再起を図る人、意気地のない自分
お、お久しぶりの ショーンKさんじゃありませんか!
マイクと相性の良い落ち着いた声、しゃべり方、努力して作って維持している外観。インタビュアーとしての技量と映像・音声プレゼンテーションも優れている。自分自身をショーンKとしてクリエイトしている。
この世には、どうしても許しがたい裏切りや欺瞞、犯罪行為はある。受け取る側の個人差もあるけれど。ショーン氏は最初から「このキャラは作り上げたものなんですよ。僕の現実から、ここまで積み上げたんですよ」とオープンにしていれば転ぶこともなかったと思うが、反面、そんな謙虚さではあの高みにまで到達し難かったとも思う。事実と銘打った真実を伝える「建前」になっている報道番組にさえ出ていなければ、キャスターなんか受けなければ、あそこまで叩かれることもなかったのでは?と、今になると思える。
ただ、ショーン氏の言葉は現実味のない会話の空中戦な気がすると思って聞いていると、高橋Pは恐ろしい。以下のYouTubeリンクで、後編ビデオの再生マーキングをつけた部分から1分ほどを聞いていただきたい。
「嘘つきだと思うんですよね。自分に噓をついて、本当の欲求を直視していない」「本当の気持ち(本当の承認欲求)を隠しているんじゃないですか」と、ずばり、斬っている。その前に、病的な場合は治療が必要と、ショーン氏にとって背筋が凍るようなことまで言及している。
高橋Pという「本物」に切り刻まれつつ、YouTubeというプラットフォームでさらけ出しているショーン氏の勇気と覚悟に、脱帽だ。彼は本気で、再起を図っている途上なのだと思う。
彼のことを検索していて、クラウドファンディングとの関連性を考察した記事を見つけた。
細かなデューデリジェンス(適正評価手続き)を行えない個人から資金調達する手法のひとつとしてのクラウトファンディング…..という説明に、これまで抱えてきた"もやもや"とした疑問が晴れた。
自分自身、稀に社会的活動にかかわることがあり、周囲から「クラウドファンディングすればいいじゃないですか」とアドバイスを受けることもある。が、頑なにそれをしないできている。なぜなら、私個人が、支援を呼びかける先の社会「一般」にとって、普遍的に確立した存在ではないからだ。
私個人や、ネパールという国、事業展開を考えている社会に対する共通認識が成立する方への支援依頼は出来る。半面、ネットという媒体を関した不特定多数の方々の支援を(例えば、クラウドファンディングを通じて)受けることは、現在の自分のキャパシティでは出来ないのだ。支援をする側が、される側の適正評価をするためには、される側が正直に状況を説明するのと同時に、支援する側にも事業自体やその背景についての知識が必要であるからだ。特に、社会体制や価値観の異なる異文化に対する支援となると、支援する側/される側にプロフェッショナリズムが肝要であろう。
支援を受ける側が高度に確立された組織と実績があることや、する側が「想像しているのと違っても、騙されててもいいや」と受け入れる寛容さ(「押し」に対する課金)がある….ならば、外野は何も言うことはない。
結果、私のことも向こうのこともよく知っていて、長い付き合いで、裏切ったら私自身が大きなものを失う関係性が確立している人たちにしか、支援を呼びかけられずにいる。
自己の限界を超えると、超えざるを得ない虚栄に陥ると、成功すればするほど堕ちる。ホリエモン氏とか佐藤優氏とか、一部の政治家とか、社会的に堕ちた/堕とされたあと、更に高く再起する人が増えていて、それが許容される社会は望ましいものだ。
忘れてはならないのは、その方々には元々、常人を超えた能力や意志があり、苦難からも経験値や思考を更に高めたことだ。その姿から学ぶのと同時に、勘違いしない普通の人でありたい。
もし間違ったときは、再起する強さと柔軟さを身につけたい、けどね。
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