NAS初心者向け UGREEN NAS最安モデル DH2300について
今回は、初めてのNASとして選ぶ人が多い、UGREEN の DH2300 を取り上げます。「大容量を一括管理」「月額不要」「自宅でクラウドのように使える」このモデルは、データ管理を一歩ラクにしてくれる選択肢です。
この記事では、NAS初心者の方に向けて、NASの基本、RAIDの仕組み、そして DH2300 と DH4300 Plus の比較、DH2300 と DXP2800 の違い、さらに 一緒に購入しておくべき必須アイテム まで、NASを始めるうえで知っておきたいポイントをわかりやすく解説します。
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NASとは?
NAS(Network Attached Storage)とは、ネットワークにつながったストレージのことです。外付けHDDやSSDがWi-Fiにつながり、ネットさえあればどこからでもアクセスできる“自分専用のクラウドストレージ”みたいなもの。
一般的なHDDやSSDは1〜4TBが多いですが、NASはもっと大量のデータを一箇所にまとめて保管できます。
例としてDH2300は最大60TBまで搭載可能です。
つまり「最大60TBの自分専用iCloud、Googleドライブ」みたいな感じ。
初期費用はかかりますが、月額費用はかかりません。
RAIDとは?
RAID(Redundant Array of Independent Disks)は、複数のHDDを組み合わせて、容量・速度・安全性を調整する仕組みです。
DH2300が対応しているRAIDは
Basic / JBOD / RAID0 / RAID1
この中で、万が一HDDが壊れたときにデータを守れるのは RAID1 だけです。
RAID1とは?
特徴:2台のディスクに同じデータをコピー(ミラーリング)
メリット:1台壊れてもデータは安全
デメリット:容量は半分になる(例:2TB×2 → 実質2TB)
おすすめの人:データを安全に守りたい人
4ベイモデル(例:DH4300 Plus)になると、RAID5/6/10も選べます。
RAID5は容量効率が3/4なので、たくさんのデータを保管したいなら4ベイモデルの方がコスパが良いです。
DH2300の最大容量は実質30TBの話
DH2300の最大搭載は60TB(30TB×2)とされていますが、
安全に使う場合はRAID1で運用するため、実際に使える容量は半分の30TB になります。
つまり、
30TBのHDDを2台購入
実際に使えるのは30TB
もう1台がバックアップ用に使われる
このイメージです。
DH2300とDH4300 Plusの違い
DH2300
最大搭載HDD数:2ベイ
対応RAID:RAID 0 / 1
最大容量(理論値):60TB(30TB×2)
実用容量(RAID1):約30TB
LANポート:1GbE ×1
特徴:最安・省スペース
DH4300 Plus
最大搭載HDD数:4ベイ
対応RAID:RAID 0 / 1 / 5 / 6 / 10
最大容量(理論値):120TB(30TB×4)
実用容量(RAID5):約90TB
LANポート:2.5GbE ×1
特徴:大容量対応
どちらがおすすめ?
必要容量が8TB以内 → DH2300で十分
12TB以上必要 → DH4300 Plusの方をおすすめ
DH2300とDXP2800の違い(スピードを重視するなら)
DH2300とDXP2800の大きな違いは スピード です。
DXP2800は2.5GbE LANポート
最大8TBのSSDを2台搭載できる
スピード重視の人に向いているモデル
大量のデータをHDDで管理するのが大変、
月額を払ってクラウドに置きたくない場合はDH2300やDH4300 PlusでOKですが、より高速なNASが欲しいならDXP2800が最適です。
DH2300と一緒に買いたいもの(NAS用HDDとUPS)
NASを買う時に必ず一緒に買いたいのが、
NAS専用HDDについて
初心者がよくやるミスは
「NASを買えばすぐ使える」と思ってしまうこと。
NAS本体はただの“箱”なので、
データを保存するためのHDDを別途購入する必要があります。
さらに、何でも良いHDDではなく、
NAS向けHDDを使うのが安全。
定番は以下の2つ:
どちらもNASの長時間稼働に最適化されています。
UPS(無停電電源装置)について
停電やブレーカーが落ちた瞬間、
NASが急に電源断するとデータ損失が起こる可能性があります。
それを防ぐために UPSは必須。
UGREENから対応UPSが出ており、
NAS本体とのセット購入が公式サイトで最もお得な場合が多いです。
HDD買い方の目安(ベイ数ごとに解説)
2ベイモデル(DH2300 / DXP2800)
RAID1での運用がおすすめです。
必要な容量の2倍のHDDを購入します。
例:4TB必要なら、WD Red Plus 4TBを2台購入し、RAID1を構成。
実際に使える容量は4TBになります(もう1台はバックアップ用)。
4ベイモデル(DH4300 Plus / DXP4800 / DXP4800 Plus)
RAID5での運用が一般的です。
同じ容量のHDDを4台用意し、そのうち1台分の容量がRAIDに使用されます。
実際に使える容量の目安
2TB × 4台 → 6TB 使用可能
4TB × 4台 → 12TB 使用可能
8TB × 4台 → 24TB 使用可能
12TB × 4台 → 36TB 使用可能
16TB × 4台 → 48TB 使用可能
ポイント
同じ容量・同じモデルのHDDを4台そろえるのがおすすめです。
RAID5は1台が壊れてもデータを保護できる
NAS導入に必要なアイテム一覧
DH2300(2ベイNAS)
定価:¥32,880
DH4300 Plus(4ベイNAS)
定価:¥59,880
DXP2800(2ベイNAS)
定価:¥55,880
NAS専用HDD
まとめ
NASを初めて使う場合、ただ本体を買うだけでは十分ではありません。
この記事では、NAS初心者が知っておきたいポイントを整理しました。
NASとは?
外付けHDDやSSDよりも大量のデータを一箇所で管理できる、自分専用クラウドのようなもの。RAIDとは?
複数のHDDを組み合わせ、容量・速度・安全性を調整する仕組み。初心者はデータを守れる RAID1 が基本。モデルの比較
一緒に揃えたいアイテム
NAS専用HDDとUPS(無停電電源装置)があると、データを安全に守りやすくなる。
これらを理解して準備すれば、NASは「大容量データの管理」「自宅クラウドの構築」「月額費用不要」の強力な味方になります。
