#98 誰でも読めるMTG英語 動詞の last は終わらない
Ally
今回のカードはこちら

『Avatar: The Last Airbender』収録のカードです
サブタイプの「Human」が「人間」、「Rebel」が#66でやった「レベル」ですね
もうひとつ「Ally(アライ)」は日本語カードで「同盟者」です
「味方」とか「仲間」とかを指す英単語なのでそのまんまですね
このカードは今まで扱ってないキーワード能力が2つあるので、それらを順番に訳していきましょう
firebending と 動詞のlast
では、まずは上のキーワード能力
Firebending 1 (Whenever this creature attacks, add (R). This mana lasts until end of combat.)
いつも通り注釈文から訳します
「Whenever」は誘発型能力の「たび」
それに「this creature attacks」と続いているので、誘発条件は「このクリーチャーが攻撃するたび」
そして「add (R)」なので、「(赤)を加える」
次の文は動詞の「lasts」は一旦後回しにして他の部分とMTGのルールから推測して考えてみます
「This mana」が主語で「このマナ」
「until end of combat」は「戦闘終了時まで」
「このマナ」が「戦闘終了時まで」なんなのか
「このマナ」はさっき訳した通り「攻撃時」、つまり攻撃クリーチャー指定ステップに生まれている
生まれたマナはそのステップ及びフェイズの終了時に無くなるので、「このマナ」は本来ブロッククリーチャー指定前に無くなる筈だが、「戦闘終了時まで」と書いてあるので、この動詞「last」の意味は「残る」であると推測できますね
カタカナでもよく使う形容詞の「last」は「最後の」なので終わりのイメージが強いですが、動詞になると「続く」と逆のイメージの意味になるのが面白いですね
まとめると
「このクリーチャーが攻撃するたび、(赤)を加える。このマナは戦闘終了時まで残る」
となるキーワード能力「Firebending 1 」は「火の技1」です
数字の部分に対応するのは赤マナの数ですね
exhaust と Lesson
では、下のキーワード能力も訳していきます
Exhaust — (3): Put a +1/+1 counter on Jeong Jeong. When you next cast a Lesson spell this turn, copy it and you may choose new targets for the copy.
(Activate each exhaust ability only once.)
今回は注釈文は後回し
「:」があるので起動型能力でコストは「(3)」
「Put a +1/+1 counter on Jeong Jeong」なので「これの上に+1/+1カウンターを1つ置く」
「When」は誘発型能力の「とき」なので、この起動型能力は遅延誘発型能力も生成するようです
「you next cast」は「次にあなたが唱える」
「a Lesson spell」は「Lesson の呪文1つ」
「this turn」は「このターン」
「Lesson(レッスン)」は大文字で始まっているので#15でもやった通りサブタイプで、日本語カードだと「講義」です
「copy it」は「それをコピーする」
助動詞「may」は「してもよい」なので
「you may choose」で「あなたは選んでもよい」
「new targets for the copy」で「そのコピーの新しい対象」
まとめると、この起動型能力は
「(3):これの上に+1/+1カウンターを1つ置く。このターン次にあなたが講義呪文を唱えたとき、それをコピーしてあなたはそのコピーの新しい対象を選んでもよい」
となります
では、残った注釈文を訳します
「activate」は#9でやった「起動する」
「each」は「各」、「once」は#21でやった「1回」
なので、まとめると
「各 exhaust 能力は1回だけ起動出来る」
となります。これが特徴ですね
そんなキーワード能力「exhaust(エグゾースト)」は「消尽」です
英単語としては動詞だと「使い尽くす」、名詞だと「排気」
このキーワード能力は初出が『霊気走破』なので、ダブルミーニングっぽいですね
おまけのhomework
今回のおまけ問題はこちら

同セット収録のサブタイプ「講義」のカードです
「講義」は左上に、巻き紙に羽根ペンで書いてるマークがあるのでわかりやすいですね
では、このカードを出来る範囲で訳してみてください
参考になりそうな回はこの辺り
訳し終えたら各自wiki等で答え合わせをしてください
それでは、また次回
