40代で起業するまで、何を積んできたのか④「利益になる人」だけを評価する会社に、ずっと違和感があった
仕事をしてきて、
昔から違和感があったことがある。
最後になると、
結局、
「この人は利益になるか」
で判断される。
会社なのだから、
利益を見るのは当然だ。
私も経営者になった今、
利益を見ている。
むしろ、
昔より数字を見るようになった。
でも、
違和感があったのはそこではない。
利益を出す仕組みを作るのは、上の人間の仕事ではないのか
現場の人間を並べて、
「あの人は稼ぐ」
「あの人は稼がない」
と評価する。
それだけなら簡単だ。
でも私は昔から、
それを考えるのが偉い人の仕事なのだろうか、
と思っていた。
人を配置する。
商品を作る。
価格を決める。
仕組みを作る。
教育する。
客を集める。
現場の人間が利益を生みやすい状態を作ることが、上にいる人の仕事ではないのか。
今でもそう思っている。
誰か一人をちやほやする組織にも違和感があった
売上を出す人。
上司に好かれる人。
目立つ人。
そういう人だけが特別扱いされる。
それも好きではなかった。
もちろん、
成果は評価すべきだ。
努力も評価すべきだ。
でも、
組織には色々な役割がある。
直接金を生む人だけで会社は回らない。
目立たなくても、
誰かの仕事を支える人がいる。
だから、
一人だけを特別扱いする会社にはしたくない。
客の利益になることが、結果として会社の利益になる
自分が会社を作ってから、
より強くなった考えがある。
目の前のお客様にとって、
本当に良い行動をする。
また来てもらえる。
信用される。
紹介される。
結果として売上になる。
短期的には損に見えることもある。
でも、
客の利益と会社の利益ができるだけ同じ方向を向く仕組み
を作る方が長く続くと思っている。
もちろん、
何でも無料にするという話ではない。
適正な価格は取る。
利益も取る。
その上で、
客から見て、
払った金以上の価値がある状態を作る。
それが会社側の仕事だと思う。
酒と異性についても、昔から少し冷めて見ていた
センシティブな話になるが、
成功した人の話には、
酒や異性が出てくることがある。
豪快に飲む。
遊ぶ。
モテる。
それが一種の成功者像として語られる。
私は昔から、
あまりそこに魅力を感じなかった。
私が見てきた範囲で、
酒と異性で人生が良くなった成功者は、島耕作くらいしか知らない。
もちろん漫画の話だ。
酒が悪いとも、
恋愛が悪いとも思っていない。
自分も人間なので、
そういうものと無縁ではない。
ただ、
それによって、
会社。
家族。
信用。
判断。
全部壊れていく人も見てきた。
そこまでして欲しいものなのか、
という感覚は今もある。
利益は必要。でも「誰の利益か」は考えたい
今は自分が、
会社の数字を見る側になった。
給与を払う。
家賃を払う。
借入を返す。
利益がなければ会社は終わる。
だから、
利益は絶対に必要だ。
でも、
その利益を、
社長一人のために最大化したいとは思わない。
社員。
客。
取引先。
地域。
会社。
その全体が少しずつ良くなる状態を作る。
簡単ではない。
綺麗事だけではできない。
でも、
少なくとも、
そこを目指す会社にはしたい。
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