵柄にヤンキーの世界が絶妙にマッチし、700万部突破という大ヒットを記録している漫画です。当時はヤンキーという文化がなぜか流行っていて、「なめ猫(なめんなよ)」というヤンキーの格好をした猫(長ランやボンタンといった変形した学生服を着て、リーゼント風の前髪にハチマキを巻いている)のキャラクターの缶ペンを私も持っていました。宮川匡代先生の『ONE ─愛になりたい─』も中学生女子に大人気で、感動できる漫画として少女漫画界隈の話題を集めていました。どちらの漫画も主人公の女の子が少し複雑な家庭の出身で、健気にがんばる女の子がピュアな恋愛に心を惹かれていくストーリー展開がよかったのかもしれません。

ちなみに最近Netflixでは、『ラヴ上等』というヤンキーの恋愛リアリティドラマが話題になりました。この番組をプロデュースしたタレントのMegumiさんは、1981年生まれの現在44歳です。アラフィフの私よりは少し下の世代になりますが、当時のヤンキー文化を肌で知るからこそ、この一見突飛なアイデアを思いつき、ヒットさせることができたのかもしれません。

高校生に入る頃、私はりぼんを卒業し、別マ(別冊マーガレット)デビューを果たしていました。この別マに連載されていた少女漫画は、高校生ぐらいの女の子たちが夢中になるピュアな恋愛を描き、まさに少女漫画の黄金時代を迎えていたといえるでしょう。

ー長くなったので次回に続きます。



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