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アガベ チタノタ 螃蟹(Crab)

力強く厳ついハサミのような鋸歯を持つチタノタ「螃蟹(カニ)」。
王道品種とは一線を画す独特の低重心フォルムでアガベコレクターを魅了し続ける異彩の銘品です。


名称 : 螃蟹(カニ) / Crab

作出者: 不明

出自・歴史: アメリカ(US)から輸入された優れた選抜個体が、台湾のナーセリーやコレクターの元へ渡り、その独特な形状から「螃蟹(カニ)」と名付けられて広く展開されるようになった園芸品種です。

アガベの裏事情と都市伝説

螃蟹はその唯一無二の無骨なフォルムが魅力ですが、「カニ」という名前の響きからか、他の派手なネームド株に比べて少し軽視されがちな側面があります。

本種は幼苗のうちは特徴が出にくく、大きくなってから全く異なる姿に育ってしまうリスクを孕んでいます。カニのハサミのような強烈な鋸歯とあの圧倒的な表現を確実に手に入れたいのであれば、安価だからと出所不明の株に飛びつくのは禁物です。

近年は市場での流通量も増え、現在ではオリジナルクローン(OC)であってもかなりお手頃な価格で入手できる素晴らしいタイミングを迎えています。だからこそ、安易に安い謎株を買うのではなく、親株の顔(表現)がしっかりと確認できるOC株を、信頼できる育成者やショップからコレクションに迎えることが、理想の螃蟹を育てるための最も確実な近道と言えます。


今回は独特のディテールを持つ「螃蟹」についてご紹介しました。他のネームド株とは明らかに違うベクトルで進化を遂げた姿は、棚に並べたときにも圧倒的な存在感を放ってくれます。この記事が、少しでも皆様のアガベライフのお役に立てれば幸いです。今後の育成の参考にしてみてくださいね。

おわりに

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