改正風営法はすでに全面施行 ホストクラブ規制と性風俗店の「スカウトバック禁止」を分けて読む
悪質ホストクラブ問題などを受けた改正風営法について、「これから段階的に施行される」とする説明を見かけることがあります。しかし警察庁は、2025年5月に成立・公布された改正法の全規定が、2025年11月28日までに施行されたと案内しています。
2026年7月21日の記事基準日時点では、すでに全面施行後です。業界ニュースとして扱う際は、ホストクラブなどの接待飲食営業に対する規制と、性風俗店に対するスカウトバック禁止を混同しないことも重要です。
今回の要点
2025年改正法の全規定は2025年11月28日までに施行済み
ホストクラブ等の接待飲食営業には、料金の虚偽説明などの禁止が追加された
威迫による支払要求や、支払目的で性風俗店勤務などを求める行為には罰則を伴う禁止規定がある
性風俗店がスカウト等へ紹介料を支払う、いわゆるスカウトバックが禁止された
無許可営業等への刑罰と法人罰が強化された
まず押さえたい施行状況
対象は「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律の一部を改正する法律」(令和7年法律第45号)です。2025年5月28日に公布され、警察庁の案内では同年11月28日までに全規定が施行されました。
したがって現在の記事では、「今後施行される新ルール」と書くのではなく、「施行済みのルールが現場でどう運用されているか」を確認する段階として扱うのが正確です。e-Gov法令検索でも、令和7年法律第45号による改正について、2025年11月28日施行の履歴を確認できます。
接待飲食営業に追加された遵守事項
警察庁の改正概要は、設備を設けて客の接待をし、遊興または飲食をさせる営業を「接待飲食営業」と説明しています。ホストクラブなどがこの規制の中心ですが、ホストクラブを性風俗関連特殊営業と同じ分類として説明するのは適切ではありません。
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