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水心 -みずごころ-

どーも、Nari.です。
ヒーリングミュージック調のBGMを
制作してみたので、
こちらをお供にして
読んでくれると嬉しいです。





一滴の雫がそっと滴り落ちた
雫は水面みなもに落ちると静かに水紋を広げていく

水紋はゆっくりと円を広げて
そっと水面みなもへと馴染んで滲んでいった

水面みなも水面すいめんに映る姿を
揺らめきながら映し出す

風が吹けば波紋が浮かび、
雫が落ちれば水紋が生まれる

水は澄んだ姿をして
穏やかで控えめに流れゆく


けれど、
石や小枝でよどんでしまえば
濁ってしまって上手に姿を映せない

大雨を浴びた時には
荒れて大きな物をも呑み込む
急流へと変貌する

澄んだ水は雨と土砂が沈みゆく中で
じんわりと濁りゆく

土砂で程よく濁って澱んだ水が
絶好の隠れ家住処となって、
生きていける生物もいれば

水質が合わずに
弱り始めてしまう生物だっている

長い年月をかけ、土や砂利の層で
ろ過されながら磨かれて
美しく澄んだ水へと生まれ変わる


言葉も水のようなもの

清らかで澄んだ落ち着いた言葉
が存在していれば

澱んで濁ったような言葉
だって存在してる

人の機嫌は天気のように移り変わる

降ってる雨にムキになっても、
雨は止むことはない

鳴り止まない雷に
静かにしてくれと言ったところで
轟く雷は治まらない

私のせいで天気が悪くなってしまったと
天気に気を病むことはしないように

人の機嫌も天気と同じように
自分のせいで…と
請け負わなくても大丈夫

相手があなたのせいで
機嫌を損ねているとは限らないのだから

その機嫌は、
相手の抱える問題から起きている時もある


手を差し伸べる優しさは美しい

けれど、差し伸べ続けると
その美しさがしおれてしまう

自分では解決できないことまで
背負い込まず、
相手の課題は相手自身にゆだねて、
任せる選択をする視点を持ってみる

自分が萎れてしまわないように…

自分の天気が好転して
雨雲がゆっくりと流れ去り、
晴れやかに変化する時もある

人の気持ちや考えは
空模様と似ている

変えようとしたところで
コントロールはできない

制御して矯正しようとしても
移ろいの激しさに無力感を
抱いてしまうこともあるから


言葉の雨は、
時に人の心を濁らせる

一滴の雫は
哀しみや悔しさの涙の時もあれば、

気づきや希望をくれる
誰かの言葉の雫の時だってある

一滴の雫だとしても
その言葉が水紋のように
じんわりと広がっていく

言葉がじんわりと広がって
心やその場の空気を支配するように
馴染んで滲み始めてしまう

濁って澱んだ言葉は
相手だけではなく自分自身を
曇らせて、濁流のように荒れて
呑み込んでゆく


水は濁って澱んだとしても自然の中で
ろ過されて、綺麗な水へと変化する

言葉も同じように自分の中に
ろ過フィルターを備えて
気づきながら意識することで

清らかで澄んだ落ち着いた言葉へと
変化を遂げられる時が来る

マイナス言葉にネガティブ言葉
ひがみ、ねたみ、嫌味は
川を流れる落ち葉のように
流し去って見送っても良いのさ

自分が言いそうになった時には
気づいて意識するだけで
ろ過されながら磨かれていく


プラス言葉やポジティブ言葉を
無理に使おうとしなくても良いのさ

現実とのギャップで
苦しくなることだってあるから

それよりも、
マイナス言葉とネガティブ言葉を減らして、
つい言ってしまう癖を整えてみる

無理に増やすよりも
余計な言葉を減らしてみるのさ

だんだんと言葉が落ち着いて
穏やかに澄み始める


投げかけられる小石や吹き抜ける風で
しぶきをあげ、波打ち揺らめいて
水紋や波紋を起こしながらも

美しくキラリと光を反射させる
水面みなもを目指して整えてゆく

穏やかで落ち着いた
川のせせらぎのような
心地良い流れになれることを夢見て、
今この瞬間も、時の流れに身を委ねる…。

今日もどこかで
一滴の雫が滴り落ちる…。


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