🚃 電車で席を譲られた時の “ちょっと複雑な気持ち”
朝の通勤電車。
満員ほどではないけれど、座れるほど余裕もなくて、つり革につかまりながら揺られていました。
まだ眠気が残る頭で、「今日も頑張ろう」と小さく気合いを入れた瞬間。
座っていた20代くらいの女性が、ふいに立ち上がって私の方を見ました。
「よかったら、どうぞ。」
…え?
私に??
そのときの“胸の奥のざわっ”は、いまだに忘れられません。
◆「どうぞ」と言われる年齢になったんだなぁ
ちなみに私は、特別体調が悪かったわけでもなく、足を引きずっていたわけでもありません。
単純に、
“50代らしい外見”が相手には見えた
ということなんだと思います。
別に悪いことではないと頭ではわかっているのに…
「そんなに“年上”に見えるのかな?」
「疲れて見えたのかな?」
心のどこかに、ちょっとしたショックがあって。
でも、同時に
「席を譲るって勇気のいる行動だよなぁ…」
「なんて優しい子なんだろう」
そんな感動もありました。
まさに、
“うれしいような、切ないような、複雑な気持ち”
が胸いっぱいに広がったんです。
◆断るべき? ありがたく座るべき?
一瞬の間に、いろんな考えが頭を駆け巡りました。
・若く見られたい気持ち
・でも譲ろうとしてくれた気持ちを無下にしたくない
・疲れていたのも確か
・でも“まだ大丈夫ですよ”と言いたい自分もいる
結局私は、自然とこう言いました。
「ありがとうございます、少しだけ座らせていただきますね」
その子はにっこり笑って、別の場所へ移動してくれて。
その笑顔を見た瞬間、
**“ああ、座ってよかったな”**って心から思いました。
◆席を譲られて気づいた、自分の“無理グセ”
しばらく座っていると、ふと気づいたことがありました。
いつの間にか私は、
「自分はまだ頑張れる」「迷惑をかけちゃいけない」
そう思い込んで、いつも立ち続けていたんですよね。
「席を譲られる=年齢を感じる出来事」
と考えていたけれど、本当は違う気がします。
むしろ、
“少し休んでもいいよ”と誰かに言ってもらえる出来事
なのかもしれません。
50代になった今、
“ちゃんと休む”ってすごく大事。
髪も肌も心も、
無理をするとすぐにバテてしまうし、
「気合い」だけではどうにもならない日も増えました。
あの日席を譲られたおかげで、
私は自分にもっと優しくしよう
そう思えるようになったんです。
◆家に帰って鏡を見たら「悪くないじゃん」と思えた
帰宅してから、なんとなく鏡をじっと見ました。
目尻のシワもあるし、
髪にも白髪がちらほら。
だけど、
今日席を譲られたくらいで落ち込むほど、
私は弱くない。
むしろ、
「年齢を重ねた自分を、もっと好きになってもいいよね」
そんな気持ちがふわっと湧いてきました。
年齢を重ねた女性って、
若さにはない“味わい”や“深み”があるもの。
髪のツヤだって、
ケア次第でいくらでも変わる。
そして何より、
“人の優しさ”を素直に受け取れる大人になれたことが、
私はちょっと誇らしかったりします。
◆明日もまた、誰かにやさしくできる自分でいたい
席を譲ってくれたあの子のおかげで、
私は少しだけ心が軽くなりました。
人からのやさしさって、
本当に連鎖するものですね。
きっと明日また電車に乗ったら、
私は私なりのやさしさで誰かに接するんだと思います。
それが席を譲ることかもしれないし、
つり革の前で少しよけてあげることかもしれないし、
ただニコッと目を合わせることかもしれない。
どんな形であれ、
“やさしさの循環”って素敵だなぁ
そう思える出来事でした。
✨今日のまとめ
席を譲られたのは、年齢のせいじゃなくて
“あなたが大切に見えたから”。
そんなふうに受け取れるようになった50代の私が、ちょっと好きです。
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