記憶のない白黒フィルム
現在働かせてもらっている長沼でのお仕事が一旦落ち着き、2連休を貰ったので小樽に遊び行ってきました。
以前3年程住んでいた小樽市。
レトロな建物と港町の雰囲気が大好きで、二拠点生活をする前の3年間こちらで暮らしていました。
冬の雪は多いし、坂の街での徒歩暮らしは大変だったけど、今でも楽しかったなーと時々写真を見て思い出しています。

今回の旅行は小樽で知り合えた方たちに会うため。
大好きで週一通っていたカフェが閉店するということで最後に遊びに行ってきました。泊まる宿は以前住んでいたゲストハウス。
ここでの生活でたくさん面白い方たちとお知り合いになれました。(宿で一緒に暮らしていたにゃんこは私の人生で初めての猫友です。猫の知り合いがいなかった私にコミュニケーションの取り方を1から教えてくれました笑)
こんな感じの旅なのでまず行く前にお土産を買い、小樽に到着してすぐにカフェにお邪魔し、しばらくオーナーご夫婦とお喋りをして、またいつかのために連絡先を教えていただきました。最後にお店で使っていたグラスやお皿をいただいたので、使う度にこちらのカフェのことを思い出すのだと思います。

そしてその後チェックインのため宿へ向けて移動。
働いている農園のお野菜と、行きしの直売所で買ったブドウをお土産に。
ご高齢のにゃんこにも久しぶりに会えて時間があっという間でした。

今回小樽に滞在している間にやりたかったことがもうひとつ。
フィルムカメラで撮った写真の現像です。いつ撮ったのかも覚えていないし、電池が切れていたフィルムカメラの中でそのままになっていた36枚撮りの白黒フィルム。
すごくうっすらとした記憶ですが、たぶん3年前くらいに電池が切れて、しかも入れていたフィルムも期限が切れていたような.…。
普段私は白黒のフィルムは買わないのですが、数年前に亡くなった父が誕生日に買ってくれたやつなような…。
で、使わずしまい込んでいたのを期限切れてから発見して、勿体ないし撮ってみよっかとセットしたような…。

全ての記憶が曖昧なので、実際のところどれくらい期限が切れていて、何を撮ったのかという正確な情報はわかりませんが、数枚でも写っていたらいいなくらいのモチベーションで写真屋さんへ行ってきました。
何度かフィルムをお願いしたことのある小樽の写真屋さん。
今回久しぶりに行ってきたのですが、フィルムを見てすぐに「白黒だね。」と呟き、「これは外注になるから時間かかるよ。金額も送料とかあるから今わからないんだよね。」と教えていただきました。
勝手に白黒の方が簡単にできそうだと思っていたので衝撃の真実です。
当日仕上げじゃないと受け取れないので、一回諦めてお店を出たのですが、試しに「受け取り1ヶ月半後とかでも大丈夫ですか?」と聞いてみるとOKとのこと。なんて優しい。
写っているかもわからないし、外注ってどれくらいかかるのかもわからないし、送料もかかるしと数パーセント怯えながらお願いしてきました。
ただでさえものすごい勢いでフィルムカメラのランニングコストは上がっていますが、このまま捨ててしまう気になれず、記憶のない白黒フィルムへの好奇心が勝ってしまいました。

結果がわかるのは1ヶ月半後。
また日本海フェリーに乗る時に小樽へ戻ってきます。
写っているかもわからないフィルムをプロの方たちに託して、私はもうしばらく農家さんでブロッコリーやトウモロコシと格闘したいと思います。
そして今年の誕生日に貰った新しいカラーフィルムでたくさん北海道の景色を収めたいと思います。

おわり。
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