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疣猪/丸叶背刺


圧倒的な肉厚の丸葉と、葉裏に浮かび上がる強烈なブツブツとした突起。その名の通り、野性味あふれる厳ついフォルムで多くの愛好家を魅了する「疣猪」。ブツブツ系アガベの中でもトップクラスの人気を誇る注目株です。

* **名称 / 別名:** 疣猪(イボイノシシ) / 丸叶背刺(がんようはいし)

* **作出者:** 龍球会(中国のナーセリー)
* **出自・歴史:**

  中国を代表するトップナーセリーである**龍球会**が発祥とされる品種です。
  元々は中国語でその見た目のまま「丸叶背刺(丸葉で裏棘がある)」と呼ばれていましたが、英語名の「Warthog」から日本でも「疣猪」として広く定着しました。
  かつては特選株が数十万円で取引されるほどの高価なレア株でしたが、近年はTC(組織培養)株の普及や2024年頃からの価格改定の波もあり、現在では愛好家の間でも比較的手に入れやすい価格帯で流通するようになっています。

* **特徴:**

  最大の特徴は、葉の裏側や側面に現れる**立体的で強烈なブツブツ(スタッズ・裏棘)**です。
  はち切れそうなほど肉厚でムチムチとした**短い丸葉(短葉)**を展開し、低重心でずんぐりむっくりとした力強い草姿に育ちます。

  また、トップスパインから続く**禾(トップバンド)が非常に分厚く**、厳ついノコギリの歯(鋸歯)がうねるように発達するのも魅力です。

成長とともにスタッズの数や表情が変化し、育成過程を存分に楽しめる性質を持っています。

## ■ Deep Note:界隈の噂・考察(Rumors & Lore)

> **確実な株を手に入れるための最適解**
> 近年、アガベ市場全体で価格が落ち着いてきており、疣猪も以前に比べて格段に購入しやすくなりました。フリマアプリ等で安価なTC株なども多く流通していますが、疣猪特有の「極太のバンド」や「強烈なスタッズ」といったポテンシャルを確実に楽しみたい場合は、安易に素性不明な安価な株に飛びつかないことが大切です。
> 信頼できる育成者や実績のある専門ショップから、**親株の顔(特徴)がはっきり確認できるOC(オリジナルクローン)の子株**を入手することが、理想の姿へ育てるための最も確実な近道と言えるでしょう。

いかがでしたでしょうか。疣猪は、コンパクトにまとまりながらも圧倒的な迫力と個性を放つ、非常に育てがいのある素晴らしい品種です。
毎日の観察のなかで、新しい葉に強烈なスタッズが現れたときの喜びは格別です。
この記事が、少しでも皆様のアガベライフのお役に立てれば幸いです!
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