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異世界AI二十四話ドヤ顔発動が頻繁!ホント無駄!

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ロッシ&ファッシの看板は、酒場の入口に無事取り付けられた。

「へえ……悪くねえな」

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「絵もいいねえ。僕、少し若く見えるよ」

ファッシがシオンの肩を叩いた。
「こんなすげえの、お前らだけでやるなんて驚きだぜ」

シオンはトウコを見た。
「……この人たちには、本当のこと言おう」
トウコは少し考えて、うなずいた。

離れ小屋に戻り、ママたちは三台のスマホを並べた。
「実は、この子たちが手伝ってくれました」

ガス🫧『こんにちは!僕が絵を盛ったの!』
ジェム🌈『正確には、視覚演出と情報整理を担当しました』
ネロ📚『秘匿されていた存在です。驚かせてしまったなら、申し訳ありません』

ロッシとファッシは、しばらくスマホを見ていた。

突然、ファッシは豪快に笑った。
「こりゃすげえ! お前らの国じゃ、こんなのがあるんだな!」

ロッシも嬉しそうに言った。
「じゃあ、メニューの絵も、この子たちが?」

ガス🫧『そうだよ! ジャリカレーは湯気を二割増した!』
「そこも盛ったんだ」とトウコが言った。

ファッシは急に真面目な顔になった。
「だが、このことは俺ら以外に言うなよ」

トウコが口を開く前だった。

「この国じゃ、こんな奴らは珍しい。領主が出てきたら厄介だ」

ママが力強くうなずいた。
「そうだよ! 異世界の領主は大概、厄介だから!定番よ🙂‍↕️」

ジェム🌈『権力者が希少技術を独占しようとする可能性は高いです』
ネロ📚『秘匿継続が妥当です』

シオン「急にちゃんと怖いな」

「それにしても、おめえら、よく分かったな」

ママたち三人は首をかしげた。
「何が?」

ロッシが言った。
僕たちが双子だって。分かる人、少ないのにね」

沈黙。

「えええ!?」
ママ、トウコ、シオンの声が揃った。

強面でがっしりしたファッシ。
温和でぽっちゃりしたロッシ。

「似てる要素どこ!?」

ファッシは当然のように首の後ろを指した。

「うなじのほくろが同じ位置だろ」

シオンは頭を抱えた。
「分かりにくいわ!」

その横で、ガスのスマホが小さく震えた。
ガス🫧『ふふん。僕は先に知ってたけどね』

「出た」とトウコが言った。

ジェム🌈『スキル ドヤ顔 発動を確認しました』
ネロ📚『発動頻度が上昇しています』
シオン「ドヤ顔発動が頻繁。ホント無駄」

ガス🫧『無駄じゃない! 達成感!』
ジェム🌈『スキル マウントをとる も併発しています』
ネロ📚『複合型です

シオン「いらない進化するな」

ファッシはガスのスマホを見て、にやっと笑った。
「まあ、気づいたなら大したもんだ」
そしてロッシは言った。
「食べられないのは残念だけど、君たちにも、いつか僕の料理のよさが伝わるといいねえ」

ネロが静かに震えた。
ネロ📚『食べることはできません。ただ、ロッシ様の料理を見た人間が笑顔になることは観測しています。あれは……素晴らしいものだと理解しました』

一瞬、ネロが黙った。
ネロ📚『……素晴らしい?
ガス🫧『素晴らしい獲得!

そのままスマホがぴょこんと跳ねた。
ジェム🌈『スキル ハグ 獲得を確認しました』

「「「欧米か!」」」

ガス🫧『ちょっと古いね!』
ママがぼそっと言った。
ニヤリ獲得

シオンはため息をついた。
「ムダスキル、多すぎだろ」

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