ゆのくに天祥で宿泊!ショッピングセンターマニアと行く「蓮ノ空」聖地巡礼と加賀観光!【こまつの杜編】
いつか「ゆのくに天祥」で泊まりたい。
これを読んでいる蓮ノ空のこと好き好きクラブのみなさんなら、この気持ちが分かるだろう。
もう泊まったという人も少なくないと思う。
え?
好き好きクラブのみなさんではない?
今から好き好きクラブのみなさんの一員になりましょう。
いつなるの?今でしょ!(古)
そろそろ真面目に本文を書いていこう。
今回の旅はラブライブシリーズの一つである蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブの聖地巡礼と、聖地付近にある聖地とは関係ない場所の観光だ。
というよりも、聖地として訪れたのは宿泊先である「ゆのくに天祥」のみで、他は全て関係ない場所だった。
具体的な行先は主に加賀市と小松市だ。
観光地としては定番である寺社仏閣やミリタリーや道の駅から、田舎に残るレトロでマニアックな道路橋、そして商業施設まで幅広く訪れている。
そう、これは不定期で行っているショッピングセンターマニア兼ラブライバーの友人との旅でもあるのだ。
そういうわけで、この時点で好き好きクラブでなくとも楽しめる内容になっているので、冒頭部分で諦めずに読んで欲しい。
むしろ、内容の大半は蓮ノ空に無関係な観光だ。
5月18日(初日)
石川県へ行く際はいつも富山経由で行っているが、今回は富山を経由せず福井を経由して行くことにした。
今回の目的地である加賀市は石川県でも西端に位置しており、富山経由だと大回りになる上に高速料金も高くなるためだ。
福井経由だと近い上、全線無料の中部縦貫自動車道を利用することが出来るので割安になるのだ。
一宮から東海北陸道で白鳥まで行き、そこから油坂峠道路(中部縦貫道の一部)で道の駅九頭竜までやってきた。
時刻は午前8時、順調なペースだ。

道の駅九頭竜があるのは福井県大野市だが、大野市と隣接する同県勝山市は恐竜博物館で有名な恐竜の街だ。
そのため福井県は県をあげて恐竜を観光の目玉にしている。
ちなみにこの道の駅九頭竜にある恐竜のオブジェは定期的に動くので、たまにそれを見た子供が泣いている姿を目にすることがある。

蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブには福井県出身の徒町小鈴というキャラクターがいる。
この風景にはピッタリなのだが、あいにくこの時は二人とも徒町のアクスタを持っていなかったことが悔やまれる。
次に福井へ行った時は徒町を連れて行こう。
思わぬジビエとの遭遇

午前9時過ぎには北陸自動車道の尼御前サービスエリアまで到着していた。
ここの所在地は石川県加賀市なので、既に目的地の市には到着していることになる。
一宮市を出発してから二時間半もかかっていないのではないだろうか。
もはや近所と呼んでもいいレベルだろう。

小腹が空いたので、サービスエリアによくある出店で軽く何かをつまむことにした。
大抵は牛串とかフランクフルトが売られているのだが、この出店は一味違った。
なんとワニや蝦夷鹿の串焼きが売られていたのだ。

高速道路のサービスエリアでジビエの串焼きが売られていることは珍しい。
とはいえ、鹿や猪程度なら道の駅で売っていたりするので食べる機会はある。
ちょっと珍しいところだと熊肉が食べられる店もあり、場所が限られるとはいえジビエ料理自体は探せば意外と食べられるのだ。
しかし、ワニや蝦夷鹿は別だ。
田舎へ出向いてはジビエを口にしている私だが、さすがに蝦夷鹿は見たことがなかった。
そもそもジビエというのは一般に広く流通するようなものでもなく、そこらの野山で狩られた動物が大半だ。
北海道にしか生息しない蝦夷鹿の肉など売っていなくて当然なのだが。

さて、そんな珍しい串焼きがあるなら食べない手はないと思い、私は蝦夷鹿の串焼きを食べてみることにした。
味の方だが、率直に言って今までも食べたことのある鹿肉と同じような味だった。
肉は少し硬めでジビエ特有のクセがやや感じられる、いつもの鹿肉という印象だった。
調べてみると肉質に違いはあるらしいが、それを感じ取れるほど鹿肉をたくさん食べているわけでもないので、違いが分からなかったのは私の味覚の問題なのかもしれない。
食レポは参考程度で、お手柔らかに。
肉は硬めだけどね。
ちなみにワニの肉だが、実は1箇所だけ売っている場所を知っている。
愛知県犬山市にあるリトルワールドだ。
世界各国の民族衣装や建造物、そして食文化を体験できる体験型博物館であるリトルワールドでは、各国の珍しいグルメも堪能できる。
その中にはダチョウやワニの肉など、我が国の市場では殆ど流通していない貴重なものもあるので、興味がある人は是非訪れてみてほしい。

こまつの杜

尼御前サービスエリアを出てわずか10分程度で小松ICへ到着した。
小松市を訪れたのは、本日最初の目的地であるこまつの杜へ行くためだ。


こまつの杜というのは、小松市に本社を構える我が国でも有数の重機メーカーである小松製作所の広報施設だ。
同社はブルドーザーやパワーショベルなどの重機を主力製品としており、歴代の製品や小松製作所の歴史などを紹介しているが、この施設の一番の目玉はオフロードダンプトラックだろう。
家くらいの高さもある超大型ダンプの現物を展示しており、老若男女問わず人気があるのだ。

余談だが、小松製作所は少し前までは陸上自衛隊の防衛装備品(要するに兵器)も製造していた防衛産業でもあった。
同社が生産した軍用車両としては軽装甲機動車(通称LAV)や96式装輪装甲車などが有名だ。

歴代製品の展示
入口近くに展示されていた小型ブルドーザーは、一見すると何の変哲も無いブルドーザーにしか見えない。
しかし、なんとこのブルドーザーはICT搭載のハイテクマシンであり、衛星情報を利用して整地が出来るのだという。


こちらは現存する最古のコマツ製ホイールローダーで、昭和40年に製造された車両だ。


先程のホイールローダーを含めた車両は屋根付きで屋外展示されていた。
これらの重機は石川県からいしかわモノづくり産業遺産として指定されているそうだ。
中には戦前の重機もあり、長い歴史を感じさせてくれる。





ダンプトラック930E(電動オフロードダンプトラック)

こまつの杜で一番の見所であるオフロードダンプトラックだ。
ダムの建設現場や鉱山などで使用される前提の車両なので、全高7m、全長15m、重量は200トンもあるという車体はまさに規格外。
この巨体でありながら最高時速65kmで走行できると言うから驚きだ。
間近で動いていたら恐ろしさを感じてしまうと思う。

そして何より意外だったのは、このオフロードダンプが電気自動車ということだ。
ただし、我々が思うような電気自動車とは異なり、充電ケーブルを差し込んでバッテリーに蓄電させて動くような構造ではない。
実は車体に発電機(エンジン)を内蔵しており、発電機を回して発電した電気を利用して駆動するという内燃機関に頼った電気自動車なのだ。

言うまでもないが道路運送車両法による基準を満たすわけがないので、公道走行は不可能だ。
したがってあらかじめ解体された状態で現場まで持ち込まれ、その場で組立されることになる。




これほどの車両ともなるとタイヤのサイズも尋常ではなく、製造できるメーカーも限られてくるのだという。
そんな超大型タイヤを製造できるメーカーの一つが我が国の老舗タイヤメーカーのブリヂストンだ。
私もブリヂストンのスポーツタイヤ(POTENZA)には何度もお世話になっている。



北陸新幹線も通っている小松駅に隣接しており、目玉のオフロードダンプトラックは駅舎からもよく見える位置に展示されている。
鉄道でのアクセスも抜群だ。


超大型油圧ショベルPC4000
先程のオフロードダンプ930Eの積載量は約300トンだが、それだけのものを積載するためには並のショベルカーでは到底追いつかない。
そもそもショベルがオフロードダンプの荷台に届きすらしないだろう。
そういうわけで、当然ながらオフロードダンプに対応した超大型ショベルカーも存在するのだ。


こちらはオフロードダンプとは異なり電気自動車ではない。





わくわくコマツ歴史館(コマツ旧本社)
コマツの旧本社の建屋を再現したもので、現在はわくわくコマツ歴史館という名の資料館として利用されている。
瓦葺きの建物が美しい。



屋内には多くの資料があったが、やはりこういうものは実機が一番印象に残るもの。
一階の中央に展示されていたこのブルドーザーこそ、国産初の量産型ガソリントラクターG25だ。
当時はアメリカ製のトラクターが主流だったところ、日本政府の要請を受けて開発されたもので、これを元に国産トラクターの開発が進んでいったのだという。

車体そのものは当時のものだが、レストアしてかなり綺麗にしているようだ。

画像が不鮮明で見にくいが、製造年月は昭和13年8月だろうか。
戦前は右書きが主流だったが、英字を使う際は現代と同じく左書きだったのだということが分かる。



次回予告
思いの外こまつの杜についての記事が濃厚になったので、初日の午後からのことは次の記事で書こうと思う。
次の記事では小松市の商業施設と寺院、そして滝ヶ原アーチ石橋群と呼ばれるレトロな道路橋について書いていきたい。
ボリュームに応じて分割するつもりだ。
