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【ビジホ比較】旅行でビジホを使うならルートイン?それとも東横INN?

───14泊

これは私が令和7年中にルートインを利用した回数の合計だ。
令和7年における私の宿泊回数は22泊なので、約7割はルートインで宿泊していることになる。
これくらい利用していたら常連を名乗ってもいいだろうか。
一方、同じく大手ビジホチェーンである東横INNの利用回数は2泊のみに留まっている。
この利用回数の差はどこにあるのか。

そこで今回は旅行好きの私が大手ビジネスホテルチェーンであるルートインと東横INNについて比較し、なぜ私がルートインを重宝しているのかについて書くことにした。

ひとことで言えば

車利用者にとってはルートインの方が便利だから

なのだが、その理由について詳しく語っていきたい。
誤解のないように書いておくが、私はルートインと東横INNのどちらも素晴らしいビジホだと思っている。
利用する人の目的地や移動手段などによって一長一短あるのが当然であり、私の旅行にはルートインの方が適していることが多いというだけだ。
また、東横INNには東横INNにしかない長所もあり、この点についても後述しよう。



ルートインを選ぶ理由

まず、私がルートインを選ぶ理由を挙げていこう。
その理由は主に次の4点だ。

  1. 立地及び店舗数が豊富で選択肢が多いこと

  2. 価格

  3. 大浴場があること

  4. 駐車場に困らないこと

それでは詳述していこう。


①立地及び店舗数について

ルートインは大手ホテルチェーンであり、その店舗数は全国に363軒もある(令和7年9月15日時点)。
これはビジネスホテルチェーンでは国内トップクラスであり、展開している店舗数が多いということは各地で選択肢として考慮しやすくなる。

対する東横INNは343軒(令和7年11月10日時点/ただし国内のみ、国外にも17軒あり)だ。
国内ではルートインに次ぐ店舗数を誇っており、店舗数についてはほぼ互角と言っていい。

ここで両者について明確な差が出るポイントがある。
それこそが「立地」だ。
東横INNがあるところにルートインもあることはあるが、ルートインがあるところに東横INNもあるとは限らない
なぜなら、東横INNは駅近にしか出店していないからだ

東横INNはいわゆる「駅近」と呼ばれる場所に非常に強い。
例えば東京都区部(23区)では東横INNが16ヶ所も展開しているのに対し、ルートインはその半分以下の5ヶ所に留まる。
東京都心部においては東横INNの圧勝と言っていいだろう。
東横INNは基本的に鉄道の駅がある場所にしか展開しておらず、鉄道利用者からの利用を念頭に置いているのは明白だ。

対するルートインの展開地域は駅近だけに限らない。
幹線国道や高速道路のIC付近といったロードサイドに広く展開しており、車利用者にとって便利な場所にも立地しているのだ。

私のような車移動が前提の人にとっては混雑する駅前よりも幹線道路沿いやIC付近の方が便利であるし、そうした需要をうまく掴んでいるのがルートインだと言えよう。

九州道若宮ICの真横にあり、安くてアクセス性抜群のルートイン若宮インター

②価格

宿泊料金については両者ともに大きな差はないが、いずれも質のいいサービスを割安で享受することが出来る。

ためしに大分駅前の東横INNとルートインを同じ日程で予約検索したところ、東横INNは8645円ルートインは8000円だった。

この二つのホテルは近接していることが多い

純粋な料金だけの比較で言えばルートインの方が少しだけ安いが、この程度なら僅差であって格別安いとはいえない。
大浴場があるだけルートインの方がコスパがいいと言えるくらいか。

一方、郊外型のルートインは駅近のホテルよりも格安な上に駐車料金もかからない。
それどころか破格の値段で1泊朝食バイキング付き+大浴場というセットを提供してくれるため、コスパで言えば最強と言っていいだろう。

対する東横INNはロードサイドには展開すらしていないので、比較対象にもならない。

郊外型ルートインの安さについて、参考として今年7月に東北へ行った際の宿泊料金をあげよう。
祝祭日である海の日を含めた7月の三連休に宮城、秋田、山形の3県でルートインを利用した時の料金は次のとおりだった。

◯ルートイン仙台大和インター
12900円(一人あたり6450円

◯ルートイン由利本荘
12900円(一人あたり6450円

◯ルートイン米沢駅東
13250円(一人あたり6625円

三連休にもかかわらず圧倒的な安さだ
二人分の料金を等分しているため一人の利用よりも割安になっているとはいえ、それを差し引いても安い。

以上のことから、基本的にルートインは郊外と都市部のいずれにおいてもコスパがよいと言えるだろう。

駅近だが無料駐車場があるルートイン七尾駅東

③大浴場「旅人の湯」の存在

ルートインには必ず「旅人の湯」と名付けられた大浴場が設置されている。
これがルートインと東横INNとの決定的な違いであり、大浴場が設置されている東横INNは私が知る限り存在しない。
旅行で疲れた体を癒すなら、部屋にあるこじんまりとしたユニットバスよりも大浴場の方が向いている。

そして、ルートインの大浴場は単なるお湯ではなく温泉なのだ。
その大半は温泉成分をお湯に入れて溶かしているラジウム人工温泉ではあるが、ただのお湯よりも効能のある温泉に浸かることが出来たほうが嬉しいというもの。

また、稀に人工温泉ではなく天然温泉を使用しているホテルもあり(例:ルートイン松山-勝山通り-)、現地へ行ってから知って感激することもある。

そういうわけで私がルートインを利用する際は部屋の風呂は基本的に利用せず、もっぱら大浴場を利用している。
私自身が温泉や大浴場が好きなこともあり、この大浴場の存在はルートインを選ぶ理由の中でもウェイトが高いのだ

ルートイン長岡インターの客室

④駐車場に困らないこと

ルートインは車利用者をメインターゲットにしているため、駐車場を用意していないホテルはない。
そのため、ホテルに駐車場がない可能性を考慮する必要がないのだ。
(ただし、満車で駐車出来ない可能性はある)
また、郊外型の店舗の大半は無料の平面駐車場となっており、駐車や入出庫がしやすいこともメリットと言える。

対する東横INNも大半のホテルで専用駐車場もしくは提携駐車場が用意されているが、場所によってはそうした駐車場すらないホテルもある(例:東横INN溜池山王駅官邸南)。
こうしたホテルでは近隣のコインパーキングを利用するより他なく、またそのような立地はほぼ間違いなく都心部なので駐車料金も高額になる。

また、東横INNの駐車場は全て有料だ
これは駅近で駐車スペースが限られており、機械式駐車場も多いためでもあるだろう。
地方でも駅近では無料にはならず、最低でも500円はかかる(例:東横INN会津若松駅前)。

ホテルルートインGrand海南駅前の客室

それじゃあ「東横INNの利点」はなんだってばよ?

私がルートインを選ぶのは、ルートインが車利用者にとって利用しやすいことが主な理由だった。

しかし、ルートインにはないが東横INNにはある利点も多く存在する。
中でも最大のメリットは10泊すると1泊無料で利用できることだろう。

そもそも東横INNはビジネスホテルなので出張が多いビジネスマンをターゲットにしているわけだが、これは旅行好きにとっても大変ありがたい制度だ。

条件は東横INNカード会員であることと、無料となる1泊はシングルに限られることだ。
翻せばそれ以外に条件はなく、利用できるホテルに指定はない。
つまり、この1泊無料となる特典を使うべきタイミングは、都心部にある比較的高額な料金設定がされている店舗なのだ。

かく言う私も今年8月の平日に東横INN溜池山王駅官邸南で宿泊したが、宿泊料金は10260円だった。
東京都心部にしては安く抑えられているとはいえ、平日夜の新横浜の東横INNにおける宿泊料金が7220円だったことを思うと、実に3000円もの差がある。
一泊無料の権利を使うならここしかない。
結果、私はホテル代が高騰する都心部でビタ一文払うことなく宿泊することが出来た。

◯WiFiのセキュリティ

また、料金面以外でも利点はある。
無料Wi-Fiだ。
東横INNのWi-Fiは部屋ごとにSSIDが設定されており、パスワードも部屋のモニターに個別に表示されているのだ。

通常、ホテルのWi-Fiは館内共通のSSIDとパスワードになっており、館内利用者で共有している。
これはルートインも同様だ。
あまりこうしたネットワークのセキュリティに詳しくないが、赤の他人とパスワードを共有しているのにセキュリティが高いということはないだろう。
もっとも、そこら辺にある公衆Wi-Fiよりはマシだろうが、それでも部屋ごとに設定されている方が安心感は高い。

◯キャンセル規定

ルートインのキャンセル規定では3日前からキャンセル料金が発生することになっているが、東横INNのキャンセル規定ではキャンセル料金が発生するのは宿泊当日の正午以降となっている。
突発的な体調不良や急用により宿泊を取りやめなければならないときに、東横INNなら当日午前中までなら猶予があるのだ。
ちなみに東横INNのキャンセル規定は令和7年4月1日に改定されており、それまでは当日午後4時まではキャンセル料金が発生しなかった


まとめ

あらためてルートインと東横INNのそれぞれの利点をまとめよう。

【ルートイン】

  • 駅近だけではなく郊外やロードサイドにも多く展開しており、車利用者にとって選択肢が豊富

  • 駐車場に困らない

  • 大浴場(温泉)がある

【東横INN】

  • 10泊するとシングル1泊無料となるサービスがある

  • 無料WiFiのセキュリティも高め


さいごに

どちらのホテルにも一長一短あるが、結局のところ自分が行きたい場所の近くに立地しているかどうかで大半は決まる。
駅から離れた場所に行くならルートイン一択、駅近なら価格や大浴場の有無で比較検討することになるだろう。

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