【優雅に滑る】『Q57』MOSS SNOWBOARDS・ボード解説
こんにちは、名取崇史(ナトリ タカフミ)です。
このnoteはYouTubeの動画を要約したものです。
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最近MOSS多くない?という話
今回はコメント欄でリクエストをいただいた、**MOSS SNOWBOARDS の「Q 57」**を解説していきます。
最近ね、「MOSSのボード多くない?」と思ってる方もいるかもしれません。
でも、別に忖度してるとか、頼まれてるわけじゃないです(笑)
純粋に僕が勝手に解説してるだけです。
もちろんリクエストをいただくこともあるんですが、単純に僕自身が解説しやすいというのもあります。
というのも、MOSSさんのボードっていろんな工場で作ってるんです。
工場を使い分けるブランド戦略
工場を使い分けているということは、それぞれの工場ごとに特徴があるということ。
MOSSさんはその特徴を上手く活かして、モデルごとにまったく違うボードを作っているんです。
一般的に、スノーボードメーカーは自社工場を持っていたり、外注でもせいぜい2〜3工場を使い分けるくらいなんですが、
MOSSの場合は、日本国内だけでも
ウチヤマ
オガサカ
アクトギア
ブルーモリス
と、主要な工場をすべて使い分けています。
(ちなみにイネックスさんはOEMをやっていないので除外ですね)
さらに、海外の工場も複数使っていて、まさに「柔軟な生産体制」。
あえて自社工場を持たずに、それぞれの工場の得意分野を活かして設計を試すというスタイル。
これがMOSSのボード作りの面白いところなんですよね。
だからこそ、モデルごとにしっかり個性があって、解説する側としてもやりがいがあるわけです。
Q 57 のスペック
では、さっそくスペック表を見ていきましょう。
全長: 1570mm
接雪長: 978mm
有効エッジ: 1120mm
サイドカットR: 9500mm
ノーズワイド: 314mm
ウエスト: 276mm
テールワイド: 298mm
スタンス幅: 推奨530mm
セットバック: -20mm
Qシリーズは以前「Q2」や「Q60」も解説しましたが、どれも独特な設計なんですよね。
Q60も全長160cmに対して接雪長が90cmくらいしかない、そんな構成でした。
このQ57も、似たコンセプトの設計です。

幅広×ストレートなアウトライン
このボードの特徴で注目したいのは、
サイドカーブの大きさとノーズからテールにかけての太さ。
普通なら、これだけノーズが太いと、ウエストをくびれさせたり、テールを細くして曲がりやすさを出すのが定番なんですが、
このQ57はほとんどくびれもテーパードもない。
ほぼストレートなアウトラインなんです。
つまり、正直に言えばちょっと難しいボード。
幅がある分、切り返しもやや重たくなります。
バンブー構造でねじれをコントロール
じゃあどうやって操作性を出してるのか?
ここが面白いところで、Q57はアウトライン沿いにバンブー(竹)を入れているんです。
これによって、両サイドがしなやかになり、ボードのねじれを生みやすくしている。
だから幅広でもスムーズな切り返しができるようになっているわけです。
数字だけ見ると「曲がりにくそう…」と思うかもしれませんが、
中の構造設計でしっかりバランスを取ってるというのがこのボードのポイントですね。
ターンの魅力:大きく・ゆったり・力強く
さらに、サイドカーブが大きくてストレート気味な形状なので、
ボードを立ててしっかりエッジを噛ませると、大きなロングターンがめちゃくちゃ気持ちいい。
パウダーでの浮力も当然高く、ゆったりとしたターンが楽しめる。
圧雪バーンでも「ぎゅーっ」と大きな弧を描くようなターンができて、本当に気持ちいいボードです。
まとめ:ゆったり・どっしり楽しむボード
Q57は、地形を使ってクイックに遊ぶタイプというよりは、
どっしり構えて、ゆったりと滑るタイプのボード。
スピードを出しても安定感があり、
パウダーでも「沈む」というより「浮いて流れる」感覚。
まさにゆとりある滑りを楽しむ人に向いています。
スペックだけ見ると「扱いにくそう」と思うかもしれませんが、
実際は構造設計でうまくバランスを取ってあるので、ぜひ試乗会で体感してみてください。
動画
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