折れた!?
…あれから1週間が経ちました。
いよいよ、日本大会に向けて全てがスタート。
大好きな地元・山梨に、
全国から勝ち進んできた強者たちが勢揃い✨
山梨を知ってもらえることが、
もう嬉しすぎる💕
そして1stの一番の目玉は、
ファイナリスト一人ひとりが掲載される
「ガイドブック」の撮影。
服装や色味、素材など、
決められた条件がある中で、
どう自分らしさを出すか。
どう最高の自分を残すか。
実はこれが、
私には本当に難しかった。
エリア大会のときは、
「青」というテーマさえ入っていれば、
それ以外は自由だった。
それはそれでめちゃくちゃ悩んだけど、
最後の最後まで
「自分らしさってなんだろう?」って追求して、
諦めなかった。


そして、その結果、
ありがたいことに高評価をいただくことができた。

(結果いろんな方からエリアも超えて青い髪の子と認識される)
だからこそ、
「今回も楽しみにしてる!」
そんな声をたくさんもらった。
嬉しかった。
でも同時に、
「私、美容師だし」
「みんな期待してくれてるし」
「中途半端なものは出せない」
いつの間にか、
そんなプレッシャーを自分でどんどん大きくしていた。
毎日毎日、携帯で探して、
いろんなお店にも足を運んだ。
でも、納得できる衣装が一向に見つからない。
「これだ!!」
と思っても、
生地が指定と合っていなかったりする。
どうしよう……。
そして私は、
裁縫のスキルもないくせに、
「ないなら作ればいい!!」
といつものを実行した。
さあ…
ここからが
負のループの始まりです😂
連日、夜遅くまで作業。
昼間は仕事。
帰れば子育て。
その合間に衣装。
全部がバタバタ。
せっかくのホテルも全く満喫できず、
同室の子ともゆっくり話せず、
本当に光のごとく時間が過ぎていった。
それでも、
いろんなことがギリギリ間に合って、
どうにか迎えた撮影当日。
「よし!!」
いざ撮影‼️
……と思って、
立ち位置へ向かおうとした、その瞬間。
ブチッ。
足元から嫌な音がした。
靴が壊れた。

(ちなみこれも色を塗った)
このタイミングで???😂
でも実は、
もう一足持ってきていた。
前日までどちらにするか悩んでいた靴。
結果的に、
撮影には何の影響もなかった。
そして目の前に現れた撮影セットは、
本当に最高だった。
見た瞬間、
心が躍った。
染めてもらった髪は鮮やかに発色して、
ネイルもバッチリ。
自分で作ったヘアもいい感じ。
プロのメイクさんは
本当に美しく仕上げてくれた。
着付けの方のスピードとセンスも最高だった。
何もかもが完璧だった。
たくさんの大人が、
一人のファイナリストを輝かせるために、
本気で動いていた。
その完璧な世界の中で、
唯一、完璧じゃなかったのが
私だった。
シャッターが鳴る。
撮ってもらった写真を見せてもらった瞬間、
分かった。
私の顔、
疲れ切ってる。
目元は窪み、
二重もなくなっている。
精一杯、目に力を入れてみても、
どうにもならない。
そのとき初めて気づいた。
私、
頑張りどころを間違えた…
そしてその瞬間、
私の心も、
さっきの靴みたいに
ポキッと折れた。
「これ以上撮っても、いい写真にならない」
「カメラマンさんも、
こんな被写体撮っていて楽しくないだろうな」
「後ろにも人が待ってるし……」
勝手にそう思って
「もっと撮ってほしい」
その一言が言えなかった。
結局、
たった2ポーズで終わらせてしまった。
私は完全に、
こだわる場所を間違えてしまった。
悔しい。
悔しい。
その日、
撮影の1位が発表された。
私は祈るフリをした。
だって、
私なわけないじゃん。
結果なんて、
自分が一番分かっていた。
だから、
みんなの「選ばれなくて悔しい」とは
少し違った。
みんなの悔しさは、
【頑張ったからこその悔しさ】
私の悔しさは、
【不甲斐ない自分に対して】だった。
期待してくれた人たちに
応えられなかった自分。
あんな日は二度とないのに、
その瞬間を楽しめなかった自分。
そして、
あれだけたくさんの人が
本気で作ってくれた舞台に、
最高の自分で立てなかったこと。
私は作り手側の人間だからこそ、
分かってしまう。
あの撮影セットを作るために、
どれだけの時間と労力がかかったのか。
メイクさんだって、
担当するファイナリストが
誰よりも輝くように向き合ってくれている。
着付けだって、
その人らしさを最大限に引き出す組み合わせを考えてくれている。
髪の毛一本まで妥協しないヘアメイクさん。
一瞬の表情を逃さないカメラマンさん。
(隣でレフ版を持ってくれていたかすみ母ちゃんのいけ!やれ!って
念も伝わった😂)
みんなが、
たった一枚の
「最高」を作るために本気だった。
私もプロだから分かる。
本気で向き合っているかどうか。
そして、
その人自身が楽しんでいるかどうか。
やっちまった……
私が一番後悔したのは、
写真の出来そのものじゃなかった。
みんなが作ってくれた最高の舞台を、
私自身が楽しめなかったことだった。
でもね。
だからこそ、
今回たくさんのことを学んだ。
こだわることは大切。
でも、
「ここまで」
と切り替える勇気も大切。
そしてもう一つ。
誰かを頼ること。
私はいつも、
「一人で抱え込まないで」
「人を頼っていいんだよ」
って人には言うくせに、
自分は人を頼れない。
迷惑をかけるのが怖い。
だから、
なんでも自分でやろうとしてしまう。
でも今回、気づいた。
頼らないことで、
結果的に迷惑をかけることだってあるんだって。
衣装作りが得意な人に、
「助けて」って言えばよかった。
私は一人で全部できることを
証明するためにここにいるんじゃない。
考えてみたら、
頑張っている人に
「力を貸して」って頼られたら、
私は力を貸したい。
だったらきっと、
周りのみんなだって同じなんだよね。
失敗は成功のもと。
失敗は学び。
そして、
失敗を失敗のままで終わらせない。
私はこの日を
一生忘れないと思う。
そして来年は、
「しくじり先生」として
ファイナリストのみんなに講義しようと思う😂
……というのは半分冗談で、
いや本気だけど、
ここだけの話。
この日、
「早く運営側に入りたい!!」
って気持ちが
さらに強くなってしまった。
あの撮影の世界観、
一緒に作りたい。
ファイナリストの
「一生に一度の最高の瞬間」に携わりたい。
そう思ったら、
想像しただけでワクワクした。
というか実は、
撮られている自分より、
撮影を見ている自分の方が
明らかにテンションが上がっていた😂
「ここ、こうしたらもっと良さそう!」
「作り込みたい!!」
「え、なんで私こっち側にいないの!?」
って。笑
ごめんなさい😂
ずっと裏方で生きてきたからこそ、
やっぱり私は
「誰かが輝く瞬間をつくること」
が好きなんだと思う。
でも、
だからこそ今回、
一生に一度、
自分が輝かせてもらえる瞬間くらい、
ちゃんと楽しもう‼️
そう思うことができました。
支える側が好きな私が、
今は支えてもらう側にいる。
それもきっと、
今の私に必要な経験なんだと思う。
Beauty Japan
本当にいろんな経験をさせてくれるなぁ…
日本大会まで、あと2ヶ月。
次は、
頑張りどころを間違えない。
そして何より、
この一生に一度を
思いっきり楽しむ‼️

心は今も小枝のように折れやすいけど
すぐ添え木ができるようになった
添えて添えて
どんな枝より強く太くする
それが私だ
誰かと競うんじゃない
自分との戦いだ‼️
「今」を生きる‼️
