続)海外旅行のNG行動【店でのマナー編】をメキシコの事例で見てみよう
前回の「衛生・安全編」の続きである。
この記事の最後で言ったこと。
日本では別に普通のことだから、自分で気づかずついヤッちゃってることって結構あるんだよね。
有名なのは「麺類を音を立てて啜る」とか「味噌汁の器を持って直に飲む」とか。日本食なら正式作法だ。でも海外でパスタやポタージュスープでそれをしたら、かなりのヒンシュク行為になってしまう。
今日はこんな「日本では当たり前だけどメキシコでやったらNGなこと」のお店編を紹介していくよ!今回はメキシコ以外の国でも共通のことが多いと思う。海外在住者さんは自国の事情と比べながら楽しんでね。
それでは早速Vamos!(3700字)
メキシコ旅行のNG行動と対処法2
【店でのマナー編】
1) 店に無言でズカズカ入る

日本では客が入店の際、店員が「いらっしゃいませ〜」といい、お客さんは特に反応をしなくても失礼には当たらない。
だがしかし。海外は逆である。
客は「今からお邪魔しますよ〜。怪しいものじゃありませんよ〜」を表明するために、店の敷居を跨ぐときに
スペイン語で「Hola, Buenos dias」
(英語なら「Hi, good morning」)
と声をかけるのが礼儀である。
(※もちろん午後や夜ならその言い方で)
店員がこちらを向いていたら目を合わせて、アサッテを向いてよーが接客してよーが関係ない。しっかり相手に聞こえるように元気よく言おう。
日本ではお店側が言うし。
接客の邪魔をしたくないし。
声をかけられたくないし。
理由は様々かもしれないが、無言で静かに入店する奥ゆかしいジャパニーズよ!それ、メキシコではNGです。
日本人(アジア人)がヤラカシちゃっててめちゃくちゃ不評なのだ。
「礼儀知らず」「何考えてるかわからなくて怖い」etc. 散々な言われようである。
とりあえず一声かけて仁義さえ通しておけば、あまり仕事に熱心でない彼らは基本的に放置しておいてくれる。ただ「何かお探しですかぁ」的な声掛けをしてくる頑張り屋も時々出没する。その攻撃を交わす呪文はコレ。
Solo estoy viendo. ソロ エストイ ビエンド.
(I'm just looking.見てるだけです)
そう言って、間髪入れずに
Gracias(ありがとう)とニッコリ。
コレで敵は撃退 完璧である。
《スペイン語・miniレッスン》
Gracias=「グラシアス」は日本でも有名だが、実際の発音に近づけたいなら「ガラシアス」と言うつもりで口を開け一気に言い切ると一気にネイティブ発音だ。お試しあれ。
もちろん積極的にいろいろ相談に乗ってほしいならガンガン話せばいい。ついでに近くの「旨い・きれい・安い(bueno bonito y barato)」タコス屋なんかも聞いちゃえばいい。喜んで教えてくれるぞ。
2) レストランで「すみませーん」と大声で叫ぶ

先ほどは静かでヤラカシている例だったが、こちらはウルサくてやらかしている例である。
そう。日本人はつい居酒屋のノリで大声で
「すみませーん。注文願いしまーす」
「お会計、お願いしまーす」
と元気に叫びがちである。
いやいや、それ、NGです!
コレもまたメキシコ人に白い目で見られている典型的なヤラカシ例。「ソフィスティケートされていないカッコ悪い客」認定され、彼らが提供するサービスの質も下がって逆に呼んでも来てくれないなんてことも。タコス屋くらいならまだいい。でも高級レストランでは絶対やめよう。
●オススメな流れ(とはいえあまり高級店では食べたことがないので間違ってたら教えてください)
席に着いた後、その席担当の人がメニューを持ってくる(席の案内係がメニューを置いていった場合は次に来た人が席担当)。
大抵名前を言うので「Hola, 〇〇」と言って挨拶しておくと好印象♡
そして顔、体型をしっかり覚える。
コレ以降注文が決まったとき、その他全てお願いはこの人のみ。
働き者は「注文は決まった?」「何か困ったことは?」など自分から色々聞きに来てくれるが、忙しかったり何なりで頼みたいときに来てくれないことも。基本は来てくれるまで待つ。
注文時)メニューは閉じて横に置いておく。
近くに来た時に目を合わせ軽く手をあげる。会計を頼みたい時は席担当が遠くにいても目を見交わした後、手のひらに何か書き込むようなジェスチャーをすれば「お会計お願いします」の意思がきちんと伝わる。
ここではチップのことには詳しく触れないが、メキシコでは10%でもそれほど失礼ではない(アメリカは狂ってて10%だと怒り出すことも)。
大事なことはレストランでは「注文30分、配膳30分、食事1時間以上」くらいのゆったりした時間で過ごすつもりでいること。時間がないならレストランではなく屋台のタコス屋やトルタ屋に行こう!
レストランでのオススメminiフレーズ
¡Provecho!(プロベーチョ)
入店・退店時に食事中の他のお客さんの横を通る時コレを言うと、これまたグッと好印象。「食事を楽しんでね」的な意味。自分が言われた場合はGraciasと返そう。
2.5 ) 小さな店や露店で高額紙幣を出す
メキシコは日本と似ていて、未だ現金が結構出回っている。屋台でもないのに現金しか受け付けないタコス屋やブリトー屋なんかも結構ある。
その際にマナー的にNGってわけではないが、しないほうがいいのがコレ。単にお釣りがなくて「どっかで崩してこい」と言われて終わりである。
使い勝手がいいのが20,50と100ペソ。
500になるとコンビニすらダメな場合も。
紙幣最高額は1000だが、まず普通見かけない(両替で貰っちゃったら絶対小さくしてもらおう)。
500や1000を絶対に受け取ってくれるのは大手スーパー。ここでちょっぴりの買い物をしてガンガン崩してもらおう。
●ミニコラム(最近の実話)⚫︎
会計808ペソに1010ペソを渡すべからず
我が町で流行っている魚専門スーパーの会計時。つい日本人的発想で「10ペソ入れてもいい?」と断った上で私は1010ペソを渡した。なのにジャラジャラと細かいのが返ってきた。
「えっと。お釣り間違えてるけど」
「いや。合ってる」
「いや、1010渡したんだからお釣りは202ペソだよね」
「いや。あなたが渡したのは1005だった」
確かにレシートでは受け取り1005となってる。
808ペソで1005渡すわけないじゃん!!
日本なら即レジを一度閉めてキャッシャーの残金を確認しろ!と言いたいところだが、メキシコでそんなキッチリ金銭管理をしているわけがない。レジで打つんだから大丈夫だろう、と過信した私がバカだったと仕方がないので引き下がった。家に帰って家計簿つけたら5ペソやっぱり足りなかった。
小銭はトイレ(前記事参照)やチップになる。
小額紙幣の方が圧倒的に受け取ってもらえる。
だから。日本式お釣り軽量化作戦はメキシコでは封印しよう(怒)!
3) むやみやたらと値切り交渉をする

これは自分も日本・メキシコで自作のものを売っていた経験からのお願いである。現在円安もあって日本人には割高に思えるかもしれない。でもすぐに値切り交渉はしないでほしいのだ(特に価格を表示している場合)。
民芸市場や露店など。確かに法外な金額をふっかけてくる輩がゼロとは言わない。でも自分の経験から言うとその仕事量・クオリティから言って適正価格を告げてきている場合がほとんどなのだ。
そこでオススメ行動はこちら。
まずは市場なら会場内、店舗なら複数を周り、いくつかの気になる作品の金額を聞き大体の価格帯を把握する。
気に入った作品が「その金額を払ってもいいな」と思えるのなら、相手の言い値で購入しよう。
明らかに高いな、と思う場合は値切る前に静かに去ろう。
すると相手から「待て」がかかり「いくらなら買うか」「〇〇ならどうか」などと提案されることがある。こうなって初めて双方の歩み寄り金額交渉が開始である。
「待て」がかからない場合は、その金額に自信と誇りがあるのだと思ってほしい。できれば単体でなく複数買うから安くして系の値引き交渉を!

まとめ
いかがだっただろうか。
偉そうに語ってきたが、今回あげたNGものは自分も全部ヤラカシてきたものばかりだ。今思い返すと顔から火が出てBBQができそうな勢いである。
この私の赤っ恥経験が、今度メキシコに行く皆さんのお役に立てれば何よりである。
そして私のヤラカシ、メキシコNG集はこんなものではない。そのうちに「生活編」「人付き合い編」などなど、随時更新していこうと思う。良かったら引き続きお付き合いを〜
ちなみに前回はこちら。
おまけ情報も満載。未読だったら是非!
ここまで付き合ってくれてありがとう!
よかったら❤️,コメント,フォローよろしく
Hasta pronto! またお会いできますように
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