運命において…
運命という言葉は、
どこか抗えないもののように聞こえる。
けれど私は、
すべてが最初から決まっているとは思わない。
たしかに、
自分では選べなかったものはある。
生まれた場所。
出会う人。
失うもの。
避けられなかった出来事。
そういうものは、
人生の中に確かに存在している。
けれど、
それをどう受け止めるのか。
そこから何を選ぶのか。
その先をどう生きるのか。
そこには、
いつだって自分の意思がある。
運命とは、
ただ従うものではなく、
向き合いながら形を変えていくものなのだと思う。
何かに傷ついたとしても、
何かを失ったとしても、
それだけで人生の意味が決まるわけではない。
その出来事を、
終わりにするのか。
始まりにするのか。
それを決めるのは、
運命ではなく、
自分自身なのかもしれない。
Nemesis - ASTRA -
