知らないまま損をする人を減らしたい。私がこのスタイルで不動産をやる理由
自己紹介 / エルシーズ株式会社 代表取締役 渡邉圭太
東京都狛江市出身 3人の男の子育てに奮闘中
不動産のブラックボックスを、透明にしたい
はじめに
エルシーズ株式会社の渡邉圭太です。
不動産の売買と、分譲マンション専門の賃貸管理をしています。
「なぜ分譲マンションに特化しているのか」
「なぜ管理料が無料なのか」
「なぜこのスタイルで発信しているのか」
全部、つながっている話です。順番に書かせてください。
① 出発点はリゾートトラスト
最初のキャリアは、リゾートトラストでした。
会員権の営業です。
エクシブやベイコート倶楽部、ハイメディック倶楽部など
華やかな世界で、経営者の方々と多く接する仕事でした。
仕事観も人生観も、本当にたくさんのことを学ばせてもらいました。
そこで強くなった思いがあります。
「自分も、経営者側に行きたい」
リゾートという非日常を売る仕事をしながら、ふと思ったんです。
起業するなら逆に、人の生活に欠かせないものに関わりたい、と。
衣食住、教育、老後。
その中で選んだのが「住」でした。
直接のきっかけは、自分自身のことです。
リゾートトラスト時代に購入した自分のマンションを、諸事情で賃貸に出す必要が出てきた時に、そこで初めて「オーナー側」として不動産業界に触れることになりました。
② 不動産業界で感じたこと
正直に言います。
「黒い世界だ」と思いました。
リゾートトラストで学んだことがあります。
お客様のために当たり前のことを、当たり前に行う、ということです。
丁寧に説明する。経緯を正直に話す。不明点は放置しない。
For meではなくFor Youで。
それを不動産の現場でやると、お客様にとても驚かれました。
「そんなことまでやってくれるんですか?」
この言葉の意味が、最初はよくわからなかった。
でも次第に気づきました。
この業界では、それが「当たり前」ではなかったんです。
一生懸命やってもどうしようもできない囲い込みの問題にもあたりました。
売却や賃貸の依頼を受けた元付といわれる会社が、他社からの問い合わせをブロックして自社だけで成約しようとする。
これが囲い込みです。
オーナーは広く動いてもらっていると思っている。でも実態は違う。
こういうことが、構造として普通に存在している。
一言でいうなら、ブラックボックスだらけの業界でした。
だから黒い世界なんです。
何がどう動いているのか、オーナーには見えない。
見えないまま、知らないまま、損をしている人がいる。
私自身が黒く染まらないように必死に働きました。
③ お客様の一言が、会社を作らせた
転機になった言葉があります。
あるオーナーのお客様からの一言でした。
「分譲マンションなんだから、建物の管理会社もいるし管理費も払ってるのに、なんで賃貸管理料までとるの?」
言われてみれば、たしかにそうです。
分譲マンションには、もともと建物を管理する管理組合があります。
共用部の清掃、設備の点検、修繕の積立。
オーナーはすでにそのコストを負担している。
一方で賃貸管理会社がやっていることは何か。
送金の手続き、滞納への対応、入居者トラブル、修繕の手配。
もちろん手間はかかる。一生懸命考えました。
でも、答えはシンプルでした。
「初めから分譲マンションに特化すればいい。」
分譲マンションだけに絞れば、建物の構造も管理組合との関係も、ある程度パターンが決まってくる。
効率を上げれば、管理料をいただかなくても成り立つ仕組みができる。
当時働いていた会社の社長にこの考えを話しました。
「既存のお客様もいるし……」という反応でした。
気持ちはわかります。でも自分には確信がありました。
「であれば、独立します」
そうして会社を立ち上げました。
④「正直に、真っ当に」の意味
業界全体を変えようとは思っていません。
自分一人で太刀打ちできる話ではない、と思っています。
でも、こう思うようになりました。
自分と接点を持った人だけは、少しでもこのブラックボックスから守りたい。
お客様だけじゃない。うちで働いてくれているスタッフも含めて。
それが「正直に、真っ当に」という言葉になりました。
きれいなスローガンとして掲げたわけじゃない。
業界で感じてきた違和感への、自分なりの返答です。
⑤ もうひとつの目標
実は、独立する前にこう考えました。
「独立するなら、何のためにやるのか。」
そのときに出てきた目標があります。
ラグビーチームを持つこと、です。
高校からラグビーをはじめ、大学でも続けました。
社会人になって遠ざかり、OB戦でアキレス腱を切るという典型的な怪我もしました。
テレビで見るだけになっていた時期が続きました。
転機は2015年でした。
日本代表が南アフリカに勝った、あの試合です。
あの瞬間、「自分ももっと挑戦したい」という気持ちが強くなりました。
ラグビーチームを持つには、当然お金がかかる。
だから会社を大きくしなければいけない。
その動機は、今も変わっていません。
⑥ このnoteで発信すること
分譲マンションを所有しているオーナーの方に向けて書きます。
特に「初めての賃貸でよくわからない」という方に、特に読んでほしい。
ブラックボックスになっている部分を、できるだけ言葉にしていきます。
管理会社の選び方・見極め方募集設計の考え方業界の裏側知らないと損すること売買のリアル現場で起きていること
難しい用語は使いません。
きれいごとも並べません。
現場にいる人間として、使える情報を書いていきます。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
「正直に、真っ当に」は、自分にとっての指針であり、オーナーの方への約束でもあります。
少しでも参考になることがあれば、フォローしていただけると嬉しいです。
― 渡邉圭太(エルシーズ株式会社 代表取締役)
