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キングアーサー / 亞瑟王(King Arthur)、Dennis 040、ランスロット(Lancelot)

アメリカの名園をルーツに持ち、台湾の有名ナーセリー「毒刺」によって名付けられた『キングアーサー(亞瑟王)』。うねるような分厚い白鋸歯が圧倒的な存在感を放つ、アガベ愛好家垂涎の傑作です。


名称 / 別名:キングアーサー / 亞瑟王(King Arthur)、Dennis 040、ランスロット(Lancelot)

作出者
毒刺(命名)、Dennis(040としてナンバリング) / ルーツはハンティントンガーデン

出自・歴史

ルーツはアメリカ・カリフォルニア州のハンティントンガーデン(Huntington Botanical Gardens)にあると言われています。
そこからノーネームとして台湾へ輸入された株に対し、ナーセリー「毒刺」が『キングアーサー(亞瑟王)』と命名し、日本の某販売者さんを窓口として高級株として広まりました。

同じくハンティントンから株を輸入した「Dennis」は、その株に『040』という管理番号を割り振りました。
後に「キングアーサー」と「Dennis 040」、そして「ランスロット」という名称の株も同クローンであるという認識が広まったという歴史を持ちます。

特徴: 葉の縁を覆うようにうねる、非常に分厚く白い鋸歯が最大の特徴です。成長とともに鋸歯の厳つさと密度が増し、深くうねるようなトップスピンから続くバンドの迫力は、まさに「王」の名にふさわしい荒々しさと気高さを兼ね備えています。


Deep Note:界隈の噂・考察(Rumors & Lore)

興味深いエピソードとして、「Dennis 040」と「キングアーサー」が同クローンであると認知された際、当時はDennis由来の株の方が安価だったため、そこから爆発的に普及したという背景があります。
「ランスロット」として出回っている株も同種とされており、円卓の騎士にまつわる名前が複数つけられている点もこの株の面白いところです。

また、日本国内にも古くからノーネームとして同じルーツの株が入ってきており、フリマアプリでわずか2000円で売られていた子株が、成長するにつれて見事なキングアーサーの姿へと大化けした事例もあったとかなかったとか…。親株は間延びしており似ても似つかない姿との
お話も…。

確実な株を手に入れるための最適解
アガベ市場全体で価格が以前より落ち着いてきている現在、安易に素性不明な安価な株に飛びつくのは避けた方が無難です。信頼できる育成者やショップから、親株の顔がはっきり確認できるOC(オリジナルクローン)の子株を入手することが、理想の姿へと育てるための最も確実な近道となります。特にキングアーサーのようにポテンシャルの高い品種は、血統の確かな株を選ぶことでその真価を存分に楽しむことができます。

今回は、アメリカから台湾、そして日本へと渡るドラマチックな背景と、圧倒的な草姿を持つ「キングアーサー(亞瑟王)」について紐解いてみました。ルーツや複数の呼び名を持つ歴史を知ることで、お手元の株への愛着がさらに深まるのではないでしょうか。今後の育成や株選びの参考になれば嬉しいです。





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