【あでで兄くん出産記】47時間の壮絶陣痛と、数字が語る不思議な繋がり
もうすぐ兄くんと弟くんの誕生日。
毎年この時期になると、彼らを産んだ日のことを鮮明に思い出します。
今回は、二人の息子の誕生日を巡るエピソードをお話しさせてください。
実は、2人、偶然とは思えないような繋がりがあるんです。
兄くんの出産予定日は、なんとあすで弟くんが実際に生まれた日。
そして、兄くんの誕生日は、弟くんの出産予定日と、ぴったり重なっていました。
また、私は占いなどが好きなのですが、生年月日を足し合わせた「パーソナルナンバー」のようなものも、密かに大切にしています。
驚くことに、二人のパーソナルナンバーは同じ。
それだけでなく、血液型も、星座も一緒なんです。
例を挙げるなら、まるで「1982年4月30日生まれ」と「1981年5月30日生まれ」のように、偶然では片付けられないほどの不思議な縁で結ばれた二人だと感じています。
これ、結構便利で生年月日わからなくなった時に、逆算しやすいのです。笑
47時間の壮絶な出産、そして「磔の刑」
そんな二人ですが、生まれ方はまさに「真逆」でした。
今回は、兄くんの出産について。
陣痛開始から実に47時間(ほぼ2日間)にも及びました。
鈍い痛みが始まり、病院に行く頃にはもう、食事も喉を通らないほどの激痛でした。
出産前日の夕方に入院したのですが、その夜の夕食が「祝膳」と称される豪華なメニューで。
痛みで食事どころではなかった私は、せっかくのご馳走をあでで新米パパの胃袋へと送り出すしかありませんでした(笑)。
夜通し続く痛みに耐え、いつ終わるのかも分からない苦しみの中で迎えた朝の診察。
そこで「事件」は起きました。
なんと、私の血圧が急上昇してしまったのです。
そのまま、私は分娩台の上に「磔の刑」に処されました。右手に血圧計、左手には点滴。
朝7時のことでしたが、もう身動き一つ許されない状態です。
まさに、磔の刑…私何か悪いことしましたでしょうか!?笑
磔になっている私の横の分娩台では何人もの妊婦さんがお産を終えていきました。
そんな状態のため、家族が付き添うことも許されない環境で、痛みに耐えながら、ひたすら12時間もの苦しみの時間を過ごしました。
出産がないタイミングには少しは家族が入ることを許されましたが、その日はとにかく出産が多くて。
入ってもらったら、すぐ出てください。の繰り返し。
痛くても喉が渇いても誰かを呼ぶこともできないまま時間だけがゆっくりと過ぎていきました。
奇跡のおにぎり、そして破水
もう、痛みすらよく分からなくなってきた頃です。
助産師さんが、夕食のおにぎりを差し出し、「騙されたと思って、一口でいいから食べなさい」と力強く言ってくださいました。
かれこれ46時間ほど何も食べていない状態で、体には全く力が入らない。
それでも、言われた通りに一口だけ口にしました。
すると、その直後、パチンと音を立てて破水したのです!
もしここで破水していなければ、緊急帝王切開になっていたと後で聞きました。
しかし、破水したことで「いよいよ出産だ」となり、あれよあれよという間に子宮口が開いていきました。
ですが、長時間の陣痛で、すでにいきむ力も残っていません。
お腹の上には助産師さんが乗り、吸引の機械が「どぅどぅどぅどぅ」と大きな音を立てる中……気がつけば、兄くんは生まれていました。
本当に、全く出てこようとしない兄くん。
今思えば、彼らしいな、と心から思います。
ゆっくりと、のんびりと。
生まれる時から人の力を借りて出てくるその感じ。
まさしく、あでで兄くんそのものだと。
でも、彼が生まれるそのタイミングは、きっと決めていたんだろうな、と。
あすで弟くんが生まれてみて、改めてそう強く感じるのです。
人生初の「産後ダイエット成功」!?
まる二日にも及ぶ壮絶な出産の結果、なんと私は10ヶ月かけて増やした体重を、翌朝にはプラスマイナスゼロに。
妊娠前の体重に戻っていました。
翌朝には、産後ダイエット成功ですよ!(笑)
なんなら、産んだ直後にはすでにダイエット成功していたのでしょう。
どれだけ壮絶な出産だったのか、今となっては笑い話です。
でも、私の幼い頃からの夢は「お母さんになること」でしたから、あの瞬間は、その夢を彼が叶えてくれた、人生で最も大切な瞬間でもありました。
もうすぐ14歳になる兄くん。
あの日の苦しみから14年が経ったと思うと、なんだか不思議な気持ちになります。
もう14歳。まだ14歳。
信じられないけれど、よくぞここまで元気に成長してくれたな、と感謝しかありません。
絵を描くことにハマっていて、コピック(絵を塗るペン!?)が、欲しいらしいですが、無くしものをした様子なので、そちらに消えてしまうかもしれません。
本当、14年前も今も兄くんだなと思います。
次は、弟くんの出産エピソード。
彼もまた彼らしく産まれてきましたので、次回をお楽しみに。
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