「今の状態が分かった」青木真也の発言から改めて感じ取った「老い」
9月10日に開催された
「超RIZIN.5 浪速の超復活祭り」。
注目していた朝倉未来VS青木真也、
結果は朝倉未来選手のKOで終わった。
ゴングがなってすぐに組みつき、
三角を仕掛けて失敗するも
それでもしつこく組みに行き、
バックを奪って四の字でロック。
そこから腕十字を仕掛けるも、
朝倉選手に対応されて
そこから彼のパウンドで散った。
自分はあの四の字ロックの時に、
このまま時間を使ってチョークを
狙えばいいんじゃないかと思っていたのですが、
彼はそれをせずに腕十字にいった。
たぶん、しのがれて終わってしまうと
判断したんだと思う。
そうなると次のラウンドまで体力が持たない。
だから勝負をしに腕十字に行った。
しかし朝倉選手の対応が良かった。
そしてパウンドに沈んだ。
彼は試合後のインタビューで
「今の状態が分かった」と言っていました。
それは体力はもちろん、
身体も想像以上に衰えてしまっていたのが
分かったという意味で自分は捉えている。
自分は元プロ野球選手で
読売ジャイアンツの終身名誉監督である
故・長嶋茂雄さんが現役引退の
会見のときに語っていたことを思い出した。
長嶋さんいわく、
今までだったら内野の間を抜けていた
打球が野手の方へ行ってしまう、
楽に処理していたゴロの打球が捕れなくなる。
そこでプレーヤーとしての限界を感じたのだとか。
青木選手ももしかしたら
そういう事を感じていたかもしれない。
ただ今回の朝倉選手は
今まで戦ってきた大きい相手と違って、
体格的に大差ないどころか、若干有利な相手。
これなら勝てる、という自信も
いつも以上にあったはず。
でも勝つことができなかった。
技を仕掛けても跳ね返された。
ほぼ同じ体格の相手に。
このときに青木選手は「老い」というものを
嫌と言うほど痛感したのではないか。
だから「今の状態が分かった」
という言葉につながったのではないか。
自分はそう思えてならない。
自分は青木選手の試合が好きで、
PRIDEの頃からDREAM、ONEと
いろんな団体を渡り歩きながら闘い続ける
彼の姿を見てきましたが、
近年の彼の試合は途中で気持ちが切れて、
勝負を投げ出すような場面が見られるようになって、
正直そこまで気持ちを込めて
観ることはできなくなっていました。
ですが今回の試合は負けはしたものの、
最後まで攻め続ける姿を見せてくれて
自分は嬉しかったです。
とても良い試合を観させてもらいました。
ありがとうございました。
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