🎹【小6予選編第2話】スペックが鬼!ピアノ界の「神セブン」降臨。画面越しに始まる、小6の挑戦
遥か遠方の新先生と始まった「動画添削レッスン」。物理的な距離はあれど、その指導は娘のピアノ人生に、まさに「ビビビッ!」と稲妻を走らせるものでした。
なにせ、先生のスペックが鬼すぎたのです。
日本の頭脳と名高い名門国立大学を卒業後、日本最難関の音大大学院へと進まれた、知性と感性のハイブリッドな経歴を持つお方。ご自身も国内外のコンクールで数々の入賞歴を誇る、まさに第一線で活躍する若き実力派ピアニストです。
卓越した技術に裏打ちされた指導力は凄まじく、門下からはコンクール入賞者が続出。画面越しでも伝わるその佇まいは、清廉で上品な貴公子のよう

私:「娘よ、あの先生はきっと、ピアノ界の『神7(セブン)』よ……!」
娘:「お母さん、それAKBだから」
そんな「ピアノ界の神セブン」からの最初の指令は、「まずは、君の練習を見せてくれ」。
ドキドキしながら、通し演奏と日頃の練習風景を撮った動画を送りました。

そして、届いた先生からの動画フィードバック。その内容は、私たちの心をグサリと突き刺すものでした。
「このままでは、予選通過は運次第です。練習が『作業』になってしまっている」
耳が痛い。でも、的確すぎる。
先生は続けました。
「十分指は動いています。だから機械的な反復練習はもうやめてください。大事なのは、音を『聴く』こと。多彩なタッチと身体の使い方を覚え、時代ごとのスタイルで曲を仕上げていきましょう」
そこからが、先生の真骨頂でした。
「少し厳しいことを言うかもしれませんが、ついてきてくれたら、当日周りがどんなに素晴らしい演奏をしてきても、必ず娘さんを予選通過ラインへ持っていきます」

細かな音楽理論は後回し。「まずは私の言う通りに、指の形を作り、腕の使い方を真似し、そこから出てくる音を耳で聞いて覚えてください」と。
娘は今まで、自分なりに曲の表現を考えて頑張ってはきました。しかし、「どうすればその表現が音になるのか」という具体的な「弾き方」については、深く教わった経験がありませんでした。
対して、先生が真っ先にメスを入れたのは、まさにその部分。
これは、何かの突破口になるかもしれない。
オンラインの画面越しに、私たちはピアノの新しい扉が開く音を聞いた気がしました。
いよいよ始まる、小6 2回目のピティナコンペC 級挑戦。
予選課題曲は、バッハ『インベンション13番』、そして湯山昭先生の『チョコバー』。
「神セブン先生」との二人三脚ならぬ「画面越しの神セブン先生と家族の四人五脚」で、いざ、3回目の挑戦始動です!

