おつまみに、合ってる?
わたしはチーズが好きだ。
いちばん好きなチーズはカマンベールチーズ。ふつうの、スーパーで売られているやつで十分。そのままでももちろん、料理にもいいですね。その次はゴルゴンゾーラなどのブルーチーズ。塩気があってちみちみちみちみ食べすすめていくものが大好き。
数年前くらいまでイオンに安価なパック入りブルーチーズが置いてあったのだけど、そういえば見なくなって久しい。よく買っていた。わたしが世の中で嫌いなものトップ10に「みかんに生える白カビ」が入るのだけど(あの、ほわほわっとした緑色と白の…想像するだけで背筋が…)、カビ系チーズは大好きなんだ。
でも、結局、最近よく買うのは、子どものころに食べていたような6Pチーズ。好みは一周まわった。給食で出ていたようなナチュラルチーズから、チーズケーキを模したようなスイーツ系、「カマンベールチーズ〇%」とあるようなおつまみにもよさそうなものなど、いろいろありますね。余談だけど、「カマンベールチーズ〇%」系のチーズって、カマンベールは3%くらいの配合割合でほぼほぼプロセスチーズのくせに、パッケージのカマンベール力(かまんべーるりょく、と読みます)は強いなと思う。わたしは純正カマンベールではないが、プロセスチーズといえどかなりカマンベール力のあるチーズなのですよ、といういで立ち。目を凝らして小さい文字を見ると3%やんおい、てなる。
そんなことはさておき、先日スーパーでこんなチーズを買った。

コクとうまみ。あれ? なんか、こういうキムチなかった?

これだ! 食べたことないけど。
発酵食品は「こく」やら「うまみ」を売りにしているものが多いのか。たしかに、長い時間をかけて作られた食品、「こく」「うまみ」はフレッシュなやつらには装備できなさそうだ。
チーズに戻ります。
このチーズ、ゴーダチーズを40%使用した濃厚さが特徴のものらしい。パッケージを眺めながら食べていたら、なんか、なんか、違和感。

「おつまみに合う濃厚な味わい」
おつまみに、合う…?
おつまみに合うもの、それはお酒ではないのか。
このチーズは「お酒に合う、おつまみとして適切な食べ物」ではないのか。
もぐもぐチーズを食みながら、わたしはパッケージを眺めてしばし悩んだ。
なんで「おつまみに合う」なんだろう…。
キムチに戻ってみよう。
再度「こくうまキムチ」のパッケージをご覧ください。

こくうまキムチは「ごはんに合う」のだそう。
うん、そうだよね、何に合うのかっていったらごはんだよね。これもおつまみしてもいいけど、パンと食べたっていいけれど、お漬物だもの、ごはんに合うよね。
チーズに戻ります。
このチーズの「おつまみに合う」は、「おつまみとして合う」という意味ですよね。決して、おつまみに合うビール的な位置づけではないですよね。枝豆やナッツと一緒にチーズを食べるわけじゃないですよね。わたしは食べてもいいけど。(でも飲み物ください)
「おつまみに合う」の「に」は、「~として」という意味も持つのだろうか。
調べてみる。
「に」には、助動詞、格助詞、接続助詞、終助詞、並列助詞の役割があるそうだ。ふむふむ。
この場合の「に」は「おつまみ」という名詞の後に続いているので格助詞と判断してよいのだろうか。
格助詞にはたくさんの意味があるのだな。調べてみたら、「資格を表す。~として。」という意味があるではないか。チーズくん、これか!
ちなみに、キムチの方の「に」は、「動作・作用の行われ方、その状態のあり方を表す(直角に交わる、など)」の意味でつかわれているのだろうか。
なんだか違和感があるのだけど…でもでも、文法として正しいのなら、それでよいのか。
あーん、もう、わかんない!
取っ散らかったまま終わってしまって気持ち悪いな。
…先生、よかったら、教えていただけないでしょうか?
