大学教員の夏休み。学生は休みだけど、教員は何をしている?
8月に入ると、大学から学生の姿がほとんどなくなります。
廊下も静か。
学食もやっていない。
教員も、普段より少し少ない気がします。
大学全体が急に静かになって、**「ああ、夏休みなんだな」**と感じます。
では、大学教員も夏休みなのでしょうか。
実際になってみると、
学生は夏休み。でも、私は普通に週4日研究室に行っています。
授業が終わっても、すぐ夏休みではない
私の大学では、学生の夏休みは8月上旬から9月末頃までです。
ただ、授業が終われば教員の仕事も終わり、というわけではありません。
定期試験を採点して、成績をつける。
追試・再試があれば、問題を準備して、試験をして、また採点する。
追試・再試は8月中旬から下旬頃まであります。
なので、8月に入った瞬間に、
「さあ、夏休み!」
とはなりません。
とはいえ、授業そのものがないので、普段よりはかなり余裕があります。
夏休みも、朝8時くらいに研究室へ
私は夏休み中も、だいたい週4日研究室に行っています。
朝はスポーツジムに行って、そのあと8時くらいに研究室へ。
18時くらいまでいて帰ります。
時間だけ見ると、普段とあまり変わりません。
でも、授業期間とはかなり違います。
授業準備に追われないので、本を読んだり、博士後期課程での研究テーマを考えたりできます。
感覚としては、普段の「研究日」が毎日続いているような感じです。
個人的には、この時期はかなり好きです。
夏休みは、次の学期の仕込みもする
もちろん、研究だけをしているわけではありません。
今年の夏は、採点や追試・再試のほか、オープンキャンパスにも参加しました。
それ以外にも、初めて学会に参加したり、金融機関を回ったりしています。
金融機関の支店長に挨拶しながら、秋学期に授業へ来てもらえそうなところを探したり、金融経済教育を担当する部署に連絡したり。
授業期間中は、どうしても
「次の授業をどうするか」
が頭の中のかなりの部分を占めます。
夏休みは、そこから少し離れて、研究や次の学期の準備ができる期間なのかもしれません。
9月に入ったので、最近はぼちぼち秋学期の授業準備も始めています。
先生たちは、いつ休んでいるのか
では、大学教員に本当の夏休みがないのかというと、そうでもありません。
お盆の時期には、大学自体に入れない日があります。そこは本当に休みです。
また、授業期間中は休みにくいので、夏休み中に有給休暇を取る先生も多いようです。
ただ、私は着任したばかりで、まだ有給休暇がありません。
今年は、土曜日のオープンキャンパスに参加した分の振替休日を取るくらいです。
「休み」より、自由に仕事ができる期間
大学教員になる前は、授業がない時期はもっと在宅で仕事をするのかな、と思っていました。
実際には、私は普通に研究室に行っています。
研究室に来ると、紙の出勤簿に押印します。
裁量の大きな働き方と、紙の出勤簿。
この組み合わせは、大学教員になって少し意外だったことの一つです。
私にとって大学教員の夏休みは、
「休み」というより、普段より自由に仕事ができる期間。
朝、研究室に来て音楽を流す。
本を読む。
研究について考える。
昼になったら研究室でランチを作る。
ときどき外に出る。
学生のいない静かな大学も、これはこれで悪くありません。
会社員から大学教員になって気づいたことや、授業・学生・研究室での日常を「なりたて目線」で書いています。
大学教員という仕事のリアルに興味があれば、フォローしてもらえるとうれしいです。
